フェンリルルートネタバレ・感想
このページでは『イケメン革命』フェンリルルート9話〜17話のストーリーネタバレ・感想を書いていくよ!!
彼からの手紙の内容やプレミアストーリー・スチルについてもネタバレしていくのでぜひ参考にしてみてくれ♪
選択肢などの情報は以下のネタバレ無しの攻略を参考にしてね!!
フェンリルルートネタバレ各話へ移動
- 9話
- 10話
- 11話
- 12話
- 13話
- 14話
- 15話
- 16話
- 17話
第9話「重体のルカ」
セスから、ルカが重傷を負ったと知らされる主人公。
ルカは、フェンリルのおかげで即死は免れたが、まだ意識が戻らず治療が始まっているといいます。
主人公はセスと一緒に、ルカの詳しい容体を聞きに行きます。
《廊下》
主人公がセスと廊下へ飛び出すと、
シリウスとカイルが階段を上ってやってきました。
赤の7であるカイルがいることに疑問を抱く主人公とセス。
なぜカイルがここにいるのかセスが尋ねると、
カイルは今は赤の7じゃなくてただの町医者だと答え、ルカの部屋に入っていきます。
シリウスは、カイルは敵だけど同時にクレイドルで一番腕の立つ名医だと説明し、禁じ手だけれどもちょっとしたコネで連れてきたと言います。
それを聞いてルカの様態が予断を許さないのだと悟る主人公。
そして、フェンリルは落ち込んで中庭に出て行ったと知り、主人公は中庭へと向かいます。
《中庭》
ルカの部屋の真下に座っているフェンリルを見つけた主人公。
フェンリルに声をかけ、そばに腰を下ろします。
主人公とフェンリルは背中合わせになり、寄り添います。
いつかと逆だな、と言ってフェンリルは主人公に自分は落ち込んでいると話します。
クレイドルに来たばかりの時を思い出す主人公。
背中合わせのままどちらともなく手と手が重なり合います。
フェンリルは、主人公に今まで自分はどうしようもない気分の時は
ひとりでやり過ごしてきたけど、こういう夜に誰かがそばにいるのは悪くないなと言って、主人公にお礼を伝えます。
《中庭 夜明け》
何の報せもないまま夜が明けてきて、
主人公とフェンリルが消えていく星を数えていると、
そこにセスがやってきます。
互いに背中を支えあう
さすがに乙女ゲーだし、まさかの事態にはなりませんよね!?(ToT)
と思ってしまいましたが、何とか手術は成功して一安心。
ルカの件を機に、主人公とフェンリルの距離がまたまたぐーっと近づきます。
フェンリルって、戦闘狂とか言われてるけど、イイ子過ぎるくらいイイ子なんですよね。
それはきっと周りもわかっていて、セスやシリウスの話からも、フェンリルの愛されっぷりが伺えます。
落ち込んで、同姓よりも異性に話を聞いてほしかったり、傍に居て欲しい時ってありますよね。フェンリルはまさにそんな状況だったんじゃないかと勝手に思っています。
スチルにもなっていますが、このシーンの雰囲気がまた良くて…
抱き合ったりせず、背中合わせで手をつなぐだけってところがいいですよね?
