フェンリルルートネタバレ・感想
このページでは『イケメン革命』フェンリルルート1話〜8話のストーリーネタバレ・感想を書いていくよ!!
彼からの手紙の内容やプレミアストーリー・スチルについてもネタバレしていくのでぜひ参考にしてみてくれ♪
選択肢などの情報は以下のネタバレ無しの攻略を参考にしてね!!
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第1話「戦闘狂の坊ちゃん」
《黒の軍兵舎》
黒の軍の兵舎に連れて来られた主人公。
気合を入れて歩き出した主人公に、フェンリルが、右手と右足が一緒にでてると声をかけます。
フェンリルが軍の幹部で戦闘狂ということを思い出した主人公は、何とかフェンリルと関わらないようにしますが、その思いとは逆に、フェンリルは主人公にどんどん話しかけてきます。
そして、遂にはフェンリルのことを呼び捨てで呼ぶことになった主人公。
更に、主人公は翌日フェンリルと一緒にブランの家を訪ねることになってしまいました。
《主人公の部屋》
部屋に一人きりになると、急激に眠気が襲い、ベッドに倒れこむ主人公。
目が覚めたら全部夢だったらなぁ…と思いますが、そんなことは無いと諦め、30日間平穏無事に過ごせるようしっかりしなきゃと改めて決心します。
《翌日・ブランの家の前》
フェンリルに連れられ、ブランの家にやってきた主人公。
フェンリルが玄関のベルを鳴らすと、オリヴァーが現れます。
主人公が優しくオリヴァーに”くん”付けで挨拶をすると、ぽんこつ呼ばわりされてしまいます。
オリヴァーに、初対面の相手に「ぽんこつ」は失礼じゃない?と主人公は言いますが、
「俺の見解じゃ、ただの事実だがな」と返されてしまいます。
そんな2人のやり取りを見ていたフェンリルは、苦笑しながら主人公に聞き流すよう言って宥めます。
オリヴァーは例のものは仕上げてあるとフェンリルに言い、主人公とフェンリルを家の中に通します。
《リビング》
主人公はリビングに通され、ソファに腰を下ろすと、一大事だ!と言ってブランが現れます。
ブランは、眼鏡が行方不明になったと、主人公をオリヴァーと勘違いして近寄ってきます。
眼鏡を握りしめているブランに、眼鏡はブランの手の中にあると主人公は教えてあげます。
ブランはクレイドルでワーストワンなくらいのうっかり度合だと言うオリヴァーと、そのオリヴァーの発言に一票入れると言うフェンリル。
そんなフェンリルを「坊ちゃん」と呼ぶブラン。
主人公が「坊ちゃんってフェンリルのこと?」とフェンリルに尋ねると、フェンリルはそれを誤魔化し、そそくさとオリヴァーと奥へ消えていってしまいます。
ブランは、フェンリルとは彼が子供の頃からの付き合いで、当時の呼び名が抜けないのだと主人公に説明します。
そして、ブランに黒の軍の居心地はどうか聞かれると、みんな親切にしてくれて申し訳ないくらいだけど、
できれば波風を立てず無事に30日経てばいいと思っている、と答える主人公。
しかし、既に主人公がフェンリルに振り回されていることは、ブランにはお見通しなのでした。
その後、主人公はブランにこの国の事を色々教えてもらいます。
・この世界では、魔法石さえあれば誰でも魔法が使える。
・魔法石は電池みたいなもので、こめられた魔力を使い切るとただの石ころになる。
・誰でも買えるけど魔力が大きいほど値段が跳ねあがるから魔法をバンバン使うのはお金持ちだけ。
・庶民の暮らしは、主人公がいた世界とそう変わらない。
・この国の魔法は魔法の塔という公共の研究機関が管理している。
魔法の塔の話は長くなるからやめておこうとブランが言うと、
そこにちょうどフェンリルとオリヴァーが戻ってきます。
フェンリルの用事が気になりながらも、ブランとオリヴァーに見送られ、フェンリルと主人公は玄関を出ました。
《ブランの家の外》
2人が玄関を出ると、赤の軍の兵に囲まれてしまいます。
主人公を連行しようとする赤の軍に銃を放つフェンリル。
フェンリルが黒のエースだと気付くと、赤の軍の兵たちは退却しようとしますが、フェンリルは兵達を煽ります。
別世界の住人
早速フェンリルに振り回され始めた主人公。
