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イケメン戦国 | 武田信玄プレミアストーリー⑥「街灯りのあとの情熱」

このページではイケメン戦国信玄のプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

今回の「街灯りのあとの情熱」情熱ルート第十三話中盤の恋の試練プレミアストーリーになるぞ!!

プレミアストーリー「街灯りのあとの情熱」

見事、戦に勝利し、現代へ病気の治療にやってきた信玄

無事に手術が終了し、過去に帰るまでの3か月間を現代で二人で過ごします

※主人公の名前を呼ぶ部分は●●●にしています。


ここが、君が今、暮らしてる部屋か

はい。狭いところですけど、くつろいでくださいね

女の子らしい雰囲気だな。君らしい

ソファに並んで座り、信玄様は楽しそうに部屋の中を見回す。

(そんなふうに見られると、少し照れくさいな)

前に住んでいた部屋のものを、持って来られるものは、そのまま持ってきたんです
信玄様が来たら、お好みのものに買い換えればいいかなって

あと少ししかここにはいないわけだから、その必要もなさそうだな

そうですね。居心地が悪かったら、すみません

まさか。むしろ、この時代での君の暮らしを垣間見られて、嬉しいね

信玄様は悪戯っぽい笑みを浮かべる。

君と一緒に、部屋の内装を整えて生活を作っていくのも、それはそれで楽しそうだが

あ、確かに…

(カーテン選んだり、マグカップをペアにしたり…考えただけで楽しそう)

だが、その時は俺も手に職をつけて、この時代の通貨を稼がないといけないな

(えっ)

いやいや、この時代では私が稼ぎますよ!

そういうわけにはいかない。この時代の人間じゃなくてもできる職業を探すのは大変そうだが

うーん、家具を作ってネットで売るとか?

ねっと?

はい。家にいながら、世の中の情報を調べたり、色々な人と交流できる手段があるんです

(信玄様、頭が良いし…デイトレーダーとかもできそう)

へえ…。情報収集や商売の仕方も、時代によって違うんだな

(現代で信玄様と長く暮らすようになってたら、どんな生活になってたのかな?)
(信玄様がいれば、何があっても幸せなのは確かだけど…)

でも、私はやっぱり乱世にいる信玄様が一番好きですよ
大切な仲間に囲まれてる信玄様が、一番生き生きしてると思いますから

姫君…ありがとう

信玄様は私を引き寄せ、唇に軽くキスをする。

んっ

途端に部屋中が甘い空気になった気がして、じわりと頬が火照った。

(何で自然にそういうことができるの…)

君の反応は、いつまでたっても愛らしいな

…そうやって、人の反応で遊ぶのやめてください

照れ隠しで拗ねたふりをしてみせる私を、信玄様が笑う。

遊んでない。君に対してはいつも本気だ。知ってるだろ

信玄様の声が艶を含み、わずかに低くなった。

それとも、教えてやらないとわからないか?

っ…知ってます…

なら、よし

信玄様は満足げに私を解放する。

(私、信玄様にかかると簡単にドキドキしすぎだな……ちょっと冷静になろう)

自分に言い聞かせ、ソファから立ち上がる。

今日は一日、動いたし、そろそろ寝ましょうか

ああ。そうしよう

(問題は寝る場所だな)
(ダブルベッドだし、一緒に寝ることはできるけど……)

(信玄様と同じ布団で寝たことないし、さっきからドキドキしてるし、難易度が高すぎる)

信玄様はベッドを使ってください
私、そこのソファを使います

ん。ちょっと待て
君は一緒に『べっど』で寝ないのか?

怪訝な顔をする信玄様に、しどろもどろで言い訳する。

ひとりで寝た方が広いし、きっと、ゆっくり眠れますよ

ふたりで寝ても充分な広さがあるだろ
病院で使ってた『べっど』は小さかったが、これは二人用の大きさに見えるぞ

(鋭い……!)