スチル「What will be, will be」
第10話「兄の見舞い」
買い物袋を手にし、ルカの回復を願いながら兵舎に向かう主人公。
すると、後ろから赤のクイーン・ヨナが主人公を羽交い絞めにします。
混乱する主人公は路地へと引っ張り込まれました。
《路地》
どうしてヨナが黒の領地にいるのか主人公がヨナに尋ねると、
個人的な訪問だと言って、騒がず、ルカのところへ案内するよう言います。
どういうことなのかわからない主人公。
主人公は、ヨナがルカが助かったと聞いてとどめを刺しに来たのではないかと疑いますが、
そこにフェンリルが現れ、ヨナに訪問理由を尋ねます。
フェンリルが弟の見舞いかとたずねると、悪い?とヨナは返します。
ヨナがルカの兄だと知る主人公。
フェンリルからヨナがルカを助けるためにわざと怪我をさせたと言うことを知らされます。
そして、フェンリルはヨナに陽が落ちるまでここで待っていろと言い、主人公にオリヴァー作の魔法銃を預け、ヨナを護衛させます。
フェンリルが去ると、主人公は、ルカの容体についての話題をきっかけに、ヨナに黒の軍でのルカの様子を話しはじめます。
そして、陽が暮れてフェンリルが迎えにくるまで話題に欠くことはありませんでした。
《黒の軍兵舎 ルカの部屋前》
ヨナはルカの部屋の前で、ドアノブに手をかけたまま動きません。
ルカに逢うか悩んでいるヨナに、命懸けで適地まで見舞いに来たんだから、会った方がいいと思うと声をかける主人公。
フェンリルがヨナに、主人公の名前を紹介し、早く入るよう促します。
尖った声で余計なお世話だと言いながら、ヨナは意を決したように部屋に入りました。
《黒の軍兵舎前》
ヨナを見送る主人公とフェンリル。
お見舞いの間、主人公とフェンリルは廊下で兄弟の話が終わるのを待っていましたが、
5分と待たずに兄弟喧嘩が始まって騒がしくなり、慌ててヨナを連れて出してきたのでした。
ヨナは、フェンリルには、協力には感謝しているが、次会う時は戦場だと言い、
主人公には、次会った時にはルカの話を聞かせること、と言って”アリス”ではなく名前で呼びかけました。そしてヨナはかかとを鳴らして歩き去りました。
次にヨナとフェンリルが出会う時は戦場なんだと思うと胸が苦しくなる主人公。
心配するフェンリルに、主人公は少し悲しいとこぼします。
すると、そこにヨナを兵舎に入れたことを叱りにシリウスが現れます。
フェンリルは主人公の手を取って走り出しました。
(プレミアストーリー「恋に似ている」へ続きます)
ブラコンヨナ
(この話以前に、公式に弟を溺愛してるって書いてありましたね(^_^;))
一気にヨナが好きになりました!
個人的にはヨナの驚いて目を見開く顔が好きです!!
弟のために山程のスイーツや本に花束まで持ってきちゃうお兄さん、素敵じゃないですか!!(お土産の内容が、弟に…ってより妹に…って感じだけどw)
そりゃ、あんなに可愛い弟だったら、
ブラコンになってしまう気持ちもわからなくないですよ。
…でも、助ける為とはいえ、弟を自ら斬るという行動は、簡単には理解できません。
立場があるから仕方なかったんだろうけど、苦しかったんだろうな。
自分が悪者になってもいいから弟を何とかして守りたかった、そんな気持ちだったのかなと思いました。
今はルカはヨナが大嫌いみたいだけど、何とか歩み寄れたらいいなぁ。
第11話「つかの間の平和」
赤の橋の攻防について、自分の根回しではないとランスロットに説明するエドガー。
