フェンリルルートネタバレ・感想

フェンリルネタバレ感想

がろはる_喜

このページでは『イケメン革命』フェンリルルート18話〜26話のストーリーネタバレ・感想を書いていくよ!!

ぱいせん_喜

彼からの手紙の内容やプレミアストーリー・スチルについてもネタバレしていくのでぜひ参考にしてみてくれ♪

がろはる_全身

選択肢などの情報は以下のネタバレ無しの攻略を参考にしてね!!

フェンリルルートネタバレ各話へ移動

  • 18話
  • 19話
  • 20話
  • 21話
  • 22話
  • 23話
  • 24話
  • 25話
  • 26話
  • 第18話「フェンリルの過去」

    フェンリルの過去《入らずの森》

    主人公が目を開けると、そこにはいくつもの青い光が辺り一面に満ちています。

    柔らかな草の上で、主人公はフェンリルの膝枕で寝かされていました。
    身体を起こすと、フェンリルは主人公をきつく抱きしめて離しません。

    何故無事だったのか不思議がる主人公に、フェンリルは、状況を説明します。

    敵の魔法の半分以上は主人公が弾き飛ばしていて、飛ばされる途中で
    主人公にかかる圧のようなものがなくなり、その後まっすぐ落下したけど
    木がクッションになったのが幸いし、無事だったようです。

    ここはどこだろうと辺りを見回す主人公に、入らずの森だと言うフェンリル。
    あちこちで青く光る石は天然の魔法石だそうです。

    なんだか不気味な雰囲気に、フェンリルはおばけがいるんじゃないかと怖がります。
    そして、フェンリルは改めて、怖かったと話出します。

    おばけのことかと尋ねると、そうではなく、主人公の身体が宙に富んだ瞬間、
    お化けの何万倍も怖かったと言いました。

    あんな気分を味わったのは人生で三回目で、そのうち一回は赤の橋でルカが怪我した時、
    後の一回はずいぶん昔だったとフェンリルは言います。

    昔、フェンリルとレイが通っていた寄宿学校が何者かに襲撃され、
    生徒が大勢重傷を負った事件がありました。

    その日、寝坊したフェンリルは急いで学校に向かうと、廊下に大勢の生徒が倒れる中、1人で戦ったレイが、怪我を負うようりもっとぼろぼろになっていました。
    一番必要な時に相棒の隣にいなかったことを今も悔いていて、
    その事件の時に、二度と同じ光景を見ないよう、黒の軍に入ってレイの隣に立ち続けると決めたフェンリル。
    フェンリルは、戦うことで人の命と心を守り抜こうとしていると知る主人公。

    だから、フェンリルは主人公の身体が空に放りだされたとき、
    本当に怖かったと言いました。

    闇に葬り去られた1日

    フェンリルとレイの過去フェンリルとレイは寄宿学校からの付き合いだったんですね。
    その寄宿学校が何者かに襲われますが、その時、ボロボロになったレイと、レイのそばに居られなかったフェンリル。
    この”闇に葬り去られた1日“はレイとフェンリルの2人にとって、人生の転機になった事件だったんでしょうね。
    レイがどんな目に遭ったのか、”ケガを負うよりもっと酷い目“としか書かれていませんが、
    そりゃ、相棒が傷ついてる時に隣にいられなかったら自分は無力だって落ち込んじゃいますよね。
    自暴自棄になったっておかしくない気がしますが、そこで圧倒的に強くなると決めて、そして本当に強くなったフェンリル。
    その決心は相当だったんだなぁと思いました。

    第19話「幻のキス」

    再度の出発《入らずの森》

    フェンリルが、自分の手が主人公に届かず、
    主人公の笑顔が二度とみられなくなるんじゃないかと思うと怖かったと話すと、
    主人公はちゃんと届いてるよと言ってフェンリルを強く抱きしめます。