関わりたくないと思っていたのに、もう呼び捨てで呼ぶことにはなるし、ブランの家に連れていかれるし、すっかり気に入られちゃった様子。
主人公も主人公で、右手と右足一緒に出ちゃうわ、自分で『平穏を愛する私』だとか『小市民としての本能が叫んでる』だとか言っちゃうわ…
これはフェンリルじゃなくても気になっていじりたくなっちゃいますよw
フェンリルだけじゃなく、この世界の皆様はなかなか曲者揃いみたいだし、
平穏に30日間過ごしたいという主人公の望みはなかなか叶えるのが難しそうですね…(^_^;)
スチル「Bring it on!」
第2話「恐怖に怯える少女」
《ブランの家の前》
フェンリルの煽りに、敵兵達も銃を構え直し、空気がピンと張りつめますが、
そこに、セントラル地区はいかなる戦闘も禁止されていると、ブランが止めに入ります。
フェンリルは銃の試し打ちができたし…と銃を収めます。
試し打ちと言う言葉に疑問を抱く主人公。
なんと、フェンリルが使用していた銃はオリヴァーがカスタムして今日渡した銃だったのです。
そして、主人公はオリヴァーがこの界隈では有名な天才発明家だと知ります。
フェンリルが赤の軍の兵に銃を収めるよう言いますが、赤の軍の兵は微動だにしません。
ブランが「これは正式な軍事行為なのか」問うと、赤の兵士達は視線を泳がせ、街へ続く林へ駈け出して行ってしまいました。
「これで終わったと思うなよ、アリス!」という捨て台詞と、この襲撃は非公式の軍事行為だが、自分たちを指揮しているのは幹部の一人だ、という情報を残して…。
赤の軍の兵達が去り、主人公もフェンリルに支えられ、黒の軍の兵舎へ帰ります。
《セントラル地区 路地》
主人公達の前から立ち去った赤の軍の兵士達は、セントラル地区の人気のない路地である人物に平伏していました。
その人物は、赤の軍のジャック、エドガーでした。
作戦を失敗に終わらせてしまった兵達はエドガーに頭を下げますが、エドガーは、今回の目的は主人公の身辺調査と挨拶だと言い、兵達を宥め、解散させます。
兵達が去った後、エドガーは困り切った口調なものの、笑みを崩さぬまま、フェンリルが主人公の警備についていたことだけが予想外だったと呟きます。
そして、こう言いました。
「さて……次はどんな手を打とうかな」
《黒の軍兵舎 執務室》
兵舎に戻ると、フェンリルは先ほどの襲撃について幹部達に報告します。
それをぼんやりした頭で聞く主人公。
主人公は、自分の持つ魔法を弾き飛ばす力のせいで、本気で銃を向けられたということに、改めて恐怖を感じます。
そして、フェンリルの報告から、幹部たちは、今回は単なる脅しで、捨てゴマの兵を仕向けたと分析し、次はもっと周到な準備をして主人公を狙いに来るだろうと言う結論に至ります。
これから何度も襲撃が来ると思うと、恐怖と緊張で身体の芯が冷え始める主人公。
主人公は、気分が悪くなったと伝え、食事も断り、部屋を後にします。
《廊下》
主人公は、部屋を出るなり、震えが止まらなくなり、自分の肩を抱きしめます。
そして、ようやく自分が今ロンドンとはまるっきり違う、危険な場所にいると実感します。
《中庭 夜更け》
夜が更けても寝付けない主人公は、部屋を抜け出して中庭の隅にある石段に腰を下ろします。
襲撃されたとき、最後に赤の軍の兵が残した台詞を思い出し、
「早く、元の世界に帰りたい……」と目元を熱くします。
膝を強く抱きかかえ、漏れそうになる嗚咽を必死にこらえていると、フェンリルに声をかけられます。
フェンリルは主人公の正面にしゃがみ込み、主人公に良ければ使えよと、ハンカチを差しだします。
そして、「俺たちがいるのに、ひとりで泣くな」と言います。
エドガーの思惑
赤の軍の兵に主人公を連行するよう指示していたのはエドガーだったんですね。
公式のキャラクター紹介によると、
「万能で隙のない」「腰が柔らかくレディーファースト」
「一見、上品な紳士だけれど、陰では”優しき悪魔”と呼ばれていて…?」
なんて書いてあります。
ランスロットに忠誠を誓ってそうな感じでしたし、ランスロットの為なら笑顔で人殺しできてしまうようなタイプ、とかなのでしょうか…?(言いすぎ?)