自分ならあんなに雑な処理はしないと言い、何者かが赤の軍と黒の軍の全面戦争を急がせているのではないかとエドガーはランスロットに言います。黙ったままのランスロットに報告を終え、エドガーは執務室を後にします。
《赤の軍兵舎・廊下》
執務室を出たエドガーは、待ち受けていたゼロを前に、足を止めます。
ゼロは赤の橋の件は本当にエドガーの仕業ではないのかと疑いますが、
エドガーは違うと説明し、さらに、ルカは敵でもあると同時に自分の友人でもあると言い、
今回ばかりは自分もいい気持ちはしていないと言います。
エドガーがやっていないならそれでいいとゼロは言い、踵を返します。
去っていくゼロの背中を見送り、エドガーはぽつりとつぶやきました。
「連綿と続く赤と黒の戦い。それは――表向きの歴史なのかもしれないですね」と。
《黒の軍兵舎・廊下》
主人公は、中庭で戦いの準備と訓練にいそしむ兵達を見渡し、
皆の力になれたらいいのになと思いながら、用意したサンドイッチを持って外へと急ぎます。
《中庭》
差し入れのサンドイッチを持ってフェンリルに声をかける主人公。
差し入れにお礼を言うフェンリルに、何かできることがあれば言ってと主人公が言うと、
明日、オリヴァーに依頼している品物を受け取ってきてほしいと頼まれます。
フェンリルと主人公が仲睦まじく話している様子を見ていたのが、セスとレイでした。
主人公たちがいつからあんな雰囲気になっているのかと話しているセスとレイのところにシリウスがやってきます。
主人公たち2人がどーこうなっている仲なら、今だけそっとしておいてやれとセスに言うシリウス。
そして、シリウスにせかされてセスは歩き出しました。
レイも後を追いかけますが、ふと足を止めて主人公たち2人を見て、こうつぶやきました。
「……今だけ、か」
「あいつら、あんないい顔してんのにな」
《ブランの家 翌日》
フェンリルに頼まれたものを受け取りに、オリヴァーを尋ねる主人公。
オリヴァーとの会話から、オリヴァーの発明品の悪戯が、
『殺傷能力がなく、敵の戦意を喪失させる武器がほしい』
すべてフェンリルからのオーダーだと知り、オリヴァーにどうしてわざわざ殺せない武器を使うのか尋ねますが、オリヴァーは知らないと言います。
そこに慌てた様子のブランが帰ってきます。
何があったのか主人公がブランに尋ねると、今すぐ黒の兵舎に帰るよう言われます。
ブランの話によると、ランスロットの声明が発表され、ついに赤の軍との戦いが始まってしまうようです。
フェンリルからの手紙「お遣いメモ」
Dear アリス
オリヴァーんとこへのお遣い、引き受けてくれて助かるわ。
念のため、やってほしいこと、メモして渡しとく。
1 行きがけに、この前一緒に行ったチョコレートショップに寄って、
新作ショコラを味見。(※そろそろ新シーズンの限定フレーバーが出てるはず)
2 オリヴァーから下記の品物受け取り。
メンテに出した魔法銃×3・特殊仕様の弾丸・追加発注の手榴弾(※重いから
持ち運びは護衛に任せること)
3 ブランの口説き文句とオリヴァーの毒舌をいなしつつ、奴らと楽しくティータイム。
4 帰り道に、この前一緒にいったケーキ屋で一休み。
(※前は食えなかったけど、あそこはチーズケーキも絶品)
5 のんびりして息抜きできたら、兵舎に戻ってきて、俺に何があったか話して、
たくさん笑うこと。
以上!気を付けていって来いよ。
P.S.