    その後、主人公はクレイドルに帰ったらやりたいことを話しはじめます。
    そんな主人公を見てやっと笑顔を見せるフェンリル。

    やっと笑ってくれた、と主人公がフェンリルに言うと、フェンリルは
    お前っていい女だよなと言い、いつの間にか2人は唇を重ねていました。

    そして、フェンリルはこのまま少し眠って、朝になったら帰ろうと言いました。

    《入らずの森 翌朝》

    夜が明け、昨日のキスなどなかったかのように、
    これまでと変わらない、気の合う友達同士の空気を作り上げる2人。

    そして、いざ歩き出そうとしたとき、フェンリルがフードの男達の姿を発見し、2人は足を止めます。

    フードの男たちは森の奥に散って行ったため、下手に動けば主人公達はすぐにでも見つかりかねません。

    進む方向が読まれているので、迂回しようとしたとき、近くの草陰からひょっこりロキが現れました。

    そして、ロキと一緒にいたのが、お尋ね者の大魔法使い・ハールでした。

    大魔法使いの初登場

    大魔法使いハール遂にキスしてしまいましたか…これでも翌朝にはまだ何もないように振る舞うフェンリル。
    うーん…キスまでされたら、さすがにちょっと主人公が可哀想です。そりゃ、何なの?!って思っちゃいますよ。

    そして、ハールがここで初登場します。
    これでやっとキャラクター紹介で紹介されているキャラが出揃いました。

    ロキのお師匠で、世界最強の魔法使いで、国を追われたお尋ね者…怪しい匂いしかしませんw
    果たして敵なのか、味方なのか。敵だったとしたら敵いっこなさそうなんですけど…汗
    それとも、最強の魔法使いの魔法すら主人公は弾き飛ばしてしまうのでしょうか…

    ハールがどんな目的で主人公の前に現れたのか…気になるところです。

    第20話「最大の敵」

    ハールとロキの道案内《入らずの森》

    主人公にハールを紹介するロキ。

    ハールは、入らずの森に暮らす世界最強の魔法使いにして国を追われたお尋ね者でした。

    そんなハールがなぜ自分たちの前に姿を見せたのかフェンリルが尋ねると、
    ロキは、自分たちは主人公を捕まえようとしている奴らとは無関係だと言い、
    それに続いて、ハールが追っ手に捕まりたくなければついて来いと言って森の中に姿を消します。

    主人公とフェンリルはハールとロキについて行くことにします。

    《入らずの森・奥》

    どこへ連れて行くつもりだとフェンリルが尋ねても、来ればわかるとしか言わないハール。

    ハールがフェンリルと主人公を黒の領地まで裏ルートで案内すると、ハールの代わりに、ロキが説明します。
    ありがたいけれど、ハールが自分たちに親切にする理由なんてないんじゃないかと言うフェンリル。

    すると、ハールは、ハールの庭である入らずの森で主人公達が命を落とせば、
    シリウスから苦情がくるからだと言います。

    どうやら、シリウスとは昔友人だったようです。

    ハールは何者なのかフェンリルが尋ねると、俺は敵ではないと言うハール。
    そして、それを言ってしまえば赤の軍でさえ正確には敵ではない、と続けます。

    ハールの謎かけのような言葉に主人公とフェンリルが顔を見合わせていると、
    気になるなら真の敵が何者なのか、その目で見ていくといいと言い、
    少しだけ一行は寄り道することになりました。

    《魔法の塔前》

    連れて行かれた場所には、魔法の塔がたっていました。

    魔法の塔のすぐそばまで行けばもうクレイドルの国内だけど、
    今はこれ以上近づいてはいけないとロキが言います。

    すると、主人公の視線の先にフードの男達が現れます。
    あの男たちは、魔法の塔の上級魔法学者だと説明するロキ。

    国のために研究を続けている人たちがなぜ主人公を襲うのか、フェンリルは疑問を抱きます。

    ハールが、これは長い間隠されてきたことだけど、フードの男たちは国のためだと称して、
    稀に生まれる魔力を秘めた人間を研究材料にして、魔力を持つ人間を自分たちの手で生み出そうとしていたことさえあったと説明します。
    更には莫大な魔力を投じて、どんな禁じ手の魔法が作り出せるかも研究していると言います。

    自分をさらおうとするのは、魔法を弾き飛ばす能力を研究するためと気付く主人公。
    それだけでは済まず、主人公を捕えて思いつく限りの実験をし、最後には
    魔法を無効化する主人公を亡き者にするだろうとハールは言います。

