信玄幸福ルートネタバレ・感想

信玄幸福スチル

がろはる_喜

このページでは『イケメン戦国』信玄幸福ルートのストーリーネタバレ・感想を書いていくよ!!

ぱいせん

1話を前半と後半に分けて、さらにそれぞれにミニコラムを入れて、彼のストーリーを追っかけていくぞ!!

ぱいせん_喜

彼からの手紙の内容やプレミアストーリー・スチル・秘密エンドについてもネタバレしていくのでぜひ参考にしてみてくれ♪

がろはる_全身

選択肢などの情報は以下のネタバレ無しの攻略を参考にしてね!!

信玄幸福ルートネタバレ各話へ移動

  • 11話
  • 12話
  • 13話
  • 秘密エンド
  • 第11話「開戦と裏切り」

    前半

    信玄と佐助の会話《織田軍野営地 翌日開戦前》

    これから出陣する信長・家康・政宗を見送ろうとしている主人公。

    主人公の顔を見て昨晩何か変化があったかと言う信長。
    誤魔化す主人公に、その変化については戦が終わった後にゆっくり聞くという
    信長の言葉を聞いて、主人公の胸がちくりと痛みます。

    また、主人公は自分が戦の役に立っていると知り、
    それは信玄のおかげだと気付きます。
    そして、たとえ許してもらえなくても、全て終わったら織田軍の
    みんなに謝ろうと決め、信長達三人の無事を願い、見送ります。

    《武田・上杉軍 野営地外》

    信玄、謙信、幸村、佐助は野営地の外に出ます。

    幸村が兵の配置を変更するか信玄に確認すると、信玄は懐から地図を取出し、
    一点の支城を指でさし、そこが織田軍の補給の拠点になっていると言いました。
    その支城を落とせばこちらの勝利は目前と言う謙信に対し、佐助が正面突破で落とすのは容易じゃないと言います。
    その会話から、信玄がもぐら攻めを使う気だと気付く幸村。

    謙信が織田軍を引き付けている間に、顕如に反対から攻めてもらい、
    織田軍が二手に気を取られている隙に、信玄と幸村が城に近付く作戦だと説明する信玄。
    それを聞き、勢い込んだ謙信と幸村は早足でその場から立ち去りました。

    残った佐助が、信玄に主人公と上手くいったようでよかったと言います。
    そこから、お互い幸村と謙信にタイムスリップの話はしたのかという話題になり、
    幸村も謙信もそんな話を聞いたら混乱したり荒れたりするだろうから、
    お互いまだ話していないと言うことがわかります。
    戦が終わっても問題は山積みだと信玄と佐助は顔を見合わせて笑い、
    それぞれ幸村と謙信のもとへ向かいました。

    《戦場》

    信玄と幸村のもとに三ツ者から家康の軍勢が攻めてきたと報せが入ります。
    すると、幸村はここは自分が食い止めるから信玄は先を急ぐよう提案します。
    戦が終わったら話すことがあるから死ぬなと幸村に告げ、信玄は隊の半分を引き連れて駆けていきました。

    《織田軍野営地 午後》

    けが人の手当てをしていた主人公のもとに軽い怪我を負った信長が訪れ、
    引き連れていた兵たちの手当てをするよう命じます。

    手当てを終えた主人公は信長に何があったのか尋ねると、信長は、
    支城の近くで信玄軍と戦っている最中、突然尾瀬から織田軍と武田軍の両軍に対して無差別に銃弾が放たれたと言いました。

    そして、織田軍だけでなく武田軍の被害も甚大で、信玄も手傷を負ったようだったと信長は言葉を続けました。
    いったい何が起こったのか、信玄は無事なのか、主人公は不安にかられます。

    忠臣幸村

    真田幸村、日の本一の兵なり今回は、いちいち幸村がいい働きをしていたなぁと思いました。
    信玄の変化もいち早く気づき(立場的に当たり前かもしれないけど)
    もぐら攻めですか?と作戦をすぐ理解したり、家康を食い止めたり。
    信玄のことを慕っていることが台詞や行動ににじみ出ていて、
    幸村が幼いころから一緒にいるとはいえ、こんな家臣がいて信玄はさぞ幸せだろうなぁと思います。