アリスのお陰で、早々に完全復活できた。
お前みてーな女、他に、いねーわ。
Regards,
Fenrir Godspeed
切ない恋
エドガーはやっぱり謎が多い男…。
仲間内からも色々疑われるなんて、相当やり手なんでしょう。
そんなエドガー、本人の口からルカと友人だという情報が。
お?公式にはそんなの無かったぞ?(確か)
ルカはヨナと兄弟だから、そこからの繋がりかな??これもまた気になりますね…。
それに比べ黒の軍は…
イチャイチャしてる主人公とフェンリルを影から見守る3人を見る限り、
赤の軍と比べた随分呑気そうだなぁと思ってしまいますw
でも、そんな少し呑気な雰囲気だからこそ、レイのセリフが重みを増しますよね。
「……今だけ、か」
「あいつら、あんないい顔してんのにな」
主人公とフェンリルがいい雰囲気になってきて、
主人公が帰ることを忘れがちになりつつあったタイミングでのこの台詞。
いいタイミングで入れてきたなぁ…。
なんだか、胸にチクっと刺さる感じの切なさを感じました(T_T)
第12話「大事なもののために戦う」
レイたち幹部とフェンリルの帰りを待っていた主人公。
そこに、フェンリルがセントラルから帰ってきます。
レイに状況を説明し、早く出撃の合図を出すようせかすフェンリル。
幹部たちも皆、今すぐ出陣する気満々です。
そして、レイは徹底抗戦だと言い、その場にいる全員を見渡した後、
姿勢を正して敬礼しました。
「自由は黒き翼のもとに」
「自由は黒き翼のもとに!」
と全員レイに続きます。
主人公は、行かないでほしいけれども、それは無理だと悟り、
レイに自分も戦場へ連れて行ってほしいと申し出ます。
迷惑は承知だが、自分は魔法を弾き飛ばすことができる、
戦えないし戦いたくないけど、守ることはできる、と幹部たちに力説します。
同情で命を懸けるな、というレイに、同情じゃなく、自分のために戦いたいと言う主人公。
黒の軍で暮らすうちに、皆のことが大事になったから、大事なもののために戦いたいと深く皆に頭を下げます。
すると、フェンリルが片膝をついて、主人公の手を取り、キスを落として、
俺がお前を必ず守り抜くと誓います。
絶対にフェンリルの傍を離れないことを条件に、レイは主人公に戦場に行く許可を出します。
主人公は荷造りをしてくれると言うセスとともに、執務室を後にします。
主人公たちが去ったあと、フェンリルは主人公といつからそういうことになっているのかとレイやシリウスに問い詰められますが、はぐらかしてドアノブに手をかけます。
そして、主人公を笑って返すって決めてんだと言って、苦笑して部屋を出て行きます。
《主人公の部屋》
必要最低限の荷物を準備し、主人公はフェンリルを待ちます。
クレイドルにいられる日数は残り半分を切っていて、残された時間を全てフェンリルのために使いたいと思う主人公。
すると、フェンリルが迎えにやってきます。
バレバレな二人
周りは、主人公とフェンリルがいい感じってわかってるので、
私なら少しイラッとしてしまうかもしれないです…。
だからルカの「あなたに剣が振るえる?」とか、
シリウスの「遠足に行くのとは訳が違うんだぞ?」ってセリフには、
つい”そうだそうだ!!”と思ってしまいました(^_^;)
フェンリルもフェンリルで、皆の前で主人公に膝まずいて手にキス?!
ちょっとちょっと、やりすぎじゃない?!?!
でも、そんなイチャついてる2人に対して、主人公が居る間は誰も何も言わないとか、
黒の軍の皆、レディーに優しすぎですよ…
フェンリルにはちゃんと突っ込んでくれて一安心w
それでも何もないって言い張るフェンリルは強者だなぁと思いましたが、
「あいつを笑って返すって、決めてんだ」
この一言で、きっとレイやシリウスはフェンリルの抱えた想いを悟ったんでしょうね…。
なんだか男同士の絆を感じたシーンでした。
第13話「開戦」
満天の星の下、フェンリルと馬に乗って駆けていく主人公。
そういえばと、オリヴァーから預かってきた武器を受け取ったとお礼を言うフェンリル。
主人公はどうして殺傷能力のない武器を使うのかフェンリルに尋ねます。