    フェンリルがその話は本当なのかと尋ねると、ロキとハールがそれを一番よく
    知っていると言います。
    そして、一行はハールに促され魔法の塔に背を向けます。

    《入らずの森 夕方》

    陽が暮れはじめ、主人公は重くなる靴を引きずり、
    ロキに大丈夫かと心配されても、大丈夫だと強がります。

    そんな主人公を見て、フェンリルは自分が休憩したいと言い出します。

    もう夜になるし、今夜中の移動は難しいと判断した一行は、
    ロキとハールの家に泊まることにします。

    《ロキとハールの家》

    ロキとハールに案内され、主人公とフェンリルは森の中の小さな家に足を踏み入れます。

    そして、主人公はまだ、この夜がフェンリルと過ごす一番幸せな、最後の夜になるとは知りませんでした。

    (プレミアストーリー「キスの次にすること」へ続きます)

    ハールの秘密

    ハールの優しさハールとロキは敵ではなかったようです。
    むしろ、森を案内してくれたり、家に泊めてくれたり、だいぶ親切な人でした。
    しかも、ハールは照れ屋さん?女性が苦手??
    主人公と目を合わせられないところとか、”大魔法使い”のくせに可愛すぎますww

    親切にしてくれる理由が、”ハールの庭である入らずの森で命を落としたらシリウスから苦情が来るから“だったとしても、悪い人ではなさそうです。
    シリウスとは昔友達だったようですが、今はもう疎遠なのでしょうか??
    公式の相関図を見ると、ハールとシリウス、そしてランスロットの3人は過去に因縁があるようです。
    そしてこの3人だけじゃく、ロキとも魔法の塔関連で何か過去にあったようですし…
    さすが大魔法使い様、謎が多すぎます!!

    第21話「帰還と出立」

    レイに事情を話すフェンリル《入らずの森はずれ 翌日早朝》

    ハールは、ここから東にしばらく進めば黒の領地に出ると言い、
    ロキと共に主人公とフェンリルを見送ります。

    お礼を言って歩き出そうとした主人公達を呼び止め、ハールが固い声で言いました。

    「俺が話したことを覚えておけ、黒のエース」
    「己が戦っているものの正体に近付く糸口になるだろう」

    どういう意味かフェンリルが尋ねようとしたときにはもうハールとロキの姿はありませんでした。

    《黒の軍兵舎》

    兵舎へ着くと、レイとルカが血相を変えて飛び出してきました。

    レイもルカも、2人を心配していたと言い、そして、主人公をねぎらいます。
    そして、フェンリルが何があったか順を追って話すから時間をくれとレイに言います。
    それに対してレイが頷いたのを合図に、一行は兵舎の中へと急ぎます。

    《黒の軍兵舎内》

    執務室に向かうレイとフェンリルの後に主人公がついて行こうとすると
    主人公は栄養があるものを食べてゆっくり休めとフェンリル達に言われ、
    ルカに連れて行かれます。

    《執務室》

    ハールから聞いた、魔法の塔の者たちのことについてレイに報告するフェンリル。
    続けて、闇に葬られた一日を作り出した黒幕は魔法の塔だと言います。

    レイはややこしいことになったと言って、伝令を送ってこの話を伝えると言いますが、
    フェンリルは、自分がすぐ前線に戻るからその必要はないと言います。
    そして、あと一つ、主人公のことについて話が残っていると言います。