ええっと……このソファがお気に入りなんです!
実は背もたれを倒すとベッドになるんです、すごいでしょう

背もたれをぱたぱた動かして苦しい言い訳をするけれど……

……

信玄様の疑いの眼差しが突き刺さる。

(このままだと、恥ずかしがってるだけなの、ばれちゃいそう…)

そうだ、私、寝巻を持ってきますね!

誤魔化して、あたふたと廊下へ出る。

(ふう……なんとか切り抜けられたかな)
(言った手前、寝巻を用意しておこう)

収納棚を開けようとしていると…

姫君

っ、信玄様、どうしたんですか?

部屋のドアを開けて、信玄様が私のそばにやって来る。

一緒に寝るために、君を説得しようと思って

は、はい?

にっこりと笑った信玄様から、妙にプレッシャーを感じて、後ずさるけれど……

こーら、どこへ行くんだ

(あ……っ)

壁際に追い詰められ、手を突かれて退路を塞がれた。

(近い……!)

一緒に寝るって言っても……

とぼけるのはいけないな。意味がわからないほど、君は子どもじゃないだろ?

信玄様の指が明確な意図を持って、私の身体を滑る。

ま、待って

待たない。君が『一緒に寝たい』って素直に言ってくれるまでは

ひゃ、ぅ……っ

かり、と耳を甘噛みされたあと、同じ場所にキスされる。

(力、抜けちゃ……)

崩れ落ちそうになった身体を壁に押し付けられ、
するりと脚の間に信玄様の膝が割って入り、閉じることができなくなった。

早く言った方が、君のためだと思うがな

そんな……っ

いいだろ。俺は君と肌をくっつけて寝たい

う……それ、眠れる気がしないです……

心配するな。君がちゃんと眠れるように、これからいろんなことをするから

っ、あ…信玄様…っ

洋服っていうのは、ずいぶんと無防備なもんだな

意地悪な指先が、服の上から胸元のラインをなぞる。

(も…だめ…)

わ、わかりました。…いいですから

何が?

あ、ゃ……っ

腰の曲線を滑り下りた指先にゆっくりとスカートをたくしあげられ、身をよじる。

(っ…意地悪…)

恨めしく見上げるけれど、余裕たっぷりの笑顔を向けられ、身体の熱が上がった。

っ…一緒に、寝てください…もう…立ってられな…

へえ

笑みを含んだ声のあと、唇で唇を塞がれる。

(あ…なんで…っ)

ふ……んぁ………っ

薄く開いた唇の間から舌をねじこまれ、口の中からとろとろに溶かされる。
唇が解放されたあと、私はくたりと床に座りこむ。

立ってられないって……言ったのに……

立ってられないくらいに、させたかったんだよ

信玄様はしゃがみこみ、私と目線を近くした。

じゃ、『べっど』で一緒に寝ようか

(…ひどい人…)

どうしようもなく抗えない熱に、信玄様の望むまま、こくりと頷いた。

柔らかなベッドの上に押し倒され、信玄様に見下ろされる。

っ…信玄様、なんだか前よりも強引です…

戦場で別れてからずっと、君に満足に触れてなかったんだから仕方ないだろ
病院では、ずっと我慢してたんだ

(え……)

っ……そうなんですか?

当然だ。惚れた女が毎日来てくれて、触れたくならないわけがない

(いつも、余裕そうな顔してたのに…)

信玄様は私の首筋にキスして、吐息を漏らす。

……ようやく、本当の意味で君を手に入れた気がするな

え……?

病のことを気にすることもなく、国を憂えることもなく、こうして君を抱ける

信玄様……

だから、手加減はしない。いいな

……はい

(そんな嬉しすぎる本音を聞かされたら、こうするしかないよ)

覆いかぶさった信玄様を受け入れるように、そっと背中に腕を回すと……
さっきの続きから始めるように、信玄様の手のひらが、静かに内腿へ滑り下りた―…


信玄様のべっどの発音が気になる( ´ ▽ ` )ノ
現代のしかも主人公の部屋でラブラブとは……かなりレアシーンですよ!!
ただ、病み上がりなんだから信玄様、あんまり激しくしちゃダメ♡いやん♡