するとフェンリルは、戦いは勝たないと意味はないが、勝つこと=殺すことじゃないと言います。
敵も味方も、流れる血は少ない方がいいから、できる限り血を流さない方法で、
最速で完膚なきまでに敵を倒すために最前線に立つんだと説明します。
またひとつフェンリルの知らない面を知り、主人公の恋心はまた大きくなります。
《ブランの家の前》
自宅の外に出て、やけに静かだと表情を硬くするブラン。
その隣で、オリヴァーと呼ばれた長身の男が帽子をかぶり直し、前線に行くと言うブランを心配します。
クレイドルで起きた出来事を書き記すのが自分の使命だと言い、
そして、長生きしていろんなものを見てきたけれど、
セントラルの協定が破られたのは初めてだと言います。
《セントラル地区 公会堂付近》
公会堂から少し離れたところで馬を降りた主人公たちはフェンリルの隊に迎えられ、状況を聞きます。
そして、フェンリルは朝を待たずに出撃開始することを告げ、
手始めに見張りを倒し、公会堂を包囲すると兵達に指示します。
《公会堂》
フェンリルが一人目の見張りの気を失わせたのを合図に、
黒の兵達は見張りの兵をそこかしこで倒していきます。
そして、フェンリルが兵達に作戦を告げ、入り口に兵達が敵を集めたところで、
自分と少数の兵で敵の指揮官を真上からぶっ叩くと言います。
それを聞いて主人公は訳が分からず混乱します。
ブランとオリヴァー
『見た目年齢13歳の天才少年と同じ名で呼ばれた彼』と
曖昧な説明のされ方をしてますが、おそらくオリヴァーなんでしょうね。
(見た目は子供、頭脳は大人…!の某名探偵マンガ的な?wwオゥフww)
まぁ、少年姿も可愛いけど、この姿は…イケメンじゃないですか!!
この姿なら毒舌されてもドキッとしちゃうww
そしてブランもブランで、『僕は長生きして、色んなものを見てきたけど…』って??
どうやら見た目年齢と中身が違うのはオリヴァーだけじゃなさそうですね…。
黒の軍でも赤の軍でもないこの2人の事情も気になるところです。
第14話「公会堂奇襲作戦」
フェンリルの言う意味がさっぱりわからない主人公ですが、フェンリルの部隊たちは号令で行動を開始します。
ほとんどの部下の兵達が公会堂の入り口付近を固め、
10名足らずの残りの兵達は建物の角をめざし、身を低くして走り出します。
主人公もフェンリルとともに建物の角に身を隠し、
そして、フェンリルに背負われ壁を登っていきました。
《ガーデン》
主人公とフェンリルが壁を登りきるとガーデンに足を踏み入れます。
ガーデンに立ち入れるのは各軍の選ばれし13人だけという古いルールがあるので、
フェンリルはガーデンには誰もいないだろうと読んでいたのです。
フェンリルが兵達に作戦を説明し、カウントダウンを始めます。
そして、突撃の合図を省略してフェンリルが走り出しました。
《公会堂・1階ホール奥》
フェンリルの銃声を合図に、兵達が突入してホールは乱戦になります。
主人公は階段の陰に身をひそめて決死の想いで戦いを見守っていましたが、敵兵に見つかってしまいます。
セスに持たされた丸薬でなんとかその場をしのぎ、逃げ出しましたが、
追いかけてくる敵を振り返った瞬間、フェンリルが現れ敵を撃ちます。
撃たれた敵を見ると、指揮官だったようです。
敵の指揮官は、任務が遂行できないなら黒の軍とまとめて消えるまでだと言い、
魔法石を取り出します。
怒号がとどろき、魔法石が異様な輝きを放ち始めます。
黒のエースはダテじゃないっ!!
さすが黒のエース。
部下達への仕切りもバッチリで、頼もしいなぁと思いました。
そして、他のストーリーでもすでに出てきていますが、
銃を撃つシーンは迫力満点で、このゲームの魅力の一つだなと思います。
乙女ゲームでこんなに動きのあるのも珍しいですよね。
臨場感たっぷりで、テンポよく読み進めてしまいました。
オリヴァーの発明品も相変わらずイイ味出してます。
これ、喰らった相手からしたら相当屈辱だろうなぁ…ww
さぁ、次回はいよいよ主人公がその能力を発揮しそうですね!