    《廊下》

    主人公は食事を終え、フェンリルに会いに執務室へ向かっていると、
    窓の外にありえない光景が見えて、廊下を駆けだしました。

    《黒の軍兵舎外》

    主人公が外に出ると、門の前でフェンリルが今まさに馬車に乗り込もうとしていました。

    すぐに仕度するから待ってほしいと主人公は言いますが、フェンリルに今回は主人公は留守番しているよう言われてしまいます。

    主人公は、出発前に昨晩言えなかった言葉の続きを言おうとしますが、フェンリルは時間がないと言って主人公の言葉を遮ります。

    四日後、満月の日に帰って来るので、その時に埋め合わせをすると言い、
    フェンリルは主人公の頬を撫でて馬車へ乗り込もうとします。

    ドアを閉めようとするフェンリルの首にぎゅっと抱きつき、ありったけの想いをこめて
    フェンリルにキスをする主人公。

    そんな主人公の行動に、フェンリルは唸るような声を出し、次の瞬間、
    主人公を抱きしめて馬車の中にもつれ込み、噛みつくように、深くキスをします。

    そして、フェンリルは引きはがすようにして身体を起こし、主人公を馬車の外へ下ろして
    あっという間に去って行ってしまいました。

    フェンリルの苦悩

    フェンリルの提案フェンリルはレイに一体何を話したんでしょうか…

    主人公が自分に想いを伝えようとしていること、
    そしてもしかしたらクレイドルに残ると決めたことにも気付いて、
    わざとさっさと前線に行ってしまったんでしょう。
    フェンリルにも今回ばかりは同情しちゃいました。

    主人公を遠ざけようとしてるのに、抱き着かれてキスまでされたら、そりゃ我慢もできなくなりますよね。
    でも、あそこで勢いのまま主人公を連れて行ったり、想いを伝えたりせずに切り上げて前線に向かったのは偉いなぁと思いましたし、
    本当に主人公のことが好きで大事に思っているんだなぁと感じました。
    このまま本当にお別れになってしまうんでしょうか…あー、切ないですね。。。

    第22話「アリスの決意」

    ブランの支え《魔法の塔最上階》

    紫紺のローブをまとった人物、魔法の塔の最高権力者・アモン=ジャバウォックが平伏する部下たちを見下ろしていました。
    部下たちの、主人公を取り逃がしたと言う報告に怒りをあらわにするアモン。

    そして、部下に、フェンリルが主人公を救うために自ら崖に飛び込んだことについて確認します。
    アモンの言う通りだと言う部下の言葉に、主人公は研究材料だけでなくもっと使い道がありそうだと、アモンは歪んだ笑みを作りました。

    《ブランの家》

    レイに連れてきてもらい、ブランのもとを訪ねる主人公。

    2人を中に案内しようとすると、レイは外で待っているので、オリヴァーを呼んできてほしいとブランに頼みます。

    主人公がブランの家の中に入ると、居間に通されました。
    そして、ブランにこの先のことを話そうとした時、先手を打ってブランが自分がした忠告をすっかり忘れてしまったみたいだねと言います。
    フェンリルのことが好きなんだね?とブランに見透かされている主人公。

    主人公は、この国でフェンリルと出会ったから、帰らないと言います。
    主人公の決意が固いようだと感じたブランは、いつまでもこの国で暮らすといいと言いました。

    《ブランの家の外》

    この、俺をなめきったオーダーはなんなんだと、フェンリルからの開発依頼を見て唸るオリヴァー。

    フェンリルは明日黒の領地に戻るので、その際に兵舎に戻る前にここに立ち寄って依頼品を受け取ると言っている、と説明するレイ。
    オリヴァーは、一朝一夕でこんなものが作れるか!とふてくされた顔をしながらも、依頼を引き受けます。

    《主人公の部屋》

    やっと三日経ち、明日になったらフェンリルに会えると思い、
    主人公は月を見上げます。

    《執務室》

    レイに何度もフェンリルは帰ってきたかと尋ねに行く主人公。

    そんな主人公に、そんなに待てないなら迎えに行けばとレイが提案します。
    帰る時にオリヴァーのところに寄ると言っていたとレイが言うと、
    主人公は執務室を出て行きました。

    主人公が出て行ったあと、レイは呟きました。

    「お前の言う通りに仕向けたけど……これでほんとに満足なのかよ、フェンリル」

    《セントラル地区》

    ブランの家へ向かう途中で、フェンリルの姿を見つけた主人公。

    迎えに来たという主人公に、フェンリルは今日一日主人公とデートしようと思ってと言い、
    主人公が自分に話があると言っていたけれど、自分も主人公に話があると言い、
    主人公の手をつなぎました。