一体何のために、どうしてこんなコソコソと主人公を狙っているのか…。
まだまだ2話目ですし、エドガーの行動についても、その背景にあるものなどが
きちんと語られる事を期待しています。
第3話「3つの約束」
《中庭》
促されるままにフェンリルから差し出されたハンカチを主人公が受け取ると、主人公の頭に、フェンリルの指先がそっと触れます。
フェンリルの撫でる仕草が予想外に優しくて、涙が止まらなくなる主人公。
止まらない涙を溢れるそばから拭ってくれるフェンリル。
主人公は、フェンリルは危ない人だから近付かないようにしようと思っていたが、考えてみたら二度も自分のことを助けてくれた、と思い出します。
そのお礼を言っていなかったと思い、フェンリルに感謝を伝える主人公。
フェンリルに涙の理由を尋ねられ、主人公は赤の軍にまた襲われるかもしれないと思うと怖くて、早く元の世界に帰りたくて苦しいと答えます。
そのままフェンリルに甘え、素直な気持ちを一気に喋る主人公。
元の世界に帰るには一か月後の満月を待つしかなく、ブランに恋の魔法に気を付けてと言われたが、そもそもこの国で生き延びられるか心配でたまらないと、主人公は話します。
フェンリルに話して落ち着いた主人公は、無事に元の世界に帰りたいなら泣いてないでしっかりしなきゃ、と自分に言い聞かせます。
すると、フェンリルは主人公が元の世界に帰るまで、おもてなしと赤の軍からの護衛をすると提案してくれます。
そして、主人公とフェンリルは3つの約束をします。
1.月が満ちるまで、思いきり不思議の国の日々を楽しむこと
2.別れ際には『あぁ、楽しかった!』と言い合って笑ってさよならすること
3.楽しく過ごしてカラッと別れるためにも、お互い恋なんてしないこと
不安が消え、わくわくしてきて笑顔になった主人公はフェンリルに手を引かれ、兵舎へ連れて行かれました。
《食堂兼談話室 真夜中》
フェンリルに連れられ食堂兼談話室にやって来ると、
兵がたくさん集まっていて、テーブルにはご馳走とお酒が並んでいました。
幹部たちも皆集まっていることに、主人公が疑問を隠せずにいると、サプライズで主人公の歓迎パーティーが始まりました。
料理はどれも絶品で、主人公にも数日ぶりに食欲が甦ります。
そのレシピはすべてルカのものだと知ると、主人公はルカを天才と褒めちぎりますがルカは照れてしまいます。
そして、主人公はレイとシリウスから、このパーティーは執務室から出て行く主人公の様子を見たフェンリルが企画したと聞きます。
そんなフェンリルの優しさを知り、主人公は楽しそうにしているフェンリルの顔を見て思わずドキッとしてしまいます。
《主人公の部屋 翌朝》
主人公が身支度を整え、朝の空気を吸っていた時、フェンリルがクレイドルツアー初日を始めようと言って訪ねてきます。
紫髪のナイト
フェンリルの好感度がぐっと上がった回でした。
何を言うわけでもなく、ただ吐き出させてくれて、聞いてくれると言うのは
女子的にはポイント高いのではないでしょうかww
更にはお前を守る、だなんて…言われてみたいものですよw
最初の印象が悪かったこともあり、一気に好感度が上がって、
主人公はさっそく恋に落ちはじめちゃってる感じでしょうか??
