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イケメン戦国|プロローグネタバレと感想

イケメン戦国はどんなストーリー?

イケメン戦国の舞台は戦国時代です。主人公は本能寺の変の真っただ中にタイムワープ。
火の手の上がる本能寺から、織田信長を救出するところから、物語が始まります。

信長が一命をとりとめたことから、学校で習った歴史とは異なる歴史が進みます。
信長、伊達政宗、徳川家康が同盟関係。上杉謙信と武田謙信も同盟関係にあります。

信長軍と信玄・謙信軍が日本の覇権を争う中、主人公は名だたる武将たちから言い寄られます。

イケメン戦国のここがオススメ!

歴史が好きなら間違いなくはまります。あの有名な武将達がイケメンとなって登場するだけでも、鳥肌モノですよね。
それぞれのキャラの性格も乙女ゲームでは鉄板な俺様やツンデレ、モテ男と一通り揃ってます。

でも、歴史改変もののトンデモストーリーなんでしょ?と食わず嫌いしないでください。
もしも、信長が生きていたらという設定のしっかりとした時代小説としても楽しめるくらいの練られた展開です。

主人公もしっかりとした性格で、好感がもてるんですよね。
自分を持っているというか周りの偉人(でイケメン)に流されないというか。

歴史を全く知らない人にはあまりオススメできませんが、信長や家康の特長がなんとなくわかる程度なら、プロローグだけでもとりあえず読んでみましょう!

イケメン戦国プロローグのネタバレ

イケメン戦国プロローグ

念願のデザイナーへ転職できたお祝い旅行として、京都へ一人旅に来た主人公。
織田信長が謀反にあった本能寺の跡地を訪れます。

その場に居合わせた白衣の大学生(?)と突然の豪雨に見舞われます。
目の前に雷が落ちたかと思ったら、天正十年の本能寺へタイムワープ。
まさに、信長が討たれようとしている現場に出くわします。

火事に気付かない男性を揺り起こし、その場から助け出す主人公。
命を助けた彼は、あの織田信長でした。
少し遅れて、信長を助けるために石田三成も登場します。

三成に「どこから来たのですか?」と質問され、正直に「500年後の未来から」と説明するも信じてもらえません。
本能寺の近くに急きょ建てられた陣内に案内され、休んでいるところへ、明智光秀と豊臣秀吉が参上します。

秀吉は光秀が信長暗殺に関与しているのではないかと疑っています。
二人がいがみ合っているところを信長が制止。
そして、主人公に向かって「貴様、天下人の女になる気はないか?」とたいそう気に入られてしまいました。

突然のことに驚いた主人公は現代から持ってきた鞄を手に、近くの林へ逃げてしまいます。
そこで、声をかけてきたお坊さんが、本願寺顕如。なんとも禍々しいBGMが黒幕感を醸し出しています。
本能寺で見かけた人に似ていると思いつつも、その場を後にします。

しばらく歩いていると、突然手首をつかまれ、引き倒されます。
見れば目の前は切り立った崖。崖から落ちるのを助けてくれたのは真田幸村でした。

幸村との会話に割って入ってきたのが武田信玄と上杉謙信。
戦国時代にタイムワープしてすぐに、大物武将に会いまくりです。
全員のボイスも聞けるので、お得感ありますね。

その場に最後に登場したのが忍者の佐助。
里に送り届けると言って、主人公と二人で山道を歩きます。
「君を待っていたんだ」佐助の言うことも意味が分からない主人公。
佐助が忍び装束のマスクを取ると、そこには現代で最後にあった白衣の男性でした。

佐助君の話によれば、落雷が原因で二人はタイムスリップ。
佐助君だけ少し昔に飛ばされて、上杉謙信が死にそうな場面に遭遇。
それを助けたことで、実際に日本史とは異なる戦国時代になっているんだとか。

戦国時代にとばされてしまったのに、戦国武将を見れて幸運だと言ったり、
無職では生きていけないからと忍者になったりと、随分と戦国ライフを満喫しているようです。
佐助君は戦国時代は4年目なんですって。

一緒にいれば、現代に帰せるかもしれないと佐助君に手を引かれようとした瞬間。
秀吉と伊達政宗が馬に乗って登場。
敵対勢力の佐助君は忍術を使って、その場から消えてしまいます。
信長の命令で二人は主人公を安土城へと連れていきます。

安土城で三人を出迎えたのは、秀吉さんを目当ての町娘たち。
モテ男の秀吉さん、町娘達を適当にあしらうと、石田三成と徳川家康のお出迎えです。
三成くんの柔らかい対応になごむ主人公ですが、家康さんの冷たい対応に凹みます。

主人公が安土城に入るころ、城下町では幸(幸村)が敵情視察中です。

安土城の一室を客間として提供された主人公。
少し落ち着き、持ち物を点検します。試作品のぬいぐるみ『くまたん』を見つけます。
(わざわざ紹介するあたり、伏線でしょうね)

敵のど真ん中だというのに、ひょっこりと現れる佐助君。
忍びの腕は戦国一かもしれません。
佐助君はワームホームが出現するタイミングを発見していたそうで、
三ヶ月後に現れるワームホールを使って現代に帰ることができるそうです。

戦の絶えない戦国時代なので、三ヶ月間は安土城で過ごすことを薦められます。
そして、現代に帰る足かせになるため、この時代の男性に恋をしないようにと忠告されます。
武将と恋愛なんてありえないと全否定する主人公。完全に恋愛フラグ立ててくれます。

人の気配を感じて、その場を後にする佐助君。
安土城下町にいるので、狼煙を上げれば参上してくれるそうです。
携帯電話のない時代ですからね。連絡するのに、狼煙は必須スキルなんでしょう。

主人公の部屋を訪れたのは明智光秀でした。
信長様の使いで、主人公を呼びにきたようです。

信長様の豪華な部屋に通され、歴史上の有名な武将が並ぶ姿に圧倒される主人公。
信長から、天下統一を果たす縁起物として、城に住むように命令されます。
三ヶ月の間なら、織田軍の世話役として身を置くことに決めます。

イケメン戦国プロローグの感想

プロローグはそこまで長くはないので、しっかりと読んでも20分くらいです。
でも、その短時間の間に、戦国時代に行って、信長を助けて、登場するキャラクター全員と出会ってと、かなり目まぐるしい展開でした。
登場キャラクターの性格がなんとなく分かるようになっています。

プロローグだけでも、信長、政宗、信玄、から言い寄られますし、三成くんからは突然のサービスもありました。
ぶっちゃけ、戦国武将を知らなくても楽しめる内容でしたね。

プロローグが終了すれば、恋のお相手選択です。
ストーリーの概要を確認できるので、どんな恋ができるのか確認してから選びましょう。