シリウスルートネタバレ・感想
このページでは『イケメン革命』シリウスルート1話〜8話のストーリーネタバレ・感想を書いていくよ!!
彼からの手紙の内容やプレミアストーリー・スチルについてもネタバレしていくのでぜひ参考にしてみてくれ♪
選択肢などの情報は以下のネタバレ無しの攻略を参考にしてね!!
シリウスルートネタバレ各話へ移動
- 1話
- 2話
- 3話
- 4話
- 5話
- 6話
- 7話
- 8話
第1話「黒の軍の参謀」
クレイドルに迷い込んだ主人公は、黒の軍に身を寄せることになり、
黒の軍のシリウス、ルカとともに馬車で兵舎へ帰還していました。
すると、大きな橋に差し掛かったところで、
背後から赤の軍が怒涛の勢いで近づいてきていました。
赤の軍は、退くと見せかけて追撃しようとしていたのです。
ルカはシリウスから伝令を預かり、シリウスの号令で先に敵の方に向かって行ったフェンリルやセスのもとへ飛び出していきました。
主人公とシリウスを乗せた馬車は止まらず前へと走り続けていて、
シリウスはその中で、主人公に科学の国での仕事について尋ねたり、世間話を始めました。
2人が世間話をしていると、外から赤の軍の怒鳴り声が響き、
その声を聴いた主人公は、赤の軍の狙いが自分なんだということに気が付きます。
しかし、シリウスは、赤の軍の声をよそに主人公と世間話を続けます。
この状況で世間話!?と主人公は驚きますが、シリウスは主人公と話しながらも窓の外に時折ハンドサインで合図を出しています。
主人公は驚き、呆然とシリウスの顔を見つめていると、近くで銃声が響き、窓の向こうに目を奪われます。
窓の外ではフェンリルが敵軍と戦っていて、主人公がその離れ技に釘付けになっているとシリウスが主人公に世間話に集中するようにと声をかけます。
シリウスと主人公が世間話をしている間に、フェンリルと、加勢したセスが次々と赤の軍を撃退していきます。
そして、赤の軍は撤退していきました。
《黒の軍の領地》
赤の軍が撤退すると、主人公はシリウスに声をかけられ、馬車の外に出ました。
そこは黒の領地で、のどかな街並みが広がっていました。
シリウスからもう追撃はないと言われ、主人公はほっとして、足から力が抜けます。
すると、そこにレイがやってきます。
黒の軍の幹部たちが戦いについて報告すると、レイは今は帰還が最優先と指示を出し、シリウスに主人公の面倒を頼んでいきました。
主人公が馬車に戻ろうとした時、木製のドアが滅茶苦茶に切りつけられているのを目にします。
赤の軍が、馬車を壊して自分を引きずりだそうとしていたと知り、主人公の指先が冷えていきます。
そして、耳の奥で「覚悟しろ、アリス」というランスロットの言葉が繰り返されるのでした。
《黒の軍兵舎》
兵舎に着くと、幹部たちは主人公に笑顔を向けてから、兵舎へと歩き出しました。
レイも主人公に敬語はなしで、呼び捨てで良いと声をかけます。
緊迫した空気は消え、明るい冗談が飛び交う様子を見て、
主人公は、黒の軍にとって先ほどのような戦いは、日常茶飯事なんだろうと痛感します。
しかし、まるで襲撃なんてなかったような黒の軍とは反対に、
主人公の頭からは、馬車のドアをえぐった剣の傷や、馬車の外から響いた怒声や銃声、硝煙の匂いが、頭から消えません。
30日間ここでやっていけるのか、不安が心を覆い尽くして、
門の前から足が上手く動かなくなった次の瞬間、
シリウスの大きな手のひらが無造作に主人公の頭に置かれます。
シリウスは主人公に「一緒に帰るぞ」と言い、主人公の心配は自分たちがすると続け、
「ゆっくり、慣れな」と声をかけました。
主人公の「はい」という返事を聞くと、シリウスはそのまま主人公を追い越していきます。
そして、シリウスはスタスタ歩きながら、顔だけ主人公に振り返り、
夕飯にはデザートもつくから、と言って口の端を上げ、手招きをします。
すると、主人公の足が自然と動きだし、主人公は小走りでシリウスの隣に並びました。
シリウスのおかげで主人公の不安は軽くなり、そのことが不思議になった主人公はシリウスの横顔をじっと見上げます。
シリウスにどうした?と聞かれると、主人公は慌てて目線を外しましたが、その頬はなぜか熱を持っていました。
この時は、シリウスの心に近づきたくて胸を焼き焦がすことになるなんて、
主人公は思ってもいませんでした。
頭ぽんぽん
年齢からくるものだけじゃなく、相当頭の回転も早いからこそ、その余裕が生まれるんだなぁ…いうのが第一印象でしたね。
あと、序盤は、親切だけどどこか一線引かれているような、少し冷たそうな印象もありましたが、そんなの、最後の頭ポンポンでひっくり返りましたよ!!
年上イケメンから頭ポンポンされたら、誰だってドキッてしちゃいますよ!!
(このシーンはスチルにもなっていますが、あえて主人公の方は見ていないってところがまたイイ!!)