でも、なんだかフェンリルは、仲間なら誰にでも優しいような印象を受けたので、そうなると恋をしちゃうと辛いですよね。皆に優しいって、罪です(>_
でも、とりあえずフェンリル流おもてなしをしてくれるということですし、楽しいエピソードもたくさん待ってそうなので続きが楽しみです♪
第4話「黒の兵舎の幹部たち」
《中庭》
フェンリルに連れられ中庭に出ると、数十人の兵達が集合していて、シリウスの指揮の下、近接格闘の訓練をしていました。
主人公とフェンリルは午前中だけ見学することにすると、
フェンリルも教官に混ざって指導に乗り出しました。
するとふらりとレイが現れ、主人公の前で立ち止まりました。
《キッチン》
案内されたのはいい匂いの漂うキッチンでした。
そこにはルカとセスがいて、ルカは休憩時間によくここで料理の研究をしていると主人公はフェンリルに教えてもらいます。(セスは味見専門とのことw)
ルカからメニューを聞き、主人公が手伝おうとしたとき、セスが、自分も手伝うと言ってキッチンナイフを握りますが、指を切ってしまいます。
セスの手当てを買って出た主人公に、セスは「アナタはとっても優しい女の子ね」と言います。
ルカの料理が完成し、本当はデザートもつけたかったというルカに、主人公は、
甘いものには目がないから、いつかルカの作るデザートも食べてみたいと言います。
そして、主人公は心を弾ませながら食事を載せたワゴンを押して廊下へ出ます。
《廊下》
廊下へ出ると、フェンリルが追いかけてきて、主人公の肩をポンと叩きました。
フェンリルは、甘いものが好きってことは最初に言えと言い、続けて、明日1日空けておけと言って、主人公をデートに誘いました。
(プレミアストーリー「デートインワンダーランド」へ続きます)
ルカとセス
黒の軍の幹部たちがどんなキャラなのか何となくつかめてきました。
ルカはとにかくもう可愛くて、お料理も得意だし、だんだん女の子に見えてきてしまいますww
ツンデレ…とは違うけど、そっけないながらも少しずつ心を開いてくれているのがわかって、なんだか愛おしくなってきてしまいます!!
主人公に褒められて、謙遜しつつ、本当はもっとできるんだと言っちゃうところもまた可愛い…ww
セスはオネエだし、ギャグ担当かと思っていたのに、ちょっとちょっと…!!指先に唇で触れるなんて色っぽい仕草見せちゃって!!!
オネエキャラってこういう色っぽさが堪らないんですよね♪
ルカの可愛さとセスの色っぽさは堪能したので、この先は、この2人のカッコいい姿も見れることを期待しちゃいます!!
