がろはる_喜

このページではイケメン戦国幸村のプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

ぱいせん_喜

今回の「永遠の炎」幸福ルート第十三話中盤の恋の試練プレミアストーリーになるぞ!!

プレミアストーリー「永遠の炎」

戦の最中、顕如に囚われた主人公ですが、幸村と佐助によってなんとか脱出に成功します

佐助は主人公への想いを胸に秘めたまま、現代へと帰っていくのでした

※主人公の名前を呼ぶ部分は●●●にしています。


真田幸村

……俺が、お前の帰る場所、奪っちまったな

イケメン戦国_主人公

(私が現代に帰らなかったこと、そんなふうに思ってたの…?)

イケメン戦国_主人公

幸村、それは違…

真田幸村

最後まで言わせろ

イケメン戦国_主人公

(あ…)

幸村の指先が私の唇を塞ぐ。
真っすぐな視線に射抜かれて、どくっと鼓動が音を立てた。

真田幸村

お前に酷なことをしたってわかってる。だけど、それでも…
俺はお前の手を、離せなかった

イケメン戦国_主人公

(っ……)

指先を絡め、幸村が私の手を口元へと運んだ。
熱い唇が、手の甲に優しく触れた。

真田幸村

この先、一生お前を離したくねえ
それでも、いいか?

イケメン戦国_主人公

(答えなんてとっくに決まってる…)

顕如討伐を終えたあと、京へと向かう前に幸村と話したことを思い出す。

イケメン戦国_主人公

幸村、私、決めたから

真田幸村

ん?何を

イケメン戦国_主人公

元の時代には帰らない。ここに残るよ

真田幸村

…………

イケメン戦国_主人公

幸村のそばにいる。ずっと、いるから

真田幸村

…………
……そうか

イケメン戦国_主人公

(あの時はゆっくり話す時間がなかったから…)
(今、もう一度ちゃんと伝えよう)

重なる手にそっと力を込めながら、
私は幸村に笑った。

イケメン戦国_主人公

……どうか、末永く、よろしくね

真田幸村

……

イケメン戦国_主人公

幸村といることが私の幸せなの。だから……私の居場所は、幸村の隣なの

真田幸村

●●●…

イケメン戦国_主人公

大好きだよ、幸村。だから……ずっと、一緒にいようね

真田幸村

おー

嬉しそうに、幸村の口元もほころんでいく。

イケメン戦国_主人公

(よかった、ちゃんと、伝わった…)
(安心してくれたみたいで、嬉しいけど…)

イケメン戦国_主人公

……なんで、こんな時まで『おー』なの

真田幸村

あ?他に欲しい言葉でもあんのかよ

イケメン戦国_主人公

あるよ

真田幸村

たとえば

イケメン戦国_主人公

嬉しいとか…。俺も好き、とか

真田幸村

他には

イケメン戦国_主人公

っ…だから、ええっと…愛してる、とか

真田幸村

へー、あとは?

イケメン戦国_主人公

(わざとだ、これ…っ)

イケメン戦国_主人公

結局、私ばっかり言ってるじゃない!

真田幸村

お、気付いたか

イケメン戦国_主人公

気付くに決まってるでしょ…っ

指を解いて、両手で幸村の頬をむにっとつねる。

真田幸村

あんらよ……

イケメン戦国_主人公

…ちゃんと言って欲しい

真田幸村

…………
ふひは

イケメン戦国_主人公

え、何?

幸村が吹き出しながら、私の手を解く。

真田幸村

残念。お前がつねってたせいでちゃんと言えなかった

イケメン戦国_主人公

っ…じゃ、やり直し

真田幸村

いいけど?

にやっと笑って、幸村が身体を起こし…

イケメン戦国_主人公

(あ……)

私の顔の横に両腕をつき、閉じ込めた。

真田幸村

――…好きだ

イケメン戦国_主人公

え…

真田幸村

大好きだ、●●●

イケメン戦国_主人公

(っ……うわぁ……)

いたたまれなくなって、ぎりぎりまで顔を背ける。

真田幸村

んだよ、言わせといて照れんじゃねーよ

イケメン戦国_主人公

だ、だって…

イケメン戦国_主人公

(あんなに真っすぐ言われたら、どきどきするし…)
(幸村はかっこいいし、大好きだし…っ)

真田幸村

ほら、もっとおねだりしてみろよ

イケメン戦国_主人公

無理です…。ごめんなさい、さっきは調子に乗りました…

真田幸村

そんな反省いらねーから、こっち見ろ

顎に手をかけられ、上を向かされて…
熱を宿して光る幸村の瞳が、目の前に迫った。

真田幸村

すげー真っ赤

イケメン戦国_主人公

っ…うるさいよ

真田幸村

かーわい

イケメン戦国_主人公

ばか…

真田幸村

バカじゃねえ。ただの事実

イケメン戦国_主人公

(うー…)

逃げることもできないし、心臓はうるさいし、顔は燃えてるみたいに熱い。
恥ずかしさに耐えかねて、私はきゅっと唇を噛んだ。

真田幸村

こら、噛むな。コレ、もう俺のだから

親指で唇を押され、心臓がとくっと跳ねる。

イケメン戦国_主人公

ん…っ

唇を押し開かれて、幸村の指先が舌先にちょん、と触れた。

イケメン戦国_主人公

(っ…なんか、くすぐったい…)

指先にもてあそばれ、舌先が濡れていく。

イケメン戦国_主人公

ん…、ゃ…

真田幸村

嫌?

イケメン戦国_主人公

っ……

涙目になって、こくりと頷く。

真田幸村

じゃ…

イケメン戦国_主人公

っあ……、ん…っ

唇を塞がれて、蕩けかけた舌先をやんわり食まれた。
口づけが深くなり、身体中に熱が行きわたっていく。

イケメン戦国_主人公

(甘くて、変になる……)

唇をくっつけたまま、幸村の手のひらが身体の輪郭をなぞる。
着物の越しに撫でられた肌が勝手に反応して、疼いた。

イケメン戦国_主人公

ゆきむら…

真田幸村

…ん?

イケメン戦国_主人公

好き…

真田幸村

……ん

ゆっくりと着物を暴かれ、夜気が裸の肌を撫でる。
空気が冷たい分、自分の身体がどれくらい熱くなっているか思い知らされた。

真田幸村

●●●…

ちゅ、と額に口づけしながら、幸村の指先が肌をもてあそぶ。

イケメン戦国_主人公

ん…、ぁっ

ぴん、と戯れに弾かれて、胸元が震えた。

イケメン戦国_主人公

(だめ……っ)

甘い感覚に冒されて息もできず、幸村の首にすがりつく。

イケメン戦国_主人公

も、やだ…

真田幸村

だめ。がまん

イケメン戦国_主人公

(がまん、って……、あ…っ)

少し切なげに笑い、幸村がゆっくりと私の上に身を沈めた。

真田幸村

好き、なんて…これからも何度でも言ってやる。でもな
言葉じゃ全然、足りねえから…
お前の身体に教えとく

ゆっくりと熱が溶け合い、ひとつになる。

イケメン戦国_主人公

(幸村……)

苦しいくらいの愛おしさが胸の奥で燃えている。
この火はきっと、永遠に消えない。
たしかな温もりに包まれて、私は幸村のすべてに溺れた。


がろはる_尊

幸村の「おー」のボイスが欲しいですね♪二人でニャンニャン♡