第一印象は怖そうだけど、実は親切な人で好感度が上がった…って
現実でも割とよくありますよねw(あんなイケメンに頭ポンポンされる機会はまずないけどww)
しかし主人公、いくらなんでも「何人か海に沈めてそう」とか「逆らったらまずい気がする…」って、
確かにシリウスはちょっと目つきは鋭いけど、言いすぎじゃないの!?ww
…この印象が今後どう変わっているかも楽しみですw
スチル「空が暮れてゆく」
第2話「殺し屋のような目」
主人公が黒の兵舎に足を踏み入れたのと同時刻、黒の軍を奇襲した赤の兵達がランスロットの前に引き出されました。
指揮系統を無視した行動に出た兵達にエドガーとヨナが処罰を与えようとしています。
しかし、兵が連行されていくのをランスロットが制し、兵達が見たことをもう一度話すよう命じます。
兵達の報告から、シリウスが主人公のそばにいると知ったランスロットは、
それならば守りは容易に崩れんなと言い、兵達の処罰を見送ることにします。
ヨナが少し甘くないかと言うと、ランスロットはヨナの異論を封じ、席を立ちました。
その際、「――…今回の襲撃、収穫が、なくもなかった」と呟きましたが、
その呟きはヨナやエドガーたちの耳には届きませんでした。
《黒の軍兵舎》
主人公は兵舎の案内役を買って出てくれたセスとともに、1階の食堂兼談話室、キッチンを回り、
2階に上がると執務室と幹部の部屋の場所を教えられました。
そして、主人公の部屋だという一番奥の角部屋に案内されました。
《主人公の部屋》
主人公の部屋はセスが用意してくれていて、とても素敵な部屋に、
主人公はセスにお礼を言いました。
主人公とセスがソファに並んで腰掛けると、セスは気になることを全部教えて欲しいと言い、
更には男性陣には言いにくいことはセスにメモを渡してくれればいいと言ってくれました。
その細やかな気遣いに、主人公が、セスも心は女性だろうからこれまで苦労したんだね、と声をかけます。
すると数秒後セスが笑いだし、自分は身も心も男だと言い、主人公に心配事がないか、
事前に聞いておくよう言ったのは、実はシリウスだと教えてくれました。
それを知ってなんだか意外だと感じている主人公を見て、セスは、
シリウスは殺し屋みたいな目つきの鋭さだけど、怖くないと言いました。
そして、「本物の殺し屋はね、どっちかというと笑顔が得意なものよ」と続け、
更に「とはいえシリウスが本気で怒ったら、そこら辺の殺し屋の100倍怖いけど☆」と付け加えました。
そう言ったあとセスは時計を見て、今夜はゆっくり休むよう主人公に声をかけ、
部屋を去っていきました。
セスが去ったあと、主人公は急激な眠気に襲われ、コトンと夢の中に落ちていきました。
主人公の夢の中では、襲撃された時の様子が繰り返されていました。
悪夢に思わず「嫌……!」と、弾かれたように身を起こすと、辺りは闇に包まれていました。
また悪夢を見たらと思うと眠る気になれず、喉もカラカラだったので、水をもらいに、廊下に出ました。
すると、執務室のドアから廊下に灯りが漏れていました。
《黒の軍兵舎・執務室》
気になって執務室の中をのぞくと、そこにはシリウスがいました。
「ようやく起きたか。ずいぶんよく寝たな」というシリウスの言葉に、主人公が疑問を抱くと、
シリウスは主人公が丸一日眠っていたと教えてくれました。
ぐうたらしていてすみません、と主人公は慌てて謝りますが、シリウスは肩をすくめてみせるだけで、それから手早く書類を片付け、ちょっとついて来いと主人公に言いました。
《黒の軍兵舎・キッチン》
シリウスは主人公をキッチンに連れてきました。
ナイフを手にしたシリウスを見て、主人公は思わず「命だけは助けてください!」と言ってしまいます。
シリウスが「命?」と言い、その後沈黙がたっぷり30秒は続いた後、
シリウスが笑いだし、主人公に取って食いやしないと言い、ナイフを置いて主人公のそばに歩み寄りました。
そして、主人公の頬をやんわりつねって言いました。
「ま、たしかに美味そうなほっぺただがな」
主人公の良き相談相手??
黒の軍は正反対に『セス姉のウキウキ黒の兵舎ガイド』ですかw(私も行きたい…)
オネエキャラのセス。公式の情報を見る限り、このゲームでは主人公以外に女子は出て来ないようですけど、
彼が主人公の良き相談相手になる感じなのでしょうか?
でも、本人は「心も身体もバリバリの雄よ♂」って…www
じゃあなんで自分で「セス姉」とか言っちゃってるの?!オネエキャラやってるの!?
うーん、謎。(ストーリーが公開されたらぜひとも攻略してその謎を知りたい!!!)
