がろはる_喜

このページではイケメン戦国政宗のプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

ぱいせん_喜

今回の「手加減しないで」情熱ルート第十三話中盤の恋の試練プレミアストーリーになるぞ!!

イケメン革命

プレミアストーリー「手加減しないで」

最後の仕事である顕如の討伐も終わり、未来に帰る佐助の見送りにきた主人公と政宗。

しかし、そのまま主人公もタイムスリップをしてしまい、それでもなんとか戦国に帰ることに成功します。

※主人公の名前を呼ぶ部分は●●●にしています。


伊達政宗

それより……、お前をちゃんと、感じたい

イケメン戦国_主人公

(あ……)

弄ぶみたいに、指先を絡められ、片手を捕まえられる。
そのまま、政宗の胸元にぐっと引き寄せられた。

伊達政宗

待った、は……聞かないからな

イケメン戦国_主人公

待ってなんて、言わないって、わかってるでしょ……

伊達政宗

そうなのか?

からかうように耳元をくすぐっていく囁きに、身体が甘くうずく。

イケメン戦国_主人公

(もっと、触れたいのは、私も……同じだから)

その腕に身体を預けると、政宗が私の服に目を留めた。

伊達政宗

……妙な着物だな

イケメン戦国_主人公

え?

シャツとスカートを見下ろして、はっと気がつく。

イケメン戦国_主人公

(そうか、私、現代の服のまま来ちゃったんだ)

イケメン戦国_主人公

五百年後は、こういう服が普通なんだよ

伊達政宗

へえ

私の服を純粋に観察するように、政宗が視線を注ぐ。

イケメン戦国_主人公

……政宗?

イケメン戦国_主人公

(……なんか、恥ずかしいな)

興味津々の眼差しを身体に注がれて、思わず顔を背けたくなる。

伊達政宗

これ、どうやって外すんだ

イケメン戦国_主人公

あ……それは……

政宗の指先が、胸元のボタンをぴんと弾いた。

イケメン戦国_主人公

(ボタンって、この時代にはないの……?)

イケメン戦国_主人公

こ、こうして……穴をくぐらせて、だよ……

イケメン戦国_主人公

(なんだろうこれ、すごい恥ずかしい……)

じいっと観察するように手元を覗かれながら、一番上のボタンをひとつ外す。

イケメン戦国_主人公

……ほら

少し胸元がはだけたのを恥ずかしく思いながら、示してみせる。

伊達政宗

……見えなかった、もう一回

イケメン戦国_主人公

え……っ?

戸惑って見上げると、政宗が意地悪く笑っていた。

イケメン戦国_主人公

わ……わかってて、やってる?

伊達政宗

何のことだ?

私を腕に囲ったまま、政宗が笑って首をかしげる。

イケメン戦国_主人公

(……絶対、私が恥ずかしがってるの、わかってやってる)

イケメン戦国_主人公

……っ、もう一回、だけね

頬が熱くなるのを感じながら、ふたつめのボタンを外す。
指先が震えて、今度は少し時間がかかった。

イケメン戦国_主人公

……はい、終わり

伊達政宗

……わかった

満足気に笑うと、政宗はぐっと私の身体を引き倒した。

イケメン戦国_主人公

……っ、ん

背中をかばわれて衝撃はなかったけれど、急に仰向いた視界に驚く。

伊達政宗

じれったい着物だってことは、よくわかった

イケメン戦国_主人公

……政宗?

政宗は腰に挿していた短刀を鞘から抜くと、
ためらいなく胸元のボタンへと切っ先を引っ掛けた。

イケメン戦国_主人公

っ、なに、してるの

伊達政宗

じっとしてろ

ぷつ、とたよりない音がして、あっさりと細い糸が切れる。

イケメン戦国_主人公

っ、あ……あ……あ、待って、ここじゃ、やだ

刃の先が次々と、ボタンを外していく。
陽の光が、さらけ出されていく胸元に降り注いで、逃げ出したくなる。

伊達政宗

待ったは聞かないって、言っただろ

イケメン戦国_主人公

(あ……)

最後に下着もふつりと斬られて、思わず隠そうと持ち上げた手は、
すぐに政宗の手に捕らえられて、顔の両側に拘束されてしまった。

イケメン戦国_主人公

や……見ないで

伊達政宗

嫌だ。全部見せろ

カラン、と短刀が転がる音がどこか遠くに聞こえる。

イケメン戦国_主人公

い……、いじわる

伊達政宗

お前の顔に、意地悪してって書いてあったからな

イケメン戦国_主人公

(……っ、もう……!)