主人公が力を発揮することでどのような展開になるのか…楽しみです☆
第15話「勝利の女神」
敵の持つ魔法石が異様な光を放ち始めると、主人公の力でその光が弾け散ります。
赤の軍の兵達は戦意喪失し、武器を取り落しました。
《黒の軍兵舎・執務室》
作戦会議という名目で集まり、祝杯を挙げる黒の軍の兵士たち。
主人公が、自分がこの場にいてもいいのかとシリウスに尋ねると、
シリウスは主人公が初戦のMVPで、兵達に勝利の女神と呼ばれていると話します。
シリウスは、敵に立ち向かった主人公の勇気を褒めたあと、
皆に向き直り、今後の作戦について話し始めました。
明日から赤の軍の領地に侵入すると言う話に、とまどう主人公。
そんな主人公に不安になったらおれを見ろと言って頬を撫で、
行こうぜと歩き出すフェンリル。
そんな主人公とフェンリルを見て、もどかしさを感じる他の幹部たち。
そして、レイがセスに一つ頼みごとをします。
《赤の軍兵舎》
ランスロットに、フェンリル率いる黒の軍が、赤の橋を突破して
赤の軍の領地に侵入したと報告するエドガー。
黒の軍には主人公が同行しているため、魔法攻撃が効かないとエドガーは捕捉し、
自分もこれから前線に向かってフォローすると言うと、ランスロットにその必要はないと言われます。
エドガーが目を見開きますが、ランスロットは書物に目を落とすことで
一切の質問を封じ、それを見てエドガーは部屋を後にしました。
《赤の軍領地・小さな町》
建物の陰から黒の軍をじーっと見つめている少年に
主人公は声をかけますが、逃げられてしまいます。
そこにフェンリルが現れ、主人公はこの町の人たちに怖い思いをさせているんだ、とやるせない気持ちを吐きだします。
そんな主人公に、フェンリルは一般領民に手出しはしないと誓約を立ててきたと話します。
そこに、セスが現れ、今夜の宿について説明し、主人公たちに鍵を渡します。
《宿・主人公の部屋》
シャワーを浴びてベッドに寝転がる主人公。
すると、髪をタオルで拭いていたフェンリルが、硬直してドアの前に現れます。
お互い、ここが自分の部屋だと混乱していると、セスが現れ、2人は同室で、ほかに空き部屋はないと告げます。
そして、セスはフェンリルを部屋に押し込むと廊下側から鍵をかけます。
セスの足音が遠ざかり、部屋に入れられた2人は顔を見合わせます。
(プレミアストーリー「ベッドの上じゃ眠れない」へ続きます)
二人の恋の架け橋の皆様
予告でなんとなーく想像はしてたけど、まさかの同室?
でも。その同室になった経緯が、アクシデントやハプニングじゃなくて、レイの計らいな所がいいですよね。
シリウスも、セスが主人公とフェンリルを追いかけようとするのを、5分だけ待ってやれって言うし、
セスも『さっさと幸せになりやがれって思ってる』みたいだし、
黒の軍のみんなは主人公とフェンリルに幸せになって欲しいって思ってるんですよねぇ。
なのに、当の本人達は頑なに認めようとしないんだから…(´-ε-`;)
レイもむずむずするって言ってるけど、ホント、もどかしい!!