    これまで幸村は可愛いなぁって思うことが多かったんですが、今回、家康を前にしたときに自分が食い止めるから信玄に先に行けと言った幸村にはついついドキッとさせられました。

    この後、ワームホールの話をしたとき、果たして幸村はどんな反応をするのか。
    今から楽しみです。

    後半

    信玄、顕如に謀れる《織田軍野営地 午後》

    信玄の傷はかすり傷だったと信長から聞き、主人公はひとまずほっとしますが、
    仲間想いの信玄の心を思うと心配で、拳を握りしめます。
    そして、主人公は、銃で撃ってきたのは誰だったのか信長に尋ねます。

    《織田支城》

    しばらく時を遡り、昼に差し掛かったばかりのころ、
    織田支城に辿り着いた信玄は城壁に穴をあけ、もぐら攻めを行っていました。

    金堀衆が下がり、気張れと言う信玄の声に武田軍が高揚した声を上げたその時、兵を引き連れて信長が現れました。
    信長の姿を目にした途端、信玄の目に憎悪が燃え、両軍は激突します。

    刃を交えながら、信玄は信長の口から顕如とは会っていないと聞き、何かがおかしいと信玄の顔に疑問が掠めたその時、尾瀬の上から一斉に両軍の上に銃弾の雨が降り注ぎました。

    銃弾は敵味方の区別なく、たちまち野原を血で染めます。
    喧噪の中で信玄がはっと目を見開き、顕如が謀ったと気付きます。
    両軍は引いていきますが、銃弾は両軍を尚も追いかけ、次々と兵が倒れました。

    《尾瀬の上》

    尾瀬の上から眼下を見ていた顕如が硝煙の煙の中でつぶやきます。

    「この世の地獄だな、ここは」

    《織田軍野営地 午後》

    信長の話を聞き、顕如が武田軍を裏切ったと理解し、呆然とする主人公。
    信玄のことを心配するも、気持ちを切り替え、信長に政宗や家康の状況を聞くと、
    それぞれ謙信、幸村と交戦中だったが一度引いたと言われてほっとし、
    信玄が一人で過ごすことがなければいいと、主人公は心の中で強く願いました。

    《織田軍本陣》

    弱った織田軍を顕如は見逃さないだろうと、信長は兵たちと主人公を連れて本陣へ戻りました。

    主人公が兵たちの世話をしていると、政宗と家康が引き上げてきて、主人公に声をかけます。
    2人から戦の状況を聞いた主人公は、これからどうなるのかなと呟きます。
    それに対して家康は、両軍とも結構な被害だから、戦をつづけたら泥沼になると言います。

    何か方法はないのかと主人公が唇をかみしめた時、本陣前に控えていた兵が騒がしくなり、
    信玄が幸村一騎だけを連れてこちらに近づいてきているという報せが入ります。
    信長が丁重に迎え入れろと兵に指示すると、間もなく信玄が織田本陣に入ってきました。

    信玄のもぐら攻め

    信玄のもぐら攻め今回、武田軍はもぐら攻めという作戦を決行しますが、この作戦に欠かせないのが金堀衆。

    簡単に言うと鉱山の採掘をする人々なんですが、
    甲斐の国には多くの金山があったようで、武田信玄は金堀衆を多く従事させていたそうです。

    あえて「金堀衆」を作戦に駆り出し、ねぎらいの言葉をかけているあたり、信玄様が領民を信頼し、大切にしていることがわかりますよね。
    なお、このもぐら攻めは、武田信玄の得意技だと言われていますが、信玄の他にも、
    (イケメン戦国には登場しませんが、)毛利元就もこの作戦を使っていたと耳にしたことがあります。

    信玄からの恋文(恋度160)「俺の姫君へ」

    「これから俺は織田軍の本陣に乗り込む。
    この長い戦にケリをつけ、君を手に入れるために。
    敵陣に乗り込むっていうのに、不思議と心が軽い。
    姫君、君がくれた希望があれば、俺は何だってできる気がするんだ。
    だから、何も心配しないでくれ。
    愛する君の笑顔は、俺が守るから。」