そして、主人公。前回に引き続き、今度は「い、命だけは助けてください!」とか(^-^;)
だんだんシリウスが可哀想にすらなってきます…w(慣れてるんでしょうけどw)
第3話「マルハチマルマル」
主人公が、シリウスの微笑みに釘付けになり、鼓動が高鳴って何も言えずにいると、
シリウスは何ごともなかったかのように手を離し、流し台へ戻りました。
シリウスの手の中でナイフが光った瞬間、反射的に体が凍ってしまったとはいえ、
失礼な態度をとってしまったと、反省する主人公。
しかし、主人公はこの世界でまだ誰を信じて良くて、どこなら安心できるのか知りませんでした。
そんなことを考えていると、気が緩んだのか、主人公の目から涙がぽたりと垂れました。
主人公が目元をぬぐった時、シリウスが主人公に「昨日メシ食わずに寝ただろ」と尋ね、
主人公がはいと言うと、じゃあ泣いてないで栄養を取れと言いました。
どうして泣いているのがわかったのか、不思議に思って主人公がシリウスを見つめていると、
それから周りの音や香りに気づき、シリウスが料理を作ってくれていることがわかりました。
主人公は、シリウスが持っていたナイフは料理用の物だと気が付き、怖がるなんてどうかしていたと思い、
料理の音を聞くうちに涙も引き、食欲がわいてきました。
シリウスは、丸一日何も口にしてない状態で固形物を食べたら胃が驚くから、と気遣って
ポタージュスープを用意してくれました。
優しい味のスープのおかげで、少しずつ元気が湧いてくるような気がする主人公。
シリウスは、食べたら寝て、明日は早起きしろと主人公に声をかけ、最後に
「0800(マルハチマルマル)兵舎中庭に集合、忘れるなよ」と声をかけ、
スープのおかわりを注いで、仕事に戻っていきました。
《廊下》
食器を洗ってキッチンを出るころには身体がぽかぽかになっていて、
シリウスの最後の言葉を思い返し、何があるんだろうと考えながら主人公はまっすぐ自室へ向かいました。
「今夜はもう怖い夢を見ない。」と感じながら。
《中庭 翌朝》
翌朝8時ジャスト、兵舎の中庭には黒の軍の兵達が大勢集まっていました。
主人公が玄関口からうかがっていると、シリウスと目が合い、無言で手招きされました。
主人公は駆け寄り、これから自分は何をすればいいかシリウスに尋ねると、
紙袋を渡され、ベンチに座っているよう言われました。
紙袋の中には水筒とサンドウィッチが入っており、「朝食にしろってこと?」と
主人公が察してお礼を言うと、シリウスは手を振って離れていきました。
ベンチに座って朝食にしていると、幹部たちがやってきて主人公に声をかけます。
(そこで、サンドウィッチがパンからシリウスの手作りだと知ります)
幹部たちが主人公とあいさつを済ますと、レイの一声で軍事演習が始まりました。
一斉に組手が始まる中、シリウスは訓練全体を見まわる傍ら、花壇に水をやっていました。
シリウスの視線は完全に花壇に注がれていると思っていたら、
次々と兵達に声をかけ、指示をしていきます。
ほとんど見ていないのに指示を出していたり、何百人もいる兵達の名前を覚えていたりする様子に驚く主人公。
そして、シリウスがレイに声をかけ、レイの合図で今度は兵達が本気で戦い始めました。
幹部をはじめ、それぞれの身体能力の高さに主人公が見入っていると、シリウスが声をかけました。
主人公が「みんなとんでもなく強いんですね」というと、シリウスはそうだと言って、さらに
「とんでもなく強いこの連中が、あんたを守ると誓った奴らだ」と続け、だから安心してていいと言いました。
主人公は、シリウスがそのことを伝えるために自分を訓練の練習に連れ出してくれたと気付き、
シリウスはなんて優しい人なんだろうと思い、この人のことは信じていいんだと感じました。
その時、茶色い何かのかたまりが猛スピードで主人公の視界に飛び込み、
よけきれずに主人公が身をすくめた次の瞬間、主人公はシリウスの胸板に抱き寄せられていました。
いい旦那さんになること間違いなし!!
さりげない気配りもできるし、パパッと料理も作れるし(パンから手作りとか凄すぎ。)、お花愛でてるし…。
間違いなく、いい旦那さんになってくれる男性ですね。
特に、主人公の身体を気遣ったメニューを出してくれたところは、優しい性格も滲み出てて何だかキュンとしちゃいました。
主人公もようやくシリウスが『カッコいい大人の男性』って気が付いたようで、
ホッとしましたw(凄みがある、って印象はまだまだ消えないみたいですけど(^^;))
大人といえば…レイが言っていましたが、シリウスは三十路なんですね!?!?信じられない…。
(今回は主(キング)から”三十路のオッサン”って言われるシリウス…。
毎回なにかしらひどい言われようされて可哀想w)
第4話「シリウスという男」
シリウスの腕はすぐに解かれますが、主人公の心臓はどくどくと音を立てたままでした。
茶色いかたまりの正体は、チャツネという、狂暴な、シリウスのペットのアライグマでした。
チャツネは赤ん坊の頃、ケガをして親とはぐれたところをシリウスに拾われ、
そのままシリウスに懐いているそうです。
主人公がシリウスにお礼を言うと、シリウスは、常人にチャツネのタックルを避けるのは難しいと言いました。