第16話「恋と戦の行方」
主人公が朝起きると、すでにフェンリルの姿はありませんでした。
身支度を整え、主人公が外に出ると、フェンリルとセスが喧嘩をしています。
主人公はふたりの間に割って入り、2人を宥めます。
フェンリルが、昨晩、散々な目に遭ったことについて、お前も怒っていいんだぜ?と主人公に言いますが、
主人公は、昨晩の件について、別に散々と言うほどでもなかったと言います。
そして、フェンリルはそうだったの?と尋ねると、フェンリルは困った顔をしてしまいます。
セスが話を切り替え、フェンリルとセスは今日の作戦について話しはじめます。
セスは拠点づくりを、フェンリルは地形確認をすることとなり、
主人公はフェンリルと一緒に町の先にある森へ急ぎました。
そして、主人公たちを見送ったセスは眉間にしわを寄せ、
主人公が辛い想いをしないといいけど…と心配します。
《赤の軍兵舎》
赤の軍では、ヨナがエドガーに対して不満を露わにしていました。
その場に同席していたゼロも、エドガーの発言に驚いています。
黒の軍に領地を侵されたため、一刻も早く体制を立て直すためにヨナは兵舎に戻ってきたのですが、
援軍はすぐには出せないので次の出撃は命令が下るまで待つよう、エドガーが言うようです。
エドガーは、2人にこれはランスロットが決めたことだと説明します。
ただし、援軍を差し止める理由についてはエドガーも聞いていないと伝えると、
エドガーの話が信じられないヨナは、自分で確かめてくると言い、外へ出て行きました。
ヨナが苛立ちながら廊下を歩いていると、ランスロットの部屋のドアが開き、
廊下から中のランスロットへ、絶対に安静にしているように呼び掛けるカイルの姿が見えました。
しかし、カイルはすぐにドアを閉め、中からの返事は聞こえません。
ヨナはカイルにランスロットの部屋で何をしていたのか尋ねますが、はぐらかされます。
そして、ランスロットが少し風邪気味なので絶対に部屋に入るな、と言って去っていきました。
立ち去るカイルを、怪訝な表情でヨナは見送りました。
《森》
森に到着した主人公とフェンリル。
フェンリルは生き生きして森を見渡し、地形を確認します。
そんなフェンリルを見て、昨日よく眠れたんだねとほっとする主人公。
主人公に対し、フェンリルは少し怖い表情で、本気でそう言ってるのかと言ってため息をつきます。
そして、主人公の寝顔がやたら可愛かったと主人公をからかいます。
フェンリルとじゃれあっていた主人公は、ふと、あと1週間もしたらフェンリルの笑顔が見れなくなると思い、
フェンリルをまっすぐに見つめ、自分がもしもこの国に残ると言ったらどうする?と問いかけます。
フェンリルからの手紙「昨日の夜の詫び」
Dear アリス
昨日の夜は、ややこしいことになって、迷惑かけた。
お前は「嫌じゃない」って言ってたけど、やっぱ謝っとくわ。悪かったな。
でもな、お前もどうかと思うぜ?
あの状況で「一緒に寝よう」なんて言われて、勘違いしねー男はいねーぞ。
俺が紳士で助かったな、ほんと。
お前はぐっすり寝てたけど、俺としては、拷問だったわ。
なんてな。
向こうの世界に帰ったら、もっとちゃんと気をつけろよ。
俺がボディーガードしてやれんのは、あと少しだからな。
Your friend,
Fenrir Godspeed
赤の軍の秘密
まぁ、赤の軍が援軍を出さないのは、主人公や黒の軍にとってはいいんですけどね。
ランスロットが何を考えているのか、クイーンであるヨナですらわからないとなると、何だか少し怪しい感じがしますね。
ただし、カイルは何だか訳知りそうですけどね…。
カイルって、ルカの治療の時に黒の軍にも来てましたが、何者なんでしょうか??
ただの医者だ、とは以前言っていましたが、今回も唯一ランスロットと接触してるし。
ただの風邪、…ではなさそうなランスロットの様子も気になりますが、このカイルについても色々気になるところです。
第17話「入らずの森」
自分がもしこの国に残ると言ったら、
ずっと黒の軍のみんなと、フェンリルと一緒にいるって言ったらどうする?とフェンリルに尋ねる主人公。
それに対し、フェンリルが、
「もしお前がそう言うのなら、俺は…」と、見つめ合ったまま言葉を途切れさせた瞬間、フェンリルの目が鋭く光り、主人公の手首をつかんで走り出します。
すると、銃弾が主人公達の後に放たれます!!