第5話「デートからの危機一髪」
《路地 夕暮れ》
一通り、クレイドルのスイーツショップを巡った主人公とフェンリルは最高の一日だったと今日一日を振り返り、帰り道を歩き出します。
しかし、その先を「Keep Out」の看板が塞いでいて、通行止めになっています。
街の人に何があったか尋ねると、どでかい荷馬車が転倒して、明け方まで道は復旧しないと言います。
主人公とフェンリルの2人は、路地裏を通って帰ることにします。
《路地裏》
不気味なくらい静まり返っている路地の道半ばで2人は足を止めます。
すると、建物の陰から赤の軍の兵士数名が現れます。
どうやら、メインストリートの事故はこの赤の軍の兵士の仕業だったようです。
赤の軍の兵士たちが主人公を捕えようと向かってきますが、フェンリルはオリヴァーお手製の手榴弾(殺傷能力はなし)で敵の半分以上を吹っ飛ばします。
兵士の一人が、魔法石を取り出したとき、聞き覚えのある声と共に、敵兵の腕にナイフがささり、魔法石がその手から転がり落ちます。
同時に物陰からセスとルカが現れます。
セス、ルカ、フェンリルの3人を前に、敵兵は顔面蒼白になって一目散に逃げ出しました。
主人公はホッとして、フェンリル達3人と一緒に黒の軍の兵舎へと歩き出しました。
《黒の軍兵舎》
すっかり陽が落ちた頃、兵舎に辿り着いた主人公たち。
すると、若手の兵たち数人が、真っ青な顔で外へと走り出てきます。
何があったのかフェンリルが尋ねると、兵は幽霊が出たと言います。
それを聞いてルカ、セスは拍子抜けしますが、フェンリルは硬直します。
主人公がフェンリルに大丈夫かと尋ねると、フェンリルは大丈夫じゃねーと答えます。
心強い3人の友達
4話でルカとセスのカッコいい所が見たいと思っていた矢先、ピンチを救ってくれたのがこの2人でした。
(まんまと運営の思い通りになってるってこと?!汗)
セスは短剣(暗器も?)を操り、ルカは大剣を使いこなすんですね。
で、フェンリルは銃使いで…。
それぞれ武器が分かれているところもなんだか細かいなぁなんて感心してしまいます。
(しかし、ルカ。大剣でみじん切りとかどんだけ器用なのよ…ww)
この2人が、主人公とフェンリルを護衛のために見守っていたのか、
好奇心で覗き見していたのかはわかりませんが、頼もしいことに変わりはないですし、
主人公が「この人たちが味方なら何があっても大丈夫だって思える」って思うのも
なんだか納得してしまいます。
(そしてまたまたルカ。あなたの口から『出歯ガメ』なんて聞きたくなかった…っ!ww)
もちろん頼もしいのはフェンリルもです!ふざけた効果の銃なのに、こんなに強いなんて…。
オリヴァーが発明した他の銃も気になるところですww
フェンリルからの手紙「デートの礼」
Dear アリス
今日は1日付き合ってくれてありがとな。
元気もらった。また付き合えよ。
お前の笑ってる顔、やっぱ、すげーいいわ。
これからも俺とクレイドルツアーを楽しもうぜ?
満月の夜がくるまで、毎分毎秒、全力で。
See you soon,
Fenrir Godspeed
第6話「幽霊騒動」
《黒の軍兵舎・外》
主人公が大丈夫かとフェンリルに尋ねると、フェンリルは主人公の指先をぎゅっとつかんで大丈夫じゃねーと言います。
騒ぎを聞きつけたシリウスが現れ、兵達に兵舎に戻るよう一喝します。
慌てて駆け戻る兵と一緒に、夕食の準備のため兵舎の中へ入るルカ。
セスも、一応今回の騒動について調べると言い、案内を買って出た兵士と兵舎の中へ入っていきます。
主人公とフェンリルも、つないだ手はそのままで兵舎の中へ入ります。
《廊下》
慎重に周囲を確認して歩みを進めるフェンリル。
フェンリルは幽霊が怖いのかと主人公が尋ねると、フェンリルは怖いとハッキリ答えます。
おばけにあったこともないけれど、実体がないから怖いと力説するフェンリルを見て、主人公はその様子が可愛らしく思え、笑いをこらえきれなくなります。
そこにセスが現れ、今回の件について、幽霊じゃなくて、出しっぱなしの箒がネズミにが揺らされて人影に見えただけだったと伝えます。
安堵するフェンリルに、これから幽霊が出た時は私が守ると言う主人公。
そんな2人の様子をセスがからかいますが、フェンリルは軽くかわし、主人公を連れて歩き出しました。
《倉庫》
主人公とフェンリルが去ると、セスは素早く踵を返し、兵舎の奥の倉庫へ向かいました。
セスが声をかけると、そこにローブをまとい、フードを目深にかぶった男が現れます。
どうやら今回の幽霊騒動は、この男が幽霊と勘違いされ、それをセスが誤魔化したようです。
ローブの男はセスに「第二のアリスが現れたことに主が興味を持ち、アリスの情報を集めようとしている」と伝えます。
それを聞いたセスは、普段のオネエ口調ではなく、凄味のある男口調で即刻立ち去るよう男に告げます。
そして、ローブの男は冷ややかな光とともに姿を消しました。
《談話室 数日後》
幽霊騒動の翌日からずっと雨が降り続き、退屈する主人公。
主人公が「早くやまないかな…またフェンリルと出掛けたいのに」と呟くと、そこにフェンリルが現れます。
主人公の呟きを聞いていたフェンリルは、俺に遊んで欲しいなら俺に言えよと主人公に言います。
可愛いフェンリルとセスの裏の顔
戦闘狂と呼ばれる人がまさかのお化け嫌いww
実体がない、いるかいないかわかんないから怖いという感覚は何となくわかる気もしますけどね(^^;)
ここまでカッコいい面ばかりだったフェンリルですが、ようやくちょっとダメな部分(可愛い部分)が出てきて、和んでしまいました。
100%カッコいいっていうのも良いとは思いますが、こういう弱い、可愛い一面を見せてくれると、距離が縮まった気がして余計に好きになってしまいますよね?