それを聞いて主人公が、シリウスも訓練中の皆と同じで、すごく強いんでしょうねというと、
シリウスは自分は参謀で、戦いは専門外だと言いました。
主人公が意外だというと、シリウスはよく言われると言って、
実戦になると自分の出る幕はなく、場数ならあいつらの方が断然上だ、と
フェンリルやセスの方を見て続けました。
得意分野で役割分担しているんだなと、なるほどと思う主人公。
そして、シリウスは、俺もアライグマのタックル阻止くらいならお安い御用だから、困ったら呼びなと言って、去っていきました。
その後、主人公の様子を心配して声をかけてきた兵に、
シリウスは戦いには出ないのかと聞くと、シリウスが戦闘に加わったという話は聞かないけれど、
その分完璧な作戦を立てて見事に指揮を執ると言い、戦略家としては怪物だと、誇らしげに付け加えました。
兵達は笑顔で訓練に戻っていき、主人公も訓練に意識を向けました。
しかし、気付けばなぜかシリウスの姿を目で追ってしまうのでした。
《執務室 翌日9:30》
お茶くみでもなんでも、手伝えることがないかと執務室を尋ねる主人公。
レイはこれから外出のようで、代わりにシリウスから本の整理を頼まれます。
すると、そこにフェンリルがやってきて、自分の隊を少し強化したいから
銃器の扱いが得意なのは誰か教えて欲しいとシリウスに尋ねました。
ぱっと三人ほど名前を挙げるシリウスにお礼を言って、フェンリルは去っていきます。
そして、去り際に主人公に言いました。
「人事情報を知りたいときはシリウスまで」
《キッチン 11:30》
シリウスに連れられ、主人公はルカとセスのいるキッチンを訪れました。
シリウスは少し席を外すと言い、ルカの指示のもと、セスと3人で料理に取り掛かります。
しかし、オリーブオイルとグレープシードオイルが切れていることにセスが気付き、セスとルカは絶望します。
するとそこにシリウスが戻ってきて、どうしたと声をかけます。
パスタに使えるオイルが無いと聞いたシリウスは、それなら切れそうだったから発注してあると言って、抱えていたオリーブオイルとグレープシードオイルを無造作に置きます。
ルカとセスはこれで無事にパスタが作れると安心しました。
そして、セスが主人公に言いました。
「食材はもちろん、日用品や文具、果ては武器まで、在庫状況を知りたい時はシリウスまで♪」
《執務室 15:00》
執務室では軍の会議が行われ、主人公も同席していました。
ルカが最近の赤の軍の動向を報告します。
ルカによると、セントラル地区北西で怪しい動きをする赤の兵の一団の目撃情報があり、
セントラル地区に進行する新たなルートを探っているようだったということです。
同じ情報が別ルートでレイのところにも入ってきて、実際見に行ってきたところ、
確かにうろちょろしている、赤の軍で見た顔がいたと言います。
この情報についてシリウスがルカから意見を求められると、「罠だな」と即答します。
驚く幹部たちに、裏は取ってあると言って、今朝まとめた書類を広げました。
そこには手紙がたくさんあり、敵同士のやりとりのものでした。
どうやって手に入れたのか驚く主人公。
シリウスが調べたなら間違いないというレイに同意する幹部たち。
そして、ルカが主人公に言いました。
「情報収集とその裏取りは、シリウスまで」
シリウスが他に報告がある奴は?と尋ねると、幹部たちがそれぞれどんどん議題を出していきます。
発言自体は少ないものの、議題をさばき、議論を軌道修正して、結論を出しては次の話題に取り掛かる、
という流れをうまく作っているのはシリウスでした。
主人公はそんなシリウスを見て、この人は一体どれだけ仕事ができるんだろう?と感じるのでした。
《談話室 20:00》
談話室で食事と団らんの時間になってもシリウスは相変わらずで、
当たり前のようにサラダを取り分けたり、こぼれたビールをすかさず拭いたりしていました。
談話室の中では、セスとフェンリルの腕相撲対決が始まり、
2人を囲んで談話室が揺れるほどの声援が巻き起こります。
主人公は輪を抜け出しソファに落ち着くと、そこにシリウスがデザートを持ってやってきました。
主人公はデザートをもらうと、それを食べつつ、みんなの様子を見守るシリウスをじっと観察します。
すると急にシリウスが主人公の方を向き、人の顔をじっと見るのは癖なのか、と尋ねました。
昨日の訓練中や昼間の会議の時も主人公が見ていたこともバレていました。
主人公は謝り、つい目が離せなくてと言いかけ、頬がかっと熱くなり、慌ててなんでもないというと、シリウスは腕を組んで納得いかないと言いたげな表情をしました。
それを見て主人公は、軍の幹部に無礼な態度をとってしまったと思い、かしこまって再度謝ると、
シリウスは「急にカチコチになったな」と笑いながら、お詫びはいらないけれど、
せっかくだから明日の午前中空けておいてもらうか、と言いました。
シリウスは、え?と驚く主人公の眉間を手の甲でこつんと小突き、
「非番なんだ。よければ付き合え」と言いました。
(プレミアストーリー「ときめきの警鐘」へ続きます)
完璧すぎる男
戦闘には加わらないとは言っていましたが、そこはまぁ担当じゃないってことで。
仕事面だけじゃなくて、捨てられていたアライグマをペットにしてあげる優しさも持ち合わせているなんて…!!