    最大の黒幕

    アモン=ジャバウォック遂に黒幕登場です、アモン=ジャバウォック

    おそらく、『鏡の国のアリス』に登場する『ジャバウォックの詩』の中で語られている架空生物のジャバウォックからその名を取ったのでしょう。
    ジャバウォックは、映画『アリス・イン・ワンダーランド』でも、ジャバウォッキーという名で、恐竜のような姿で登場しています。
    同作の中では、赤の女王のペットとして可愛がられていますが(同時に女王の武器とも化していますが)、このゲームでは赤のキングと繋がっている設定になっています。

    アモンは、攻略キャラにもなってはいないので、その顔が描かれることは無さそうですが、どんな容姿なのかも気になるところです…

    第23話「最後のクレイドルツアー」

    最後のクレイドルツアー《セントラル地区》

    主人公がフェンリルの話はどんなことなのか尋ねると、
    フェンリルはその前に腹ごしらえをしようと言いだします。

    主人公が昼食はまだだと言うと、フェンリルが主人公の手を引き、
    セントラルの街並みを歩き出しました。

    2人がデザートを食べ終えてカフェから出た頃には、すっかり夕方になっていました。
    もう陽が暮れるから、兵舎に戻ってから話そうという主人公に、
    ファンリルはその必要はないと言い、「本日をもって俺とお前のクレイドルツアーは終了だ」と伝えます。

    今日は主人公が元の世界に帰る日だと言うフェンリルに、主人公は元の国に帰るつもりはないと言おうとします。

    しかし、フェンリルがそれを遮り、
    主人公がこの国に残ることは黒の軍の幹部全員が許さないと言います。

    明日、赤の軍との全面対決が始まるけれど、主人公を守りながら戦う余裕はないと説明し、
    主人公を遠ざけようとしているフェンリル達の気持ちがわかるよな?と主人公に言い聞かせます。

    そして、黒の軍の幹部たちから預かった手紙を主人公に渡します。
    そこには、各々からの別れの言葉がつづられていました。
    フェンリルは、ガーデンまで見送りたいけど、日が落ちたらすぐレイと前線に向かわなければならないと言います。

    言葉もなく、立ち尽くす主人公は、胸が痛くて声が出ず、こらえきれなくて涙をこぼします。
    主人公の涙を拭いながら、笑ってサヨナラだ、というフェンリル。

    主人公は、フェンリルに愛してると言いかけますが、そんなことは言えず、
    とっさに「ありがとう」と言葉を変えます。

    泣きじゃくる主人公をフェンリルがきつく抱きしめ、2人はお互い名前を呼び合って、穏やかなキスを交わしました。
    そして、フェンリルはすっと腕を解き、去って行ってしまいました。

    《路地裏》

    路地裏に足を踏み入れたフェンリルが隅のたるを撃つと、魔法学者たちが現れます。
    魔法学者たちが魔法を使おうとすると、フェンリルの銃が魔法石を撃ち抜きます。

    ただし、オリヴァーが作成した魔法石の弾丸は全部で6発。無駄撃ちはできません。
    逃げる魔法学者たちを追い、フェンリルはひとり狩りを始めます。

    《ガーデン》

    主人公は元の世界に帰るため、ガーデンへ来ましたが、その足が動きません。

    すると、そこにシルクハットをかぶった長身の男性が現れます。
    誰だと尋ねると、その男性はオリヴァーでした。

    オリヴァーは主人公に歩み寄り、一通の手紙を渡します。
    それは、フェンリルが主人公へ宛てて書いた手紙でした。

    フェンリルは、その手紙をオリヴァーへの注文品の仕度を待っている間に、
    悩みながら書いていたようだけど、結局ゴミ箱へ放り投げて行ったとオリヴァーが説明しました。

    フェンリルからの手紙「言えなかったこと」

    Dear アリス

    ペンをとった今も、この手紙を出すかどうか迷ってる。
    出さねーかもしれないし、出すかもしれねー。
    どっちにしろ、後悔するのは目に見えてる。

    ずっとお前に言えなかったことがあるんだ。
    ま、とっくに気付いてたとは思うけど、愛してる。
    二度と逢えなくても、どれだけ時間が流れても、アリスを愛してる。
    一生、忘れない。
    出逢えてよかった。