くすくす笑って、政宗が首筋に唇で触れてくる。

イケメン戦国_主人公

……っ、ぁ

ぬくもりを確かめるように、唇が首筋から鎖骨へ、胸へと触れていく。
さっきの暴挙と裏腹に、ひどく優しく触れる柔らかい唇に、胸が焦がれる。

イケメン戦国_主人公

(私も、政宗にキス、したい)

ぐ、と私を捕らえる政宗の手に力を込めると、拘束が緩む。
開放された腕で、胸元にある政宗の頭を抱きしめた。

伊達政宗

……っ

ちゅ、と音を立てて、額に口付けると、政宗が息を詰める。

イケメン戦国_主人公

(あ……、これ、好きなのかな)

ちゅ、ともう一回触れてみると、政宗が小さく唸った。

伊達政宗

お前、人がせっかく優しくしてやろうとしてんのに……

イケメン戦国_主人公

え……?

伊達政宗

あんまり可愛いことすると、手加減してやらねえぞ

イケメン戦国_主人公

あっ……

がぶ、とやわらかい皮膚に噛み付かれて、背筋が反った。

伊達政宗

ただでさえ、一年ぶりにお前に触れて……歯止め、効かなくなりそうだってのに

イケメン戦国_主人公

(……優しく、しようとしてくれてるんだ)

触れ合えるだけで幸せなのに、優しく慈しむような政宗の手に、表情に、
これ以上ないくらい、全身が嬉しさで満たされていく。

イケメン戦国_主人公

(……うれしい)

イケメン戦国_主人公

……いいよ
政宗の、好きにして

伊達政宗

……っ
……くそ
ほんと、可愛いな、お前

イケメン戦国_主人公

…ん…っ、ぁ…

唇が肌をすべり、時折、歯を立てられるたびに身体が震えた。
政宗の手や唇が触れるだけで、幸せすぎてめまいがした。

イケメン戦国_主人公

っ…、あ……

伊達政宗

……●●●

イケメン戦国_主人公

(そんな風に、見つめられたら……また、泣いちゃうよ……)

そんなことを思うまもなく、熱いしずくがあふれてきて、頬をこぼれ落ちていく。
熱い吐息が絡み合うなか、私はそっと政宗の頬に指先で触れた。

イケメン戦国_主人公

政宗……好き、大好き

伊達政宗

……俺も、愛してる、●●●

政宗が幸せそうに笑って、ますます泣きそうになる。

イケメン戦国_主人公

(もう……離れない。ずっと、そばにいられる)
(政宗と……ずっと一緒にいられるんだ)

何度も何度も、お互いに触れ合えることを確かめるように抱きしめ合う。
一年の時を経た逢瀬が、私の心も身体も溶かしていった。

――…静かに、けれど確かなぬくもりに満ち足りたひとときが過ぎて、
本能寺の一室でまどろんでいた私の身体に、政宗が優しく柔らかな着物をかけてくれた。

イケメン戦国_主人公

……これは?

伊達政宗

お前、着るものないだろ?それ、着とけ

イケメン戦国_主人公

……着るものないのは、政宗がボタン切っちゃったせいだけどね

掛けてくれた着物に視線を落とすと、華やかな模様に目を奪われた。

イケメン戦国_主人公

(……あれ?)

イケメン戦国_主人公

……これ、どこかで見たような

その見覚えのある色合いに、思わずつぶやく。

伊達政宗

……あの絵、血で汚れてたから、色はちょっと違うかもな

イケメン戦国_主人公

政宗、まさか、この着物って……

政宗の胸元にずっと入っていた、あの和紙に描いた絵を思い出す。
それは、絵の中で女性が着ていた振り袖だった。

イケメン戦国_主人公

……また作ってくれたの?

伊達政宗

お前が戻ってきた時、着るものないと困るだろうと思って

イケメン戦国_主人公

……ありがとう

イケメン戦国_主人公

(作ってくれたことも、嬉しいけど)
(戻ってくるって、本気で思ってくれてたの……嬉しいな)

久しぶりの着物の生地は、すぐに私の肌に馴染んだ。

伊達政宗

思った通り、似合ってる
すげえ可愛い

イケメン戦国_主人公

(……っ、その笑顔で、そういうこと言うの、反則)

一年ぶりに向けられた、直球の褒め言葉の威力は絶大で、一気に頬が熱くなる。

伊達政宗

俺の城に来たら、それを作った針子たちに見せてやってくれ。きっと喜ぶ

イケメン戦国_主人公

……うん、もちろん

イケメン戦国_主人公

(ああ……そっか、やっと私、政宗のお城に行けるんだ)

一年前に夢見た、政宗との新しい暮らし。
それが実現することが、とんでもない奇跡だと、今ならわかる。

イケメン戦国_主人公

……政宗

伊達政宗

ん?

イケメン戦国_主人公

ふつつかものですが、よろしくお願いします

かしこまり、三つ指をついてお辞儀をすると、
小さな笑い声と共に、政宗の口づけが降ってきた。

伊達政宗

ああ。一生、よろしくな


がろはる_喜

最後の「一生よろしくな」がとってもいいです。
政宗は面倒見がありながら破天荒なキャラだからそのギャップがすごくいいのかもしれませんね♪