そしてそして、セス。あなたは何者!?
この幽霊騒ぎも一枚噛んでいるみたいだし…
男言葉はオネエ言葉とのギャップでかなりカッコ良かったですが、実は敵とか、嫌ですよ?!(;_;)気になる。かなり気になります…。
第7話「はじまりはいつも雨」
《主人公の部屋》
甘えられるのは嫌いじゃないと言うフェンリルの笑顔が眩しくて主人公はドキドキしますが、我に返ります。
そして、この雨続きじゃどこにも行けないなぁと思ったと誤魔化します。
次の晴れた日にまたどこかに案内してくれる?と主人公がフェンリルにお願いすると
雨の日に出掛けちゃいけないなんて誰が決めた?と言い、シュシュのシャワー代わりの散歩に付き合えと主人公を誘います。
すると、フェンリルの合図で小さなボールのような子犬が現れました。
その子がシュシュだと主人公に紹介し、2人とシュシュは外へ出かけます。
《野原》
野原に着くと、シュシュが水を跳ね飛ばしながら駆けていきます。
フェンリルと歩きながら、露が跳ねて光る花々を見て、雨の日の散歩も素敵だねと言う主人公。
フェンリルは雨の中大声で歌うのがお勧めだと言い、主人公に歌ってみるよう促します。
フェンリルに乗せられるまま『♪Rain Rain Go Away…』と歌いだす主人公。
フェンリルはその曲を聴いて一瞬言葉を失うも、いい曲だけど俺ならこう歌うと言って
『♪Rain Rain Let It Rain…』と歌いだします。
雨に濡れるのも気にせず、楽しくなって子どもに戻った気分で歌声を張り上げる2人。
主人公は、クレイドルに来てからの日々を振り返り、どんな時でも悪いことばかりじゃないんだと感じ、
クレイドルに来れてラッキーだとフェンリルに笑顔で伝えます。
すると、フェンリルは主人公の笑顔が好きだと言い、お前に出会えて良かったと続けます。
間近で光るフェンリルの瞳に主人公が見惚れていると、シュシュが戻ってきます。
一つの傘の下、身を寄せ合って来た道を帰り始めると、猫耳フードをかぶった男が現れます。
その男はフェンリルにロキと呼ばれます。
フェンリルがロキに主人公を紹介すると、ロキは主人公に友達になってと言います。
仲良くしよう?と言って、ロキが予告なく主人公の顎を持ち上げると、
仲良くしねーよと言ってフェンリルが強引に主人公を抱き寄せます。
Rain Rain Go Away
雨の日って何かアクシデントが発生しそうな予感がするものですが、今回は何だが2人の距離がまたぐっと近づいた感じがします。
ストーリーの中で主人公が『♪Rain Rain Go Away…』と歌いますが、この曲(歌詞)はイギリスの童謡として実在しています。
外に遊びに行きたいんだから早く雨あがってよ!という内容の歌ですが、
主人公としてはしばらくまだ雨のままがいい(フェンリルと相合傘してたい)んじゃないの?…なーんて思ってしまいましたww
この曲に対し、フェンリルは逆の意味の歌詞『♪Rain Rain Let It Rain…』と
つけて歌い出しますが、聴いたことないとか言いながら、なんだか意味深な顔をします…。本当は知ってるんじゃないの?と思わせるような…
この歌詞は何を意味しているんでしょうね。