    All the best,

    Fenrir Godspeed

    スチル「Long goodbye」

    フェンリルスチル

    永遠の別れ

    フェンリルの切ない決断遂に主人公がクレイドルで過ごす最後の1日が来てしまいました…

    あのままフェンリルとお別れだったらさすがに可哀想すぎたので、
    1日一緒に過ごす時間があったのは良かったなと思いました。
    …でも!!
    楽しい時間を最後に過ごした分、最後は本当に切なかった…。

    この世界に残る事を、フェンリルだけじゃなくて
    黒の軍の全員が許さないなんて言われた時点でまずショックで、
    その後、黒の軍のみんなからの手紙を読んだらもう悲しくて悲しくて…(;_;)

    フェンリルが主人公の涙を拭うシーンは、スチルにもなっているんですが、
    夕暮れということもあり、本当に切なさたっぷりで綺麗で、
    セリフだけでなくイラストにも泣かされました…。

    第24話「涙のロンドンと不穏な影」

    ランスロットとフェンリル《ガーデン》

    フェンリルからの手紙を手にし、黙り込んでいる主人公に、
    元の世界に帰れるのに帰りたくないという奴の気がしれないとオリヴァーは悲しげに主人公を見下ろします。

    空が陰ってきたのを見て、オリヴァーは穴が閉じないうちに飛び込めと言います。
    主人公は、オリヴァーに手紙を届けてくれてありがとうとお礼を言います。

    オリヴァーはフェンリルに嫌がらせをしただけだと言い、最後に「二度と迷子になるなよ、小娘」と伝えました。
    そして、主人公は光を溢れさせる穴に飛び込みました。
    フェンリルとの他愛ないやりとりを思い出す主人公。
    やがて真っ白な光が主人公の全身を呑みこみます。

    《ロンドン・ハイドパーク》

    目を開き、辺りを確認するとそこがハイド・パークだと気付く主人公。

    帰ってきちゃった…と思いながら、手に握られていたフェンリルからの手紙を開き、目を落としたあと、主人公は涙が止まらなくなりました。

    《黒の軍拠点・小さな町》

    フェンリルとレイが、妙に静かな町の様子に疑問を抱きながら街を見渡すと、護衛もつけず、たった一人でランスロットが現れます。
    素早く銃を構えるフェンリルに、お前は”奴ら”からアリスを守ったそうだな、とランスロットは言います。

    それを聞いたフェンリルは驚き、レイが魔法の塔の動きを知っているのかと尋ねます。
    すると、ランスロットはその問いには直接答えず、自分と共に来るよう告げます。

    《ロンドン 一ヶ月後》

    何が起きたかは明かさぬまま、フェンリルへの愛しさを増しながら平凡な生活を送る主人公。

    そこに、黒の兵の兵士らしき人たちが現れ、フェンリルが再起不能に近いから一緒に来てほしいと言います。
    主人公は悩みますが、フェンリルに会いたいという気持ちを抑えきれず、
    兵達について行き、ひと月ぶりに不思議の国へ戻りました。

    《ガーデン》

    ガーデンに着くと、主人公は兵たちにフェンリルはどこかと尋ねますが、兵は知らないと言い出します。

    兵がにたりと笑って魔法石を掲げると、主人公の視界が歪み、足元が揺らいで、主人公は目を瞑りました。

    《魔法の塔》

    主人公が目を見開くと、そこは魔法の塔でした。

    そして、主人公の前にアモンが現れます。
    騙したのかと主人公がアモンに問い詰めると、アモンは赤と黒の両軍が戦い続けている事は事実だけど、決着のつかない戦いに飽きてきたところだと言います。

    愉しげで冷ややかな声が響き、アモンは主人公にフェンリルをおびき出す生贄になってもらうと言います。

    ばかちんアリス

    ロンドンからクレイドルへ遂に主人公はロンドンに戻って来てしまったのですが、
    まさか1ヶ月で戻る事になるなんて。

    それにしても主人公、なんで騙されちゃったかなぁ…
    フェンリルのことを黒のエースって言ってたり、
    主人公に対して第二のアリスって言ってたり…

    黒の軍の兵士らしくないところ、たくさんあったじゃん!!
    クレイドルに戻ることになるとしても、そこは騙されないで欲しかったなぁ。
    無理やり連れてかれるとかの方がまだ感情移入できたかもしれない…。
    ちょっとだけ、残念でした。