非の打ちどころがないってこういう人のことを言うんでしょうね。
こんなに能力の高い人なのに、少しも天狗になっていない感じが素敵です。
だから軍のみんなにも慕われているんでしょうね。
また、今回のアバターミッションをクリアすると、シリウスの私服?というか
少しラフな格好も見ることができます。
シンプルなシャツ姿なんですが、これまた大人な感じでカッコいいです(*//▽//*)
第5話「声明」
昨夜ブランからお茶会の招待状が届き、主人公はブランの家を訪ねていました。
ちょうど支度が整ったと言うブランに連れられ、中に入り、席に促されます。
そこにはオリヴァーもいて、主人公は「オリヴァーくん!」とあいさつをして、
仲良くしてくれたらうれしいなと言いましたが、「ぽんこつと友人になるのは願い下げだ」と言われ、睨まれてしまいました。
そして、次に「くん」付けしたら叩きだすぞとまで言われてしまいました。
そこから主人公とオリヴァーの口喧嘩のような会話が始まり、そこにブランも加わりますが、
オリヴァーとブランは大人の友人同士のように、対等に会話をしています。
その様子を見て、どうしてこの2人が一緒に暮らしているのか主人公は不思議に思いました。
その時、オリヴァーが主人公のアフタヌーンティースタンドの皿が空なことに気づき、
お前の胃袋はまるで魔法だ…と目を丸くして驚きました。
すると、ブランが魔法と言えば…と言って、この国の魔法について教えてくれました。
この国では魔宝石があれば誰でも魔法を使うことができること、
魔宝石は込められた魔力がなくなると石ころになること、
電力と同じでたくさんの魔力を使うには莫大なお金が必要なこと、
そして、魔宝石の精製や流通、研究は「魔法の塔」という公共の研究機関が厳しく管理している、と。
魔法の塔と言う言葉が出た途端、ブランとオリヴァーの顔がこわばったので、
主人公は魔法の塔は怖い所なのかと尋ねましたが、オリヴァーにお前には無関係だと言われてしまいます。
会話を断ち切り、オリヴァーが紅茶を淹れ直しに立つと
話題は主人公の近況についてになり、主人公は黒の軍のみんなによくしてもらっていて、
特にシリウスにはお世話になっていることを話しました。
ここにいる間平和に過ごすことができそうだという主人公に、ブランは
「君にとってはそれが何よりだね」と返しました。
お茶会は、陽が傾き始めるまで和やかに続きました。
主人公が帰ったあと、オリヴァーがため息をつき、この国のどこが平和だ?と言って新聞を広げました。
今朝の記事については僕も読んだし、きっとクレイドル中の人間が目を通しているだろう、というブランに対し、主人公は知らないみたいだったが?と言うオリヴァー。
恐らくシリウスあたりが、お茶会の間だけでも主人公が気付かないように
手を回したんだろうとブランが言うと、肩をすくめてオリヴァーが新聞を放り出しました。
そして、ブランは一面を飾る冷たい瞳の男の写真に、痛ましげな視線を注ぎました。
《黒の軍兵舎・廊下》
兵舎に帰ると、兵達に緊迫した空気が漂っていて、主人公はすぐに異変に気づきました。
何があったのか廊下を行く兵に尋ねると、
シリウスから夜になるまではと口止めされていたけどもういいよな…?と言ってから
実は、と話し始めました。
《赤の軍兵舎》
赤の軍の兵舎では、最高幹部3人が顔を突き合わせていました。
新聞の一面に掲載されたランスロットの写真と声明を見て、
この写真にして正解だったね!と興奮するヨナを、ランスロットが制します。
先日の陽動作戦に乗ってくれていたら…と言い、黒の軍は意外と慎重なんですねと言うエドガーに、
ランスロットは「……ああ。だがこれ以上、時を浪費することはできん」と言い、
「黒の軍は大罪を犯した。開戦の契機をつくったのは、奴らなのだ」とつづけました。
黒の軍の大罪という凄惨な事件は、主人公が現れる直前に起きました。
先代のキングであるランスロットの父親が、何者かに殺害され、遺骸が黒の端にさらされたのです。
犯人は特定されていないものの、黒の軍の仕業であることは明白だと、
赤の軍の幹部の見解は一致しています。
そして、「……7日後、この世界は様変わりすることになる」と言った
ランスロットの瞳は冷たく淀んでいて、その真意は直属の部下二人にも計り知れませんでした。
《黒の軍兵舎・廊下 消灯時間後》
夕方、赤の軍の開戦布告と、それを主人公に知らせないように
シリウスがみんなに根回ししていたことを知った主人公は、
自分の事を温かく迎え入れてくれた黒の軍のために、
何かできることがないかシリウスに相談しようと考えていました。
しかし、ずっとシリウスは捕まりませんでした。
主人公は、この時間ならシリウスもさすがに部屋に戻っているはずと思い、
無人の廊下を急ぎました。
シリウスの部屋のすぐそばまで来たとき、いきなりその場が光に包まれました。
光がおさまり、視界が開けると、部屋の前にはハールがいて、こう言いました。
「……君は、アリスか?」
ブランとオリヴァー
オリヴァーの主人公に対する毒舌も注目ですが(特に主人公の食べっぷりに驚くオリヴァーは可愛かった!!w)、同じくらいブランとオリヴァーの会話も注目せずにはいられませんでした。漫才みたいと言うか何というか…w
ブランの甘ったるい口説き文句もオリヴァーのツッコミによってくどさが減り、
オリヴァーの毒舌もブランのフォロー?によって和らぐし、良いバランスが取れている感じがしました。
主人公も疑問に思っていましたが、この2人の関係は何なんでしょう??
一緒に住んでいるみたいだし、ただの友人関係よりももっと深い何かがあるのでしょうか?