2人は木陰に走り込むと、フェンリルが手榴弾を投げます。
爆音が響き、辺り一面がもやに包まれると、主人公はフェンリルと手をつなぎ、走り出し、草むらの中に身を隠します。
しかし、辺りをうかがうと誰もいません。
今はのんびり遊んでいる場合じゃないと言ってフェンリルが銃を放つと、
数メートル先の木の上から人がひとりドサッと地面に落ちます。
横たわる人物は、真っ黒なローブに身を包んでおり、赤の軍ではないようでした。
何者だ?とフェンリルと主人公が顔を見合わせたその時、
どこからともなく声が響き、周囲が光りだします。
魔法の攻撃だと感じた主人公が、攻撃が消えるよう願うと、光が弾け散ります。
どこからともなく声がして、主人公の力をどんな手を使ってでも自分たちの物にすると言います。
それを聞いたフェンリルは主人公を森の奥へ先に行かせ、自分は敵を足止めします。
そして、敵の攻撃が緩んだ隙をついて、2人は森の奥深くへと駆け込みました。
《森の奥》
森の奥へ駆けこむと、そこには川がありました。
フェンリルと主人公は状況確認をし、このまま西へ進んで、
最悪、「入らずの森」を経由して、赤の領地を迂回しながら黒の領地へ戻ることに決めます。
入らずの森について主人公が尋ねると、フェンリルは、
クレイドルの国土を外から囲む深い森のことで、お尋ね者が住み着いているとかいないとか…と説明します。
ふたりで絶対黒の領地へ帰ろうと話していると、進行方向で茂みが揺れて複数の人影が数メートル先に現れました。
背後からも複数の足音がきこえ、囲まれた主人公達は川に背を向けて走り出します、
深くなる森を、追っ手をどうにか引き離しながらさらに走ると、
とび出した先で待ち受けていたのは、断崖でした。
《断崖》
ぼんやりしていたら追いつかれると焦る主人公をよそに、
フェンリルは少しだけ我慢なと言って、主人公に、
1メートルほど下の断崖にある横穴に隠れているよう指示します。
自分はフードの男たちと戦うと言うフェンリルを主人公は心配しますが、
フェンリルは、敵は恐らく魔法石を切らせたから、ここは任せておけと伝えます。
主人公が、フェンリルを信じて横穴に入って隠れると、
敵が現れたようで、止まない銃弾の音と人が倒れる音が主人公の頭上に響きます。
やがて音が止まったと感じた主人公は、気付かれないよう穴から顔を出します。
残った敵兵1人を挑発するフェンリルに、敵兵は小さな魔法石を取り出し、魔法攻撃を仕掛けます。
それを見た主人公は無我夢中で崖をよじ登って走り、魔法を無効化しようとします。
しかし、タイミングが少し遅く、全部は消しきれませんでした。
すると、主人公が見えない力に押されて足が浮き上がり、身体が宙に投げ出され、
叫ぶ以外何もできずに一直線に落下します。
そして、主人公の意識がブラックアウトする直前、フェンリルが主人公の名を呼ぶ声が聞こえました。
新たな敵!?黒幕は誰!?
邪魔が入ってしまいました…
主人公たち2人の恋の行方も気になりますが、
戦いの方も新たな展開が発生しました。
今回襲って来たのは赤の軍ではないみたいだし、
新たな敵登場といったところなのでしょうか?!
うーん、これ以上敵が増えるの?!
なんだか面倒なことになりそうですね…。
赤の軍だけじゃなくて新しい敵にも狙われ…
主人公はますます大変ですが、大変な敵から逃げ回る分、
フェンリルとの距離ももっと縮むことを期待します…?
そして、気になるのは、敵のあの風貌。
以前セスが倉庫で話していた人と同じなんですよね…。
セスは黒幕なの?!裏切られちゃうの?!そんなの想像するだけで嫌です…(;_;)