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イケメン革命 | ランスロット=キングスレープレミアストーリー③「蒼の世界と、嘘」

このページではイケメン革命ランスロットのプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

今回の「蒼の世界と、嘘」第15話後半のアバター試練プレミアストーリーになるぞ!!

プレミアストーリー「蒼の世界と、嘘」

ある日、ゼロと買い出しに行った主人公。魔法の国の手先に囲まれ、さらわれてしまいます。

そこで、アモンからランスロットの目的について聞かされ、ひどくショックを受けるのでした……

※主人公の名前を呼ぶ部分は●●●にしています。


暗いくらい魔法の塔を出ると、外はもう夜に包まれている。

……

(……どうして、何も言ってくれないの?)

言葉にならない衝動が込み上げて、私はランスロット様の腕を掴んだ。

……ランスロット様っ

やっと、視線が重なった。

どうした……

(聞きたいこと、伝えたいことがたくさんあるよ……)

零れそうな気持をぐっと押さえて、言葉を紡ぐ。

……ちゃんと、話をさせてください

ランスロット様は、ついて来るように視線だけで私を促した。

ーーーーー(場面転換)

(ここ……)

辿り着いた場所は、自生した魔宝石を水面に映しキラキラと光る池だった。
幻想的な景色が、より一層、さっきまでのことは夢だったんじゃないかと思わせる。

この場所は、なかなか人が寄りつかない
話すには、最適だろう

ランスロット様は、瞳に水面の蒼だけを映していた。

まるで、私の言葉を待つように。

ランスロット様……、あの人、アモンが言っていた事は、全て嘘ですよね?

残念だが……
全て、真実だ

……

ランスロット様の唇に、冷たい笑みが浮かぶ。

出逢ったばかりのあの日、言ったはずだ
『全て意のままに操れる世界』を手に入れたいと

組み敷かれながら、冷たく言い放たれた言葉が蘇る。

【回想】ーーーーー

この戦いに勝利すれば、全て意のままに操れる世界が手に入る

意のままに、操れる世界……?

ああ、赤の軍が全てを支配する世界
一番上から見る景色こそ、俺が欲しいものだ

ーーーーー

あの日から、この心は変わらない

冷たい表情に、心が負けそうになる。
だけど、その刹那……、ランスロット様の瞳が一瞬だけ揺れた。

(……っ……、どうして、私が揺らいでるの)
(あの日、決めたのに……)

【回想】ーーーーー

……ランスロット様。私は、あなたのことがわかりません
そばにいればいるほど、わからなくなる

……

冷たく非道なあなたと、……たまに寂しそうな顔をするあなた、どちらが本物か、私にはわかりません
けど……、わからないままでいい

……?

ランスロット様。私は、あなたの言葉よりも、心を信じます

心……、だと?

はい、私は私が思うあなたを、ただ信じます

ーーーーー

いつも自分の心を隠してしまうこの方のことを、ただ信じる。

そして、そばにいる、そう決めた。

ずっと前を見つめたままのランスロット様と視線を重ねたくて、
背伸びをして頬を両手で包んだ。

…………アリス?

……もう、私には嘘をつかないでください

……

あなたの悲しい瞳は、もう見たくない……

お前の瞳は飾りか?

あの男の言う通りだ。俺はお前を懐柔し……、
道具として使うつもりだ

ーー……満月が訪れても、お前を帰さない

ランスロット様がそう望むなら、そうしてください

……なに?

両手から伝わってくる体温が、背中を押してくれる。

言ったはずです。あなたは私の大切な人だと
……その人の手になれるなら、構いません

……っ

それに、知っていますから
あなたが、誰よりも優しい人だって。ひどい使い方は、出来ないでしょう?

……甘いな、アリス

ランスロット様の手が、私の手を覆う。

そして、ぐっと引き寄せられた。

この手を、どれだけ血に濡らしてきたと思う?
この手で、どれだけの物を壊してきたと思う?

……ランスロット様……っ

お前の瞳に映る人間が、優しく見えているのなら……
それは、まやかしだ

……まやかし?

ああ、お前1人壊すことなど、容易い

ランスロット様の顔が近づき……、

……んっ……、っ

まるで獣のように首筋に噛みつかれる。

(……怖い。だけど……っ)

頬から手を離し、その手で目の前の身体を抱きすくめた。

……

動きが止まり、そして、身体が離れていく。

お前は、人を疑うことを知らなすぎる

ランスロット様は、私から顔を背け……、
そして拒絶するように背を向けてしまう。

その時、風で水面が揺れた。

(……っ)

水面に映るランスロット様の表情は、ひどく切ないものだった。

もう声は、かけられない。

私はただ、水面に映る瞳を、ずっとずっと見つめていた……ーー


とっても切ない。。。