シリウスからの手紙「詫び」
赤の軍の声明の件、隠してて悪かった。
一応、言い訳をしておく。
知らせなかったのは、あんたにとっては大した問題じゃないからだ。
大事な客に無用な心配をさせるほど、黒の軍は軟弱じゃないんでな。
必ず守る、約束する。
Sirius Oswald
第6話「大事な任務」
ハールが誰だかわからず、自分を知っているの?と主人公が疑問を抱いていると、
ハールは赤く光っていた瞳の色を変え、主人公を鋭く見据えて、声は上げるなと命令します。
しかし主人公はハールに、それはあなたが誰かによります、と言ってどちら様ですか?と尋ねました。
主人公はハールが泥棒だと思っていたのです。
すると、ドアが空き、中からシリウスが出てきました。
ハールはシリウスに話があると言い、シリウスは2人を部屋に入れました。
《シリウスの部屋》
3人はシリウスの部屋に入りましたが、ハールはドアの前から動きません。
シリウスはハールに座るよう言いますが、ハールは長居はできないと断って、
ひと言だけシリウスに伝えたいことがあって来たと言いました。
「機は熟した。俺は、赤の闇を暴く」
ハールがそう伝えると、シリウスはハールと無言で視線を交わし合い、
その間には重苦しいほどの緊迫が漂っていました。
すると、ハールは話はそれだけだと言い、待てと言うシリウスの声も聞かず、
光に包まれて消えてしまいました。
ハールが使ったのは魔法ですよね?!とシリウスに尋ねる主人公。
ハールが魔宝石を持っているようには見えなかったと主人公が言うと、
シリウスが、ごく稀に、魔宝石なしで魔法を使える人間もいると教えてくれました。
主人公がシリウスにハールは何者なのかと聞くと、シリウスは
「……ただの、旧い友人だ」とだけ答えました。
ただの友人には見えなかったと主人公が考えていると、
シリウスはそれよりも主人公の訪問理由の方が気になると言いました。
そして、主人公との距離を一歩詰めると、
「深夜に男の部屋を訪ねる意味を知らないほど、子どもじゃないよな?」と言いました。
そう言われて、主人公は慌てて、シリウスが日中は忙しそうだったから
この時間に尋ねたと言い訳します。
すると、シリウスは冗談だと言って喉の奥で笑い、主人公の頭を軽く撫でます。
シリウスは、主人公が赤の軍が声明を出したことを知ったから訪ねてきたと気付いていました。
主人公はシリウスに「何かできることはありませんか?」と申し出ると、
シリウスは明日の朝一番にキッチンに来るよう言いました。
《キッチン 翌朝》
翌朝、主人公がキッチンでまかされたのは、大量のジャガイモの皮むきでした。
思ってたのと違うと主人公が呟くと、シリウスは口応え禁止と言ってナイフを渡します。
そして、シリウスは剥いたら一口大に切って水にさらすよう指示して、
昼にまた来ると言って去っていってしまいました。
キッチンに一人になった主人公がジャガイモと向き合うと、ジャガイモの袋の中に
『朝のおやつだ』というシリウスの字で書かれたメモと、クッキーの詰め合わせを見つけました。
主人公は釈然としないまま、ひとまず皮むきに専念することにしました。
《廊下》
やがて正午が近づき、主人公はシリウスに皮むきが終わったと報告します。
すると、シリウスは早いなと驚いた後、ランチ後はこれだと言って
主人公に小さなシャベルを渡し、花壇の手入れを頼んでいきました。
更に、小さな紙の箱も渡し、去っていってしまいました。
主人公は待ってと声をかけますが、その声は届きません。
主人公が手渡された箱には大きなシュークリームと、
『3時のおやつにしな』と書かれたメモが入っていました。
美味しそうと思いながらも、主人公は
「私が考えてた”役に立ち方”は、こういうことじゃないんだけどな」と思いました。
そして、陽が傾く前に花壇の手入れは終わってしまいました。
《執務室》
主人公はシリウスに草むしりが終わったことを報告しました。
(シリウスが毎日まめに手入れしているので、ほとんど雑草は生えていませんでした)
そして、「私の任務のことですけど…」と主人公が切り出すと、
シリウスは「わかってる、ついて来な」と言って主人公を談話室へ連れて行きました。
《談話室》
談話室のテーブルには数十種類の料理が少しずつ並べられていて、
シリウスは新作メニューの試食を主人公に任せて、仕事に戻っていってしまいました。
味見を任された主人公は、「これは、もはや任務でもなんでもないような…」と思うのでした。
あっという間に陽が暮れ、夕食後、主人公はシリウスに、自分の任務が想像していたのと少し違うと切り出しました。
シリウスが働き足りないかと尋ねると、主人公はそうなんです!と返事をします。
すると、シリウスは今日最後の任務を命じると言いました。
《キッチン》
連れて来られたのはキッチンで、主人公はシリウスとともに大量の洗い物を片付け始めました。
主人公は、与えられる任務が自分の想像と片っ端からズレてるため、
もう一度ちゃんと伝えた方がよさそうだと思いました。
そして、シリウスに昨晩手伝いを申し出た理由について話し出すと、
シリウスはそれを遮るように主人公の後ろに回り、落ちかけていた主人公のブラウスの袖をまくりました。
主人公がお礼を言うと、シリウスは「こちらこそ。即戦力で助かってる」と言いました。
主人公は驚いて顔が火照り、何を言いかけたか忘れてしまいました。
シリウスは、これが終わったらレモンシャーベットがあるから食べるよう、主人公に言いました。
主人公はシリウスに対して、すごく面倒見がいい人だと感じ、
一緒にいると自分がすごく子どもじみてるように思えてくる…と思うのでした。
《キッチン 翌日》
翌日も主人公がシリウスから任される任務は、ちょっとした手伝い(おやつ付き)ばかりでした。
ランチの片づけをする傍ら、主人公はシリウスをまっすぐ見つめ、
これじゃ割に合わない、ちょっとした手伝い以外に自分にできることはないか、尋ねました。
すると、シリウスは「誤解させちまってたみたいだな」と言い、主人公に給与袋を渡し、
主人公がやってるのは“お手伝い”ではなく、”仕事”だと言いました。
主人公はそういう意味で言ったんじゃないと言いますが、シリウスはとにかく受け取るよう促します。
更に、ちなみに週休2日制で、明日は主人公は休みということにする、と続けて、
「街にでも出掛けて息抜きしてきな」と勧めました。
主人公の返事を待たず、キッチンの掃除をしていたセスに声をかけ、
明日セスが非番だったことを確認し、主人公の買い物に付き合ってやれと言います。
主人公は待ってください!と言いますが、セスは「最高に楽しいデートにしてあげるから、アタシに身をゆだねて頂戴」と言いました。
お兄ちゃん??いや、雇い主??