    第12話「同盟と新たな敵」

    前半

    信玄と信長の和睦《織田軍本陣》

    何しに来たと信長が尋ねると、信玄は和睦してやると言い出します。
    理由を尋ねる信長に、このまま三つ巴の争いを続けていたら被害が甚大になりすぎるからだと信玄は答えます。

    戦わずに甲斐を取り戻したい信玄は、信長に甲斐の共同統治を提案します。
    同意する信長に、信玄は、約束を守らなかった場合のために、主人公を人質に取ると言います。

    信長に意思を尋ねられた主人公は、人質にならせて欲しいと言い、信玄と接していくうちにそばで支えたくなったと話します。
    信長と信玄は顕如討伐の打合せを手早く終わらせ、その日の内に早速戦を仕掛けることになりました。

    《本陣外》

    幸村は一足先に事態を伝えに行き、それを後から追いかける信玄を見送る主人公。
    身体を心配する主人公に、信玄は不思議なくらい体調が安定していると答え、主人公はほっとします。

    そして、信玄は約束をしようと言ってら素早く唇を主人公の唇に重ね、舌を絡めとり、主人公を翻弄します。
    力が抜けた主人公を支え、帰って来たら続きをしようと信玄は約束しました。
    そして戦いの火蓋は切って落とされました。

    《戦場》

    織田軍と武田・上杉軍は一斉に顕如軍を攻撃します。

    ある一角では幸村と政宗、また別の一角では佐助・謙信と家康が、敵を次々と倒していきます。
    そして、共闘する信長と信玄。

    こうして手を組んでいるのも主人公の力なのなもなと言う信長に、
    信玄は同意し、襲いかかる敵に向かい、2人同時に白刃を閃かせます。

    《顕如軍陣営》

    部下から信玄が信長と手を組んだと報告を聞く顕如。
    ひとつ考えがあると言って顕如は俯いていた顔を上げました。

    《本陣裏手の山》

    薬草を摘んでいた主人公は、何者かに背後から口を塞がれてしまいます。
    そのまま引きずられ、主人公はあっけなくさらわれてしまいました。

    《山奥の小屋》

    山奥の小屋に閉じ込められた主人公は、見覚えある一人の男と対面します。

    みんなみんな味方同士!!

    家康のファン、佐助なんと、織田軍と武田上杉軍が和睦するという事態に!
    顕如以外の攻略キャラが全員仲間になるという展開にびっくりですw

    今回は戦場で、今までは敵同士だった武将たちが組んで戦っているシーンが一番の見どころかと思います。

    幸村・政宗組もいかにも戦国時代!って感じの勢いのある描写がいいんですが、
    謙信・佐助・家康という独特な性格の3人のやりとりが堪りません。

    中でも、佐助が家康のファンだと言い出す場面は、思わず笑ってしまいました。
    おいおい、そこは謙信のファンじゃないのか!とちょっと謙信様に同情しちゃいましたw
    だからこそ、お前の主君はこの俺だぞ、と佐助に言う謙信様がとっても可愛らしく見えましたw

    後半

    顕如に脅される主人公《山奥の小屋》

    山奥の小屋に閉じ込められた主人公は、顕如と対面します。

    主人公が信長の寵愛を受け、信玄にさらわれたと知っている顕如に驚く主人公は、
    帰してくださいと顕如に頼みます。
    顕如はそれを拒否するだけでなく、信玄が信長と手を組んだのは、主人公が信玄をそそのかしたせいだと言い出します。

    それ否定し、もとはと言えば顕如が信玄を裏切ったことが原因だと主人公は反論しますが、
    顕如は能面のような表情でそれがどうしたと言います。

    顕如は主人公に、信玄に文を書いて信長を殺すよう説得しろと命じます。
    主人公は拒否しますが、顕如は動じず、必ずお前は言うことを聞くようになるだろうと言い、去っていきました。

    《武田・織田・上杉軍本陣》

    主人公が顕如からの使者にさらわれたと知った織田軍と武田・上杉軍はすぐに本陣で軍議をはじめます。

    信長によると、顕如は、こちらが不用意な行動をとれば、主人公を殺すと言っているといいます。

    信玄は、顕如に知られないよう、少数精鋭で顕如の陣営を夜襲し、その混乱に乗じて主人公を救出する、と作戦を説明します。
    話し合いの結果、顕如の夜襲には信長・謙信・信玄で向かうことになり、
    主人公を救出しだい本格的に顕如と戦をするということになりました。