日本の童謡で『雨雨ふれふれ』がありますが、それとはまた違う意味な気がします。
第8話「溢れる想い」
《野原》
この女、安くねーんだと言って、ロキから主人公を引きはがすフェンリル。
主人公に、こんな雨の中フェンリルに振り回されて大変じゃないのかとロキが聞くと、楽しくて散歩してただけだと主人公は答えます。
それを聞いたロキは、雨の日なんて大嫌いだと言い、噂のアリスの顔も見られたしと、妖しい笑みを残して森へ歩き去っていきました。
姿が見えなくなったあとも主人公の頭からロキの顔が離れませんでした。
《中庭 数日後の昼下がり》
フェンリルに話したいことが溜まっている主人公はフェンリルを見つけると駆けよります。
フェンリルに会っていない間にあったレイ、ルカ、セスとの出来事を夢中になって話す主人公。
そんな主人公の話を聞いて、嬉しそうにするフェンリル。
そして、「俺が大事にしてる奴らを、好きになってくれて、ありがとな」と満面の笑顔で主人公に言います。
その笑顔を見て、主人公はフェンリルへの想いを強くし、火照った顔を隠したくて背を向けます。
すると、フェンリルが街で見つけたと言って主人公にピアスをプレゼントします。
主人公はフェンリルにお礼を言いその場でピアスをつけますが、芽生えた甘い気持ちを隠さなきゃと思い、胸を痛めます。
そこに、血相を変えた若い兵士がやってきて、フェンリルへ黒の軍の兵士数名が赤の橋で赤の軍の一個隊に包囲されたと伝えます。
フェンリルは、主人公に、心配しないで待ってろと伝え、一旦兵舎に戻り、すぐさま自分の兵を率いて門の外へ飛び出していきました。
《赤の橋のたもと》
フェンリルの隊が赤の橋に到着すると、セントラル側の岸には、
臨戦体制のルカの小隊、橋の中央に顔面蒼白の黒の兵士4名がいます。
そして、橋の上で彼らを包囲し、ルカの隊と睨み合っていたのは赤のクイーン・ヨナでした。
いつになく硬い表情でヨナを注視するルカ。
ルカが聞いたセントラルの住民の証言によると、赤の軍の罠に黒の軍の若手兵士が引っかかってしまったようです。
こんな汚い手を使うなんて許せないとルカは言い、フェンリルの制止にも無理だと言って聞き入れず、敵軍へと向かっていきました。
《主人公の部屋》
日が落ちてもフェンリル達は戻らず、赤の橋の状況が気になる主人公。
そこにセスが慌ててやってきて、こう言いました。
「大変よ、アリスちゃん!あの子が……っ」
この先いったいどうなるの!?
主人公はようやくフェンリルが好きなんだと自覚しましたね。
さんざイチャイチャしてたので、ちょっと遅いよ!wwと突っ込みたくなりますが、
主人公はフェンリルとの約束もあって、その恋心を自覚しないように頑張って抑えていたんでしょうけど、いよいよ溢れちゃったんですね。
お互い恋はしないっていう約束があるし、どうするのかな…なんて思ってたら、戦闘発生!?
主人公が気持ちを自覚した途端にフェンリルが戦場へ行くとか、
ちょっと嫌な予感しかしないんですが…
ルカもなんかキリッとして男らしく立ち向かって行っちゃうし…!!
最後にセスが「大変よ!あの子が…」って言って終わるなんて、あー、
次のストーリーがが待ちきれない!!!