ここまでは優しさが滲み出てる台詞にキュンとしていたから、
このタイミングでこんな台詞を言われて、ドキッとしちゃいました。
まぁシリウスは冗談だったみたいですけど、こんなこと言われたら普通は意識しちゃいますって!!
主人公も主人公で、まぁ色気のない返答で…ww
その後の任務?のくだりも、なんだか、本格的に兄妹?先輩後輩?雇い主とアルバイト?みたいな感じになってて、
少なくともシリウスは、主人公を全くもって恋愛対象としては見ていない気がしちゃいます(^^;)
ここからどうやって恋愛関係に持っていくのか、シリウスがどんなきっかけで主人公を女性として見るようになるのかが楽しみです。
第7話「平和な時間」
主人公にいつになく色香を含んだ眼差しを向けるセスに、
シリウスが「誰が口説いていいと言った」と止めに入ると、
セスは主人公とお出かけできるチャンスを逃したくないだけだと言いました。
それを聞いて、「ならいいが、くれぐれも妙な気を起こすなよ」というシリウスに、
セスが過保護なパパみたいと言うと、主人公は思わず吹き出しそうになりました。
それを見て、シリウスは「傷ついたぞ俺は…」と、わざとらしくしかめっ面をして主人公の両頬をつまみました。
その様子を見ていたセスが、「アタシには注意して、自分はイチャイチャするんだー?」と
シリウスに言うと、シリウスは「俺はいいんだよ」と言います。
主人公は一瞬「え…」と思いましたが、その後シリウスが「保護者なんでな」というと、
保護者かぁ…と心がしゅんとしぼんでしまいました。
そして、主人公は翌日セスと一緒に街へ行くことにしました。
《セントラル地区・市場》
市場には大勢の人が行きかっていて、露店には珍しい物ばかり並んでいます。
心が浮き立つ一方、こんなにのんびりしていていいのかなという疑問が浮かびます。
その主人公の顔を見たセスは、少し話をしようと言って、ベンチへ主人公を導きました。
セスは、赤の軍との開戦まであと5日で、黒の軍は赤の軍に入る気は毛頭なく、
赤と黒の領地の間であるこのセントラル地区は、開戦すれば戦闘地域になること間違いない、と言います。
今はこんなに平和なのになんだか信じられない、と言う主人公に、セスは
「信じられないような酷いことが起きるのが、戦いってものなのよ。」と淡々と語り、
永遠に続くと思ってた日常が無残に引っ掻き回されてしまうからこそ、
今のうちにクレイドルのいいところを主人公にいっぱい知って欲しい、
と明るい笑顔に切り替えて言いました。
そして、シリウスもそう考えて主人公を送りだしたんだと思う、と続け、
「今日は心配事もお休みにして、アタシと一緒に笑顔になってくれないかしら?」と
主人公に尋ねました。
主人公は元気よく返事をし、今をめいっぱい楽しむことが、
シリウスとセスへの礼儀で、お返しだと思い、買い物を満喫することにしました。
《路地裏》
大満足で2人が帰路につくと、路地裏であるものが主人公の目を釘付けにしました。
それは、お尋ね者への注意喚起のポスターで、そこには
「仮面の魔法使い、ハール=シルバーにご注意を」という見出しで、
「国外追放された悪しき魔法使いが、現在も国家の転覆を画策中」と
書かれていました。
主人公はハールについて思わずセスに訪ねようとしますが、そこではっとして、
兵舎の中でハールを見たことやハールがシリウスの友達だと言うことは
軽率に話すのは控えようと思いとどまりました。
そして、主人公はせっかくなんだから買い物に集中しようと気持ちを切り替え、
セスに、皆にお土産を買っていきたいと言い、2人はメインストリートへと引き返しました。
《黒の領地》
黒の軍のみんなにお土産のお菓子を用意した主人公。
しかし、甘いものが苦手なシリウスには別のお土産を探していましたが、
なかなか決まらず、次々店を覗くうちにセントラル地区を出て、
黒の領地に戻ってきてしまいました。
すると、セスが素敵なお店発見!と言って、2人は一軒の店に向かいました。
そこは花屋で、訪ねると中からきりっとした顔立ちの女の子が顔を出しました。
主人公はシリウスに花の種を贈ることに決め、店員の女の子に勧められた種を
買うことにしました。
主人公が、店員の女の子を見て、「綺麗な子……。クールビューティーって
こういうことを言うんだろうな」と思っていると、
セスがその彼女が誰かに似てると思わない?と言ってきました。
しかし、主人公は特に思い当たらず、セスは喉まででかかってるのに!と考えていました。
包装ができ、2人は店を後にしました。
《黒の軍兵舎・談話室》
その日の夕食後、主人公はお土産のパウンドケーキをデザートとして振る舞いました。
そして、みんなにケーキをサーブした後、ソファで紅茶を飲むシリウスの傍へ向かい、
シリウスに花屋で買った包みを差し出しました。
すると、シリウスの目が見開かれていき、包みを見て、領地内の花屋に行ったのかと
主人公に尋ねました。
そして、妙に険しい顔つきで主人公を見つめ、こう言いました。
「――あの店で、何か話したか」
保護者じゃいや!!
