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イケメン戦国 | 真田幸村プレミアストーリー⑤「永遠の炎」

このページではイケメン戦国幸村のプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

今回の「永遠の炎」幸福ルート第十三話中盤の恋の試練プレミアストーリーになるぞ!!

プレミアストーリー「永遠の炎」

戦の最中、顕如に囚われた主人公ですが、幸村と佐助によってなんとか脱出に成功します

佐助は主人公への想いを胸に秘めたまま、現代へと帰っていくのでした

※主人公の名前を呼ぶ部分は●●●にしています。


……俺が、お前の帰る場所、奪っちまったな

(私が現代に帰らなかったこと、そんなふうに思ってたの…?)

幸村、それは違…

最後まで言わせろ

(あ…)

幸村の指先が私の唇を塞ぐ。
真っすぐな視線に射抜かれて、どくっと鼓動が音を立てた。

お前に酷なことをしたってわかってる。だけど、それでも…
俺はお前の手を、離せなかった

(っ……)

指先を絡め、幸村が私の手を口元へと運んだ。
熱い唇が、手の甲に優しく触れた。

この先、一生お前を離したくねえ
それでも、いいか?

(答えなんてとっくに決まってる…)

顕如討伐を終えたあと、京へと向かう前に幸村と話したことを思い出す。

幸村、私、決めたから

ん?何を

元の時代には帰らない。ここに残るよ

…………

幸村のそばにいる。ずっと、いるから

…………
……そうか

(あの時はゆっくり話す時間がなかったから…)
(今、もう一度ちゃんと伝えよう)

重なる手にそっと力を込めながら、
私は幸村に笑った。

……どうか、末永く、よろしくね

……

幸村といることが私の幸せなの。だから……私の居場所は、幸村の隣なの

●●●…

大好きだよ、幸村。だから……ずっと、一緒にいようね

おー

嬉しそうに、幸村の口元もほころんでいく。

(よかった、ちゃんと、伝わった…)
(安心してくれたみたいで、嬉しいけど…)

……なんで、こんな時まで『おー』なの

あ?他に欲しい言葉でもあんのかよ

あるよ

たとえば

嬉しいとか…。俺も好き、とか

他には

っ…だから、ええっと…愛してる、とか

へー、あとは?

(わざとだ、これ…っ)

結局、私ばっかり言ってるじゃない!

お、気付いたか

気付くに決まってるでしょ…っ

指を解いて、両手で幸村の頬をむにっとつねる。

あんらよ……

…ちゃんと言って欲しい

…………
ふひは

え、何?

幸村が吹き出しながら、私の手を解く。

残念。お前がつねってたせいでちゃんと言えなかった

っ…じゃ、やり直し

いいけど?

にやっと笑って、幸村が身体を起こし…

(あ……)

私の顔の横に両腕をつき、閉じ込めた。

――…好きだ

え…

大好きだ、●●●

(っ……うわぁ……)

いたたまれなくなって、ぎりぎりまで顔を背ける。

んだよ、言わせといて照れんじゃねーよ

だ、だって…

(あんなに真っすぐ言われたら、どきどきするし…)
(幸村はかっこいいし、大好きだし…っ)

ほら、もっとおねだりしてみろよ

無理です…。ごめんなさい、さっきは調子に乗りました…

そんな反省いらねーから、こっち見ろ

顎に手をかけられ、上を向かされて…
熱を宿して光る幸村の瞳が、目の前に迫った。

すげー真っ赤

っ…うるさいよ

かーわい

ばか…

バカじゃねえ。ただの事実

(うー…)

逃げることもできないし、心臓はうるさいし、顔は燃えてるみたいに熱い。
恥ずかしさに耐えかねて、私はきゅっと唇を噛んだ。

こら、噛むな。コレ、もう俺のだから

親指で唇を押され、心臓がとくっと跳ねる。

ん…っ

唇を押し開かれて、幸村の指先が舌先にちょん、と触れた。

(っ…なんか、くすぐったい…)

指先にもてあそばれ、舌先が濡れていく。

ん…、ゃ…

嫌?

っ……

涙目になって、こくりと頷く。

じゃ…

っあ……、ん…っ

唇を塞がれて、蕩けかけた舌先をやんわり食まれた。
口づけが深くなり、身体中に熱が行きわたっていく。

(甘くて、変になる……)

唇をくっつけたまま、幸村の手のひらが身体の輪郭をなぞる。
着物の越しに撫でられた肌が勝手に反応して、疼いた。

ゆきむら…

…ん?

好き…

……ん

ゆっくりと着物を暴かれ、夜気が裸の肌を撫でる。
空気が冷たい分、自分の身体がどれくらい熱くなっているか思い知らされた。

●●●…

ちゅ、と額に口づけしながら、幸村の指先が肌をもてあそぶ。

ん…、ぁっ

ぴん、と戯れに弾かれて、胸元が震えた。

(だめ……っ)

甘い感覚に冒されて息もできず、幸村の首にすがりつく。

も、やだ…

だめ。がまん

(がまん、って……、あ…っ)

少し切なげに笑い、幸村がゆっくりと私の上に身を沈めた。

好き、なんて…これからも何度でも言ってやる。でもな
言葉じゃ全然、足りねえから…
お前の身体に教えとく

ゆっくりと熱が溶け合い、ひとつになる。

(幸村……)

苦しいくらいの愛おしさが胸の奥で燃えている。
この火はきっと、永遠に消えない。
たしかな温もりに包まれて、私は幸村のすべてに溺れた。


幸村の「おー」のボイスが欲しいですね♪二人でニャンニャン♡