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イケメン戦国 | 織田信長プレミアストーリー⑤「体温の交錯」

このページではイケメン戦国信長のプレミアストーリーをネタバレしていくよ!!

今回の「体温の交錯」幸福ルート第十三話中盤の恋の試練プレミアストーリーになるぞ!!

プレミアストーリー「体温の交錯」

謙信にさらわれた主人公を単身助けにきた信長。

謙信との一騎打ちに勝ち、見事主人公を取り戻すことに成功します。


信長様がふっと笑って、夜着の上から私の胸をついばんだ。

ん……っ

つん、と舌でつついて、なぶって、薄い布地を濡らしていく。

ふ、っ……ぁ……

息を詰めて、信長様の髪に指を埋め、抱きしめる。
指先が焦らしながら私の脚を這い、身体の奥に熱が芽生え、熟していく。

(この方の……こういう触れ方まで、好き)
(少しずつ溶かされてるみたいで……好きになってた)

●●●…

な…ん、ですか…?

……呼んだだけだ

愉しげに笑いながら、信長様は私の髪に指を絡めた。

あ……っ

髪を梳かされているだけなのに、耐えがたいくらい肌が甘く痺れていく。

……どうした

どうした、って……ん…っ

首筋に噛みつかれた途端、ぴくっと腰が軽く跳ねた。

大げさだな、貴様は

(っ…大げさなんかじゃ全然ないよ)

呆れたように笑われて、私は信長様の耳を引っ張った。

…何をする

信長様は…っ…わからないから、そういうこと、言えるんです

わからない、とは?

ですから、あなたに触れられて、私が、どんなに……
(っ…なんて言ったらいいんだろう)

どんなに、のあとはどうした

見透かしたような顔で急かされて、悔しくなる。

(相変わらず、意地悪…。たまには仕返ししてもいいよね)
あなたに触れられた私が、どんなふうな気持ちか知りたいですか?

ああ、知りたい

それじゃ…

っ……!

首筋を指先でくすぐると、信長様は真っ赤になって私の手首を掴んだ。

っ……何をする

信長様が私に触れるのは、私が今信長様にしたのと同じくらい…
ええっと…、だから、こういう感じになるってことです!

……
他に説明の仕方はいくらでもあるだろう
まったく、貴様は油断がならん

信長様が意地悪なこと言うからです

ほう、そうか。俺は、貴様を悦ばせているつもりだったのだがな
やめて欲しいのか?

っ……やめたら、嫌です

では、仕方ない。続きをしてやる

からかい混じりの眼差しが、私を見上げる。

(……ほんとに、悔しいなぁ)

意地悪な言葉でじらされるのさえ嬉しくて、そんな自分が恥ずかしい。

(でも……おかしくなってもいい。この方が愛してくれるなら)さっき、本当は…

ん…?

ため息をつき、信長様の頭のてっぺんにキスをする。

……

あなたに触れられて私がどんなに嬉しいか、あなたは知らないって、言いたかったんです

囁きながら、髪に顔を埋める。
柔らかな髪が頬をくすぐって、それさえも疼くような心地を呼び起こした。

嬉しいなら、構わんだろう

構わないけど、困るんです
きっと私、朝には肌が溶けてます

それはたしかに困るな。貴様はこうして…

(あ……)

信長様は私の着物をはだけさせ、裸の身体を固く抱きすくめた。

貴様の身体で、俺を温めていなくてはならん。この先ずっとだ。
溶けて消えることなど許してやらん

(何を言われても、だめだ…)
(全部、嬉しい)

だから、溶けずに堪えていろ
貴様はずっとこうして、俺の手の中で悶えているが良い

固い手のひらが、私の背中をじかに撫で、這いあがる。

ぁ…、あ…っ

声が溢れるけれど、止めたりできない。

…●●●

は、い…

●●●…

っ…はい…

名前を呼ぶ声が耳を震わせ、肌どころか心臓まで溶けだしそうだ。

(もっと、触れて欲しい)
(もっと…あなたの温もりで私をいっぱいにして欲しい)

涙目になって、信長様を見下ろす。応えるようにすぐさま唇を塞がれた。

ん……っ

口づけたまま、抱きしめる腕に力がこもっていく。
腰を抱き寄せられて、苦しいくらいの熱が私を貫いた。

(信長様……)

本当に身体がまるごと溶けそうで、掴んでいた肩に爪を立ててしまった。

あ…っ…すみ、ません…っ

良い。このまま俺にすがっていろ

っ……は、い……

唇がまた重なり、熟した熱が火になって私の身の内を焦がしていく。

(信長様は私に、温めろって仰ったけど…)
(あなたの方が今は、私よりあったかい)

……

貴様がさらわれたとの報を受けたあと、しばし、考えてみたのだ
万が一にも貴様がしんだら、俺は……何を思うのかと
だが、想像してみることでさえ耐えがたかった
貴様のいない世に比べたら、地獄ですら生ぬるい

……

信長様。前にあなたがくれた言葉を、そのまま、お返しします…

ん…?

全身で熱を受け止めながら、信長様の頬を両手で包む。

私も、あなたがいない明日なんて考えられない
ずっと……あなたの、そばにいさせてください

……言われずとも、離さん
俺はこの先、貴様と生きる

柔らかな笑みを浮かべる唇が、近づいて、重なる。

(嬉しい……)

狂おしい熱に焦がされ、私達は…飽きることなく、お互いの身体を奪い合い、温もりを与え合った。


愛し合ってる中でもどこか余裕のある信長様がとっても素敵です。