心がしゅんとしちゃう気持ち、わかります。
こっちはちょっと(いや、結構?)嬉しかったり舞い上がってたりするのに、
相手はそういうつもりじゃないって、一気に現実を突き付けられる感じで、
天国から地獄…とまでは行かないまでも、結構ダメージ受けますよね(T_T)
主人公はまだ完全にシリウスに恋している訳じゃないですが、
保護者と言われてしゅんとしちゃってたり、シリウスに別途お土産を買って帰ろうって
考えてたりするあたり、だいぶシリウスに心を奪われてる気がします。
セスと出かけてるのに、シリウスのことをちょいちょい考えてますしね♡
恋心を自覚するのも時間の問題!?
第8話「食えないやつら」
主人公は、店では店員の女性におすすめを聞いたりはしたけど、
あの店がどうかしたのかシリウスに尋ねました。
すると、シリウスは居心地悪そうになんでもないと言い、主人公にお礼を言いました。
主人公が「知ってるお店なんですね」と言っても、ちょっとな、としか答えてもらえませんでした。
主人公は、ということはあの店員の女性とも知り合いなんだ、と思うと胸が痛みました。
シリウスが包みを開けるとそこにはラディッシュの種が入っていました。
花の種だと思って買ったと主人公は言い訳しますが、シリウスにからかわれてしまいます。
すると、主人公とシリウスの様子を見ていた幹部達が、割って入ってきました。
セスがシリウスをオッサン呼ばわりすると、シリウスはお前も年長組だろうがと
言いますが、セスは自分がシリウスと同じ枠なのは不本意だと返します。
口の減らないオネエだなとシリウスが言うと、セスは「目つき怖ーい!」と言って
ぴゅーっと走り去っていき、シリウスがそれを追いかけていきました。
主人公はセスとシリウスを心配しつつも、フェンリルの誘いで、
レイ・ルカも一緒にカードゲームをすることにしました。
カードゲームはやけに楽しく、時間はあっという間に過ぎていきました。
《廊下》
主人公達がカードゲームを始めた一方、シリウスとセスは静かに廊下に出ました。
そして、セスがシリウスに今日セントラル地区で私服の赤の兵を見かけたと報告しました。
黒の軍が傘下に入る可能性はゼロだと赤の軍もわかっているみたい、とセスが続けると、
シリウスは、向こうの初手はセントラル地区の制圧かと悟ります。
開戦は避けられないと残念そうな声を出すシリウスを、変な男とセスが言うと、
シリウスは俺はナイーブなんだと応えますが、セスに
「本音をはぐらかすのがお上手ね。食えないオッサン☆」と言われてしまいます。
すると、シリウスはセスは何気なく探りを入れるのが上手いよなと言い、
「本当に食えないのはどっちだ、セス=ハイド」と言いました。
セスはなんの話かしら?と言い、その瞬間、空気が凍りますが、シリウスが
「わからねえならいいさ。なんであれ、俺はお前を気に入ってるぜ」
と言って笑みを浮かべてセスの肩を叩きます。
「……ほんっとに、食えないな」とセスは呟き、話は終わりになりました。
セスは皆のところへ、シリウスは夜食を作りにキッチンへ向かいました。
そして、シリウスは暗い廊下を歩きだし、こうつぶやきました。
「――ランス。本当に引き返せねえのか、俺たちは」
《キッチン 翌日》
主人公は、ルカと一緒に今日の任務であるさやいんげんの筋取りをしていました。
ポーカーのし過ぎで少し瞼が重い主人公を、ルカが気遣い、元気もないみたいと心配します。
主人公は心配させちゃったと思い、ルカに、シリウスに黒の軍の役に立ちたいと申し出たけど、
連日上手くはぐらかされてしまっている、と相談しました。
すると、ルカはシリウスは主人公の申し出を聞くつもりはないと思うと言い、
主人公を安全に元の世界に帰すことだけ考えてる、とつづけました。
主人公が、自分の力不足を嘆いていると、ルカはそうじゃなくてシリウスは誰にでも同じで、
出来る限り仲間が危ない目に遭わないように、流れる血は最小限にという考えを基盤に
シリウスは作戦を立案していると言います。
そして、主人公は黒の軍の一員みたいなものだから守られていればいいと思う、とルカは言いました。
すると、キッチンにシリウスがやってきて、主人公に新たなハードな任務を受ける気はあるかと尋ねます。
ハードという言葉に、ルカが主人公じゃなきゃだめなのかと心配すると、
シリウスは主人公の他に適任者は居ないと言います。
主人公は引き受けますとやる気にあふれて答えました。
謎がいっぱい!!!
ちょっと今回は”?!”マークが頭にたくさん浮かんじゃいました!!
まず、花屋を知ってるって件。まさかの主人公にライバル登場?!
花屋のクールビューティーな女の子はシリウスの意中の女性だったりするの?!
まだわかりませんが、まさかライバルが現れるとは思いもせず進めていたので、
動揺してしまいました(ToT)
(主人公はシリウスに髪をくしゃっとやられた事で、花屋の女の子の件は気にならなくなったみたいですが…。
そうして一喜一憂しているのを見ると、もうそれは恋だよって言ってあげたくなりますw)
そして、楽しく黒の軍のみんなとワイワイやっていたと思えば…
シリウスと2人になったセスが、なんだかいつもと違う!?
本当に食えないのは…ってシリウス、どういうこと!?
なんでシリウスはセスをフルネームで呼んだの!?
どうして一瞬、セスがオネエじゃない台詞になったの!?!?
セスがだいぶいいキャラしているだけに、気になりすぎます…。
他にも、シリウスがランスロットを”ランス”って呼んでることや、
ルカの兄弟関係など、今回は気になるポイントが多すぎて、進める楽しみが一気に増えました♪