    まぁ、でも、いきなり黒の軍の兵が現れたら冷静さも欠いて、
    ちゃんとした判断もできなくなっちゃうよね(汗)…と思うことにします(^_^;)

    第25話「VSアモン」

    レイの相棒フェンリル《魔法の塔》

    赤と黒の軍がセントラルに被害を及ぶことを恐れて、
    小競り合いに明け暮れている状況にアモンは不満を抱いているようです。

    アモンは、赤の軍がフェンリルのせいで黒の軍を叩き潰せていないと言い、その話から主人公はフェンリルの無事を知りホッとします。

    アモンが赤の軍に勝ってもらわないと困ると言い、その理由を主人公が尋ねます。

    赤のキングはアモンの配下にあり、ランスロットがこの国の頂点に立ったあかつきにはキングの座をアモンに献上させ、名実ともにアモンがクレイドルの王になるよう計画を立てているといいます。

    アモンは邪魔なフェンリルをおびき出して亡き者にして、その後主人公も始末すると言います。

    そんなアモンに、主人公はきっぱりと無理だと思うと言い、
    「フェンリルがあなた達なんかに負けるわけないです」と言います。
    そして主人公は牢へ入れられてしまいます。

    《ガーデン 翌朝》

    人払いしたガーデンのテーブルに両軍のキングが着席し、レイが
    「真の敵である魔法の塔の悪事を赤のキングがひとりで密かに倒そうとしてた」
    ということについて話しはじめます。
    黒幕の尻尾をつかんだのだろう?というランスロットからの問いかけに
    レイがにやりと笑ったとき、フェンリルが口を挟み、細かい話はあとでいいだろうと言います。

    レイが、魔法の塔の学者たちが主人公をさらったと説明します。
    フェンリルがレイに出撃の合図を急かすと、レイはランスロットに後を任せ、フェンリルと共に黒のキングではなく、フェンリルの相棒として出撃しました。

    そんなフェンリルとレイのもとにセスが駆け寄り、
    何も言わずに受取れと、魔法の塔内部の見取り図を渡します。
    セスは、責めもうける覚悟だけど、今は主人公のもとへ急いでと言います。

    《魔法の塔》

    牢の中に閉じ込められている主人公は、バッグの中に入っていたお菓子を食べながら、持ち物を確認していました。
    バッグの中の、銀色に光る鉄の塊を手にしたその時、人が倒れる声が聞こえ、何が起きたのかすぐにぴんときた主人公。

    そこにフェンリルとレイが助けに現れ、主人公達はすぐさま牢を飛び出しました。

    薄暗い廊下を駆け抜けると、宙に浮いた外階段に出ました。

    すると魔法学者たちが現れますが、レイとフェンリルが次々と倒していきます。
    主人公も魔法攻撃を防御し、レイとフェンリルを守ります。

    そこに、魔法学者たちを盾にしながらアモンが現れ、主人公はアモンが最高幹部だとフェンリルとレイに伝えます。
    フェンリルが銃を構えますが、その銃は弾切れでした。

    主人公は先ほど牢で取り出した鉄の塊をフェンリルに渡します。
    それは、ヨナが黒の領地に現れた時、フェンリルが主人公に護身用に持たされていた銃でした。

    弾切れのようだな、というアモンに、フェンリルは主人公から受け取った銃を放ちます。

    銃弾はアモンの額を打ち抜き、アモンは盛大によろけて階段から足を踏み外して真っ逆さまに落ちていきました。

    そこに、主人公の力で魔法の光が現れ、アモンを包み込んで落下の速度を緩めますが、
    アモンは銃の効果でしゃっくりが止まらなくなっていました。

    そして、戦いは終わり、主人公とフェンリルは公会堂へ行くと言うレイと別れ、兵舎へ向かいました。

    《黒の軍兵舎》

    みんなにただいまって言いに行かなきゃ!と走り出しそうになる主人公を
    フェンリルは抱き寄せ、「何より先に、お前に滅茶苦茶にキスしたい」と言います。

    (プレミアストーリー「愛してる」へ続きます)

    ハッピーエンド!!