    《山奥の小屋》

    タイムスリップの期限が迫っていることに焦り、小屋から出ようと大声で助けを呼ぶ主人公。
    そこに顕如が現れ、助けを呼んでも無駄だと言います。

    顕如は主人公のためにおにぎりを持ってきましたが、床に食事をこぼし、這いつくばって食べろと主人公に命令します。

    信玄の説得に主人公が協力するならとびきり優しく扱うと言う顕如に、
    主人公は、自分に言うことを聞かせるのは諦めろと言い、床に落ちたおにぎりを食べようとします。

    その時、顕如が主人公の方を掴み、制止します。
    なぜそこまでするのかと問う顕如に、主人公は信玄のために何があっても生き抜くと約束したからだと答えます。

    主人公が信玄に本気だと知ったことで顕如の態度が変わったと気付いた主人公は、顕如に、信玄と過去に何かあったのかと尋ねます。
    酒をよく飲む間柄だったという顕如の答えに、主人公は以前信玄が話してくれた友とは顕如のことだったと気が付きます。

    主人公は、今からでもこんなことは止めようと顕如を説得しようとしますが、顕如は聞く耳を持ちません。

    その時、顕如の部下が現れ、信長と謙信が手勢を連れて夜襲してきたと報せます。
    それを聞いた顕如は、主人公の縄を切り、乱暴に手首をつかみ、外へ連れ出します。

    《小屋の外》

    顕如に無理やり引きずられ、小屋の外に出される主人公。
    ここで終わるわけにいかないと言う顕如が、暗い森の奥に主人公を連れて行こうとした時、信玄が現れました。

    いっつも敵ばかりの顕如

    顕如の素顔顕如がどんな人物なのか、今回少し明らかになってきます。

    ひとつ、感じたことは、おそらく顕如さん、信玄様がとても大切なんだろうなということ。
    きっと、一度こじれてしまってもう後戻りできなくなってしまったのかな、なんて思います。
    完全な悪役なのかと思いましたが、どうやらそうでもなさそうですね。

    次回、主人公・信玄・顕如が揃うわけですが、そこでどんな展開になるのか、楽しみです。

    攻略キャラの中でも異質な立場の顕如。
    そんな顕如とのルートを選択したら、どんな話になるのか気になってしまいます。
    信玄ルートをプレイしたら、顕如ルートが気になってしまう…
    これは、きっと制作側の思うつぼなんだろうなぁww

    第13話「友との別れ」

    前半

    顕如の最期《小屋の外》

    信玄の太刀が、目にもとまらぬ速さで顕如に迫ります。
    主人公を掴む顕如の手が緩んだ瞬間、信玄は主人公を引き寄せます。

    刃を交わす顕如と信玄。
    すると、信玄の鋭い一閃が錫杖の腹を叩き、顕如がよろめきます。
    かろうじて錫杖を抱え直し、次の一撃を避けて、たまらず後ろに下がる顕如。
    じりじりと信玄に押され、顕如の足元は断崖へ近づいて行きました。

    《崖》

    顕如は背後をちらりと振り返ると、血の気の失せた顔で笑います。

    崖を吹く強い風の中、信玄も顕如も示し合わせたように攻撃を止めていました。
    信玄は顕如に降伏を勧め、そうすれば命までは取らないと言います。

    仲間を傷つけた顕如を許したわけじゃないからこそ、生きて償えと言い、
    「どんなに様変わりしてもお前は、俺の友だからな」と顕如を説得しようとします。

    しかし、信玄の説得は顕如には届きません。
    信玄の心の中を想い、胸が苦しくなった主人公も、顕如に降伏してくれとお願いします。
    主人公に自分の助命を願う理由などないだろうと言う顕如に、
    信玄にとって顕如が大切な友人だとわかったから、これ以上信玄から大切な人を奪わないでと主人公は言います。
    不意に顕如が主人公を見て柔らかく笑い、呟きました。

    「堪忍な、お嬢さん。信玄のそばにいるのがお前のような女子(おなご)でよかった」

    すると、顕如の身体がぐらりと後ろに傾き、あっけなく崖の下に落ちていきました。

    《小屋の外》

    主人公と信玄を心配した佐助が走ってきます。
    2人の無事を確認した佐助は、顕如陣営は総崩れだと、状況を信玄に報告します。
    そして、佐助は、待機している幸村たちに主人公の無事を伝えるための狼煙をあげます。
    これからまだ戦いがあるが、消化試合のようなものだから休んでいるよう主人公に勧めます。

    更に、主人公を佐助に預けて幸村たちに合流しようとする信玄にも、佐助は休んでいるよう言います。
    信玄は納得し、佐助にお礼を言います。

    そのあと、謙信のもとに行くと言う佐助とわかれ、主人公と信玄は武田軍の野営地に戻りました。

    《信玄の天幕》

    信玄の天幕に入って皆の帰りを待つ主人公と信玄。
    信玄は皆が戦っている最中だし、何かあったら困るという理由で鎧をぬがないと言います。

    信玄は主人公に少し眠るよう勧めますが、自分も一緒に起きているという主人公。
    もっと甘えてくれと言う信玄に、主人公は、信玄こそもっと甘えてほしいと伝えます。
    たまには弱いところも見せてほしいと言う主人公に、信玄は弱音を吐き始めます。

    本当は鎧を着てなかったら思いきり主人公を抱きしめたい、
    主人公の温もりを感じたくてたまらない、
    と。
    主人公がさらわれたと知った時、呼吸が止まりそうになったという信玄の言葉に、嬉しくなる主人公。
    私もあなたに触れたいです、という主人公に、口づける信玄。

    戦に行く前にした約束の通り、今夜は主人公に触れたかったと言う信玄に、
    これからずっと一緒にいるんだから、約束なんていつでも果たせるという主人公。
    それを聞いて嬉しそうに信玄は笑みをこぼします。

    2人は見つめ合い、また触れ合うだけのキスをして、長い夜に静かに体を寄り添わせました。

    《武田・上杉軍野営地》

    翌日、信玄は戦の後処理を手早く済ませて、早々に甲斐を発つことを皆に伝えました。

    謙信と幸村に説明するためにも、信玄と佐助は春日山城に立ち寄ってから本能寺へ向かうことに決めます。
    主人公も表向きは武田の人質として信玄に同行することになり、
    織田軍のみんなのところへ別れの挨拶をしに行くことにしました。

    《織田軍野営地》

    主人公は、信長、政宗、家康に深々と頭を下げ、ここにいない武将達にもよろしく伝えてほしいと頼みます。
    信長と本能寺で出会えて良かったと言う主人公に、信長も主人公に命を救われたのは幸運だったと返します。
    そして、主人公はもう一度みんなに頭を下げて信玄のもとに向かいました。

    主人公が去った後、残された三人の武将はその姿を見送っていました。
    寂しそうにする家康をからかう政宗に、家康は勝手に人の感情を決めつけるなと言います。
    政宗はにやりと笑い、この後の宴のために料理の仕込みをすると言って足早に立ち去りました。

    信長と2人になった後、家康が信長に本当に良かったのかと尋ねます。
    信じがたいが、信長は主人公のことを好きだったんじゃないかと続ける家康。
    その家康の言葉に、信長は顔色一つ変えませんでした。
    信長は、春日山城から帰ってきた主人公が自分の知らない顔をしていて、
    その時初めて女を美しいと思ったと言います。

    信長は「この手の中に転がり込んできたと思ったら、さらわれる――嵐のような女であった」と言い、
    主人公の消えた方角を見て、ふっと笑みを漏らしました。

    《春日山城・信玄の部屋》

    春日山城のみんなと一緒に越後へ戻った主人公は、その最初の晩、信玄の部屋に呼ばれました。
    信玄は寝支度を整え、布団の上で主人公を手招きします。
    ゆっくりと主人公が近づくとそのまま抱き寄せられました。

    (プレミアストーリー「暗闇の中の幸福」に続きます)
    プレミアストーリーの内容はコチラ(完全ネタバレ)

    死んじゃった!?

    主人公と信長まさかの顕如さん死亡…(実際死んだかはわかりませんが)
    戦国時代だし、いつか誰か死ぬかもしれないと思って最初はプレイしていましたが、
    いつの間にかそんな気持ちも薄れていたので、ちょっと衝撃でした…。
    情熱ルートや他の攻略キャラのルートではどうなるのか、少し気になるところです。

    あと、やっぱり、信長様は主人公が好きだったんですね。
    変に引き止めない清々しい感じがカッコ良すぎます。
    最初、信長様ってもっと性格がねじまがった人だと思っていたので、
    まさか「貴様に命を救われたのは、幸運であった」なんて言うとは、思いもしませんでした。
    こんなシーンを見たら、もう一度信長様ルートをプレイしてあげたくなっちゃいますw

    後半

    信玄と手をつないで《信玄の部屋・朝》

    ぼんやりと布団の上で目を覚ます主人公。
    主人公が寝返りを打とうとすると信玄の胸板にぶつかり、一気に目が覚めて飛び起きます。
    まだ昨晩の余韻に浸りたいと言う信玄に、主人公は何をしたらいいのか悩んでしまいます。

    すると信玄が、主人公から抱きついて口づけて愛の言葉を囁いてくれるのはどうだと提案します。
    信玄は冗談のつもりで言いましたが、真に受けて固まる主人公。
    ごめんなと言って主人公に口づける信玄。

    信玄に翻弄されっぱなしの主人公は、たまには信玄に一矢報いたいと思い、
    ひそかに信玄に近付いて背後に回ると…
    「…えい」
    思い切って主人公は信玄の背中に抱きつき、身を乗り出してその頬にキスをしました。
    頬をわずかに染め、照れる信玄。
    抱きついていた主人公の腕を信玄は優しく外し、自分から抱きしめる方が性に合っていると言い、
    ぎゅっと主人公を抱きしめました。

    《春日山城内》

    主人公・信玄・佐助の三人は幸村と謙信にタイムスリップについて説明することになりました。
    初めは半信半疑だった幸村と謙信も、佐助の丁寧な説明で納得してくれましたが…
    信玄は幸村に正座させられ、佐助は謙信に剣を向けられていました。
    問題は今まで黙っていたことだという幸村と謙信。
    怒ってはいるものの、幸村も謙信も、心配した様子で、信玄に五百年後に死んだら許さないと言います。

    そして、信玄は主人公とこれから生涯を共にするということも皆へ伝えます。
    信玄が、改めてみんなに報告してくれることに嬉しくなる主人公。
    こうして、未来への希望を胸に着々とタイムスリップの日が近づいていました。

    《本能寺》

    ワームホールが出現する予定の日、佐助・信玄と共に本能寺へやってきた主人公。

    佐助によると、主人公がタイムスリップした時と同じ場所、寺の最上階にワームホールが出現するらしいとのこと。
    3人は寺の階段を上り、見晴らしのいい板張りの間で空を見上げます。
    そこには綺麗な夜空が広がっていましたが、しばらくするとみるみる空が曇り始めました。

    主人公が信玄に引き寄せられたその時、落雷し、板張りの一部に火が移り、少しずつ辺りが歪んでいきました。

    間もなく五百年後だと備えた時、信玄が微笑み「ありがとう――愛してるよ」と主人公に言いました。
    すると、くらりと足が宙に浮く感覚とともに、何もかも見えなくなりました。
    ただ繋いだ手の温もりを感じ、主人公は、五百年後に着いたら、
    まず信玄に愛してると伝えようと、心に誓いました。

    五百年後の愛END

    信玄に怒る幸村やっと謙信・幸村にタイムスリップの話をします。
    予想通りの反応ではありましたが、まさか佐助まで怒られるなんて…w
    逃走防止のまきびしまで撒かれているとか、どんだけですかw
    でも、それだけ怒っておきながらここまで言ってくれなかったことに寂しさを隠せない幸村が可愛いのなんの…。