    フェンリルと二人で立ち向かう戦いが遂に終わりを迎えました。
    黒の軍も赤の軍も、誰も傷つかずに終わって良かったです。
    セスも、最後まで味方でいてくれて安心しました。

    そして、魔法の塔に捕らえられた主人公の肝が座ってたところにはびっくりしました。
    前に襲撃された時はあんなに怯えていたのに…クレイドルで過ごしたひと月の間に、主人公もずいぶん強くなったんですね。
    (強さの大半はフェンリルとの愛の力でしょうけどw)

    なんだか、1つの物語が終わったんだなぁとしみじみしてしまいました。
    戦いが終わっただけで、ストーリーはまだ残ってますけどね(^_^;)

    戦いも終わり、エンディングまでどう展開していくのでしょうか…?!

    第26話「休戦協定」

    フェンリルの告白《ガーデン》

    魔法の塔から脱出した翌日、ガーデンのテーブルに赤と黒、両軍の幹部が勢ぞろいしていました。

    そして、そこで赤と黒の休戦協定が締結され、パーティーが開催されました。
    各々で会話が始まります。

    カイルにいつかの手術のお礼を言うルカ、そこに割って入るヨナ。

    赤の橋の攻防の発端もアモンの差し金だっただろうと話すエドガー。

    協定を結んだとはいえ、なれ合うつもりはないと言うランスロットと、それを笑うシリウス。

    ランスロットは先に席を立ちましたが、ガーデンでは少しの緊張を保ちながらも、パーティーが続けられました。

    だんだんと賑やかになったころ、セスが周りに気付かれないよう静かに席を立ちます。
    しかし、それを見逃さないレイとフェンリル。

    どこに行く気だと言う2人に、セスは「選ばれた13人」の名に自分は相応しくない、あの時渡したものが何かよくわかっているでしょ、とセスは言います。
    まだ牢に入るわけにはいかないから、このまま消えると言うセスに、レイがその必要はないと言います。
    あの時の見取り図は魔法の塔潜入時になくしてしまい、セスを尋問する証拠はもう何も残っていないとフェンリルが説明し、あの時あの見取り図を託してくれたことがすべてだと言い、セスを連れて戻ります。

    《公会堂外》

    黒の軍の馬車が止まっている方へ歩き出そうとする主人公を
    フェンリルがちょっと付き合ってと言い、噴水のある広場へ連れて行きます。

    《広場》

    1ヶ月前、フェンリルと別れた日の夕暮れを思い出し、胸を痛める主人公。

    その時、フェンリルが、あの日自分は本当のことを言わなかったと話しはじめます。
    主人公を元の世界へ返した本当の理由は自分のエゴで、自分の腕だけじゃ主人公を守りきれないことが怖かったと言います。

    フェンリルが、足手まといになるから自分を手放したわけではなく、万が一にも主人公が傷つかないように守ろうとしてくれたと気付く主人公。

    そして、フェンリルは、主人公は魔法の塔の牢でフェンリルを信じて待っていてくれたと言い、
    主人公がしたみたいにフェンリルも主人公を信じぬくと誓いました。

    「お前の人生最後の日まで、そばにいて、離さない」

    「だから――俺と生きてくれるか?」

    幸せなティーパーティー

    カイルにお礼をいうルカ黒の軍と赤の軍も一旦休戦になったし、セスの件もお咎めなしで済んだし。
    さらには、主人公もフェンリルが主人公を元の世界に帰そうとした本当の理由を聞けたし、
    めでたしめでたしといったところでしょう♪

    赤黒両軍のティーパーティーのシーンは見どころが多すぎて…!
    まず、ランスロットとシリウスの絡み。
    シリウスがランスロットを見て笑っているところとか見ると、
    ますます過去に何があったか気になってしまいます。
    そして、ようやく見られたクレメンス兄弟の会話!(ケンカ?w)
    弟に面倒臭いって言われちゃうお兄様…可哀想だけど、可愛すぎますw

    ランスロットとシリウスの件をはじめ、気になる点も色々残りますが、
    それは他のキャラも攻略して伏線を回収していきましょう…w