    可愛いと言えば、スチルのシーンの主人公も、かわいすぎてどうしたらいいんでしょう。
    えい、だなんて、そりゃ信玄様じゃなくても照れてしまいますよ。

    普通攻略キャラクターにキュンキュンするものですが、今回は主人公に思わずキュンとしてしまいました。
    同姓をも虜にしてしまうなんて、すごい女の子だ…w

    スチル「恋の急襲」

    恋の急襲

    秘密END「戦のない世」

    秘密ENDは第13話終了時点で合計恋度:180以上で解放されます♪

    三成と謙信の軍略《躑躅ヶ崎館》

    甲斐の躑躅ヶ崎館の正面で考えにふけっている主人公。
    すると、そこに信玄が現れます。

    五百年後にタイムスリップした時からもう一年経つんだとしみじみしていたと言う主人公。
    現代で調べた結果、信玄の病は肺腫瘍だったが、手術をして腫瘍を取り除くと嘘のように回復しました。そのことを思い出し、信玄は主人公にお礼を言って抱きしめると、主人公は大慌てします。

    大慌ての理由を説明するかのように現れたのは織田軍の武将たち。
    彼らは、今日、躑躅ヶ崎館前の広場で開かれる宴に招待され、集まりました。

    《躑躅ヶ崎館 夜》

    宴が始まると、みんな軍の垣根を越えて賑やかに騒ぎ出します。
    戦術談義をする信玄・三成・家康・光秀の席。

    今にも喧嘩が起きそうだけど、何とか平和が保たれている信長・秀吉・佐助・幸村の席。

    主人公はみんなの盃にお酒をついで回ります。
    あれこれ話が盛り上がるうちに、宴は進んでいきます。
    すっかり席も入れ替わり、少しお酒がまわってきた主人公は、
    卓の端に座って宴会の様子を眺めていました。
    すると、そこに信玄が現れます。

    盃を交わしながら、2人で、こうした宴も悪くないと話していたら、
    お酒がなくなってしまい、一緒に城門の方へ取りに行くことにしました。

    《城門》

    主人公は照れながら信玄と一緒に城門へ向かうと、
    信玄にくいっと腕を掴まれ、皆から死角となる場所へ引き込まれます。

    《城門・死角》

    そんなに遠くない場所で、みんながわいわいと愉しむ声が聞こえる中、
    静かに信玄の顔が主人公に近づき、当然のことのように唇を奪われます。

    こんな場所でキスされることに主人公がドキドキしていると、
    謙信が席から信玄に向けて、謙信の席の酒も頼むと呼びかけます。
    宴の席からの呼び掛けに、主人公がとっさに信玄を押しのけようとすると、信玄は主人公を引き寄せ、
    謙信に向かってわかったと叫び返しました。

    素知らぬ顔をした信玄に首筋にもキスを落とされ、甘い痺れが主人公の背中を駆けます。
    そして、信玄は宴が終わったら逢瀬に行こうと主人公を誘います。

    《花野》

    宴のあと、主人公と信玄は2人きりで花野に出掛けました。
    ようやく2人きりになれたと言う信玄。
    信玄は白い花を一方摘んで主人公の髪に刺し、幸せだと口にします。
    そっと花畑の中で信玄に抱きしめられ、首筋に唇を落とされる主人公。
    主人公は、信玄の温もりと花の香りに包まれて、何度も甘い口づけを受け入れました…

    お花畑で逢瀬♡

    信玄と織田軍の交流まさかの織田軍を招いての宴会!!
    今回は織田軍側の武将も登場してくれて嬉しいですね!
    (戦のシーンで信長、家康、政宗しか登場しなかったので、
    他の武将ももっと見たかったんですよね…話の流れ上、仕方ないですが(^_^;))

    乱世ではあり得ないことですが、それでも、こうして敵同士だった武将達が宴を開いているのが、
    この先の未来に待っている、争いのない、平和な世を表してるような気がして、なんだかジーンとしてしまいました。

    最後も、お花畑でキスを重ねて…と、キス止まりなのが、
    心温まる幸福ルートって感じでいいなと思いました♪

    幸福ルート恋度MAX特典ボイス
    武田信玄

    「賭けをしようか。
    今から俺が君を心から笑顔にさせられたら…
    君の生涯をもらう。
    ……こら、あっさり賭けに負けるもんじゃない。
    まぁとにかく、賭けは俺の勝ちだな。
    …ずっと俺の側にいろ